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ずっと自然の中で暮らしていきたいから。シャンパンゴールドでお二人だけの結婚指輪を。#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。くるりと曲げて柔らかいけれど、丸くなると堅くなるリングの不思議。何百年と変わらず、劣化の少ないk18ゴールドは結婚指輪には最高の素材だと思う。

ゴールドを数えるときは24進法を使うのだけど、18金は18/24が純金で、後の残りに複数の金属を配合して硬く仕上げている。(合金は2種類よりも3種類と組成の数が増えるほどに硬くなる特徴があります)そして残りの6/24に何を使うかで、微妙な色調や質感が変わってくるのが面白い。

お二人が選んでくれたシャンパンゴールドは肌触り柔らかで、どこか植物的な色調は穏やか目。島の自然への溶け込み具合もすごくて!ついつい庭先でリングを眺めながら制作を進める日々だ。

山茶花やツワブキの咲く大好きな屋久島、大好きなシャンパンゴールドでお二人の結婚指輪を作っている。

さて、今日もじっくりと作り進めている。

悠久の輝きと大地の時間を感じながら、リングのアウトラインを丸く造形してゆく。

金属にも息吹を感じるし、風や海、山々にも。日本の風土から生まれるジュエリーを作っていたい。

海からアトリエに帰ってきて、熱いコーヒーを飲んでまた作業机に。

少しずつ寒くなってきて、里芋も大根も人参も美味しい季節になってきたなあ。お二人は農作業を営んでるからか、美味しいイメージが時々浮かんでくる笑。

初めてお二人からお便りをいただいたとき、「ずっと自然の中で暮らしていきたいと考えているので結婚指輪は自然をモチーフにしたものと考えていました。」と言ってくれたのがとても印象に残っている。

身近にある海に感動をする、暮らしに馴染むデザインを作る、お二人が育てる果物をモチーフに刻む。

とてもシンプルなことが、なかなか複雑に見えてしまうのが今どきなのかなとも思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

山茶花やツワブキの咲く大好きな屋久島、大好きなシャンパンゴールドでお二人の結婚指輪を作っている。

屋久島サウスのアトリエです。あと少しで12月。山茶花やツワブキの咲く大好きな季節は、大好きなシャンパンゴールドでお二人の結婚指輪を作っている。

土に触れて植物を育てながら暮らすお二人とは“好き”なことで繋がっていると思う。こちらは植物をモチーフに鉱物を素材とする日々。海を隔てて遠く離れていても、同じように大地を感じながら指輪作りの時間を分かち合えるのは嬉しい。

シャンパンゴールド結婚指輪作り、お二人と植物にまつわる物語。始まり編 #屋久島でつくる結婚指輪

実のところ、島に暮らすまではこことは対極の街で生まれ育ってきたので、自然に対する憧れは人一倍あったのかもしれない。名前の知らない小花や冷たい空気、あたたかな光を確かめるように過ごす何気ない日々がいつまでも新鮮。

きっとこの花はお二人の場所にもあるだろう。寒く冷たく、でも豊かな作物が実る田園風景を思い描きながら。

シャンパンゴールドの素材はくるりとリング状になった。彼も彼女も同じ2.3mmのリング幅。なんだかもうこの時点でお揃い感が微笑ましくて!陽だまりの中でポカポカとしてしまった昼下がり。

結婚指輪は2本揃った時のバランスも大切になってくるので、時々こうして対にしながら作業を進めていこう。

手作業の多い日々で快適を与えてくれるのは丈夫なこと、そしてシンプルなこと。小さな傷がついたりするのも味わい深く、そして時折お磨き直しでリフレッシュをしながら、ずっと長く手の中にあるお二人のリングを思い描いている。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シャンパンゴールド結婚指輪作り、お二人と植物にまつわる物語。始まり編 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪を作り始める日。庭先でいつもの花々を眺めてからの、アトリエに。それにしてもこの1日でぐぐっと開花が進んだのには驚いた。植物たちのダイナミックさにはいつもインスパイアされる。一歩ずつ、そして力強く、オレも作業の手を進めていかなくっちゃ。

今日も屋久島にありがとう!海の向こうから大切なジュエリー作りの声をかけてくれてありがとう!

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島の友人にオーダーメイドしました。ダイヤモンド×プラチナ、小さなしずくのネックレス #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の友人に作りました。小さなしずくのネックレスは、アトリエの周りに咲き始めたツワブキの花とともに。

水滴のような、ひかりのような、プラチナとダイヤモンドのひとしずく。屋久島のかけらのようなネックレスは大切なプレゼントにぴったりのジュエリーだと思う。

同じ屋久島に暮らす彼とはサウスの公園でお会いして、来たるべき日を目指してオーダーメイドの相談を進めてきた。なので完成した喜びもひとしお。ご婚約の節目となるジュエリー作りの声をかけてくれてありがとう!

いよいよだなとドキドキしながら、ネックレスを秋の光の下で眺める。

しずくのしずくネックレス platinum, diamond

太陽の方角に向けてネックレスをかざしてみると光がダイヤモンドを通り抜けて多彩な色彩に変化する万華鏡感。プラチナとの組み合わせはとてもすっきりシンプルだけど、実に奥が深い。表情の豊かさについつい魅入ってしまう。きっとこれなら長くお使いいただけるだろう。

あとひとつ、しずくの形をいつもよりも丸く、ころりと造形したところも今回のジュエリー作りのこだわりのところ。彼が思いついた、ちょっとしたひらめきが新しい形を作り出す、オーダーメイドの素晴らしいところだと思う。

彼にとっても、彼女にとっても屋久島で過ごす秋は初めてになるのか。これから新しく始まるお二人の日々に、この小さなネックレスがさりげなく、キラリと輝く瞬間があると嬉しい。

それにしてもあたたかな昼下がり。ほんと、光のひとしずくみたいだ。

ずっと長くダイヤモンドの輝きを感じていただけるように、じっくりと丁寧に造形いたしました。

楽しいジュエリー作りをありがとう。そしてお二人とは島の買い物や郵便局であったりするかもですね。これからもよろしく!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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