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毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

雨上がりの屋久島サウスです。なんだか驚くほどに暖かくて、植物たちも春めいてきているような気がするけど、いかに。

植物たちの季節をキャッチする力はすごい。百合の葉もこんなにも大きくなってきているし。一日の成長は気がつかないくらいささやかだけど、気がつけばもう追いつけないくらいに立派になっているのだから。日々を小さく積み重ねていく。大切なことはいつもここで学んでいる。 

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

今日はファーストタッチとして、リングの土台を形成するところを。ケーキ作りで言うところのスポンジ作りの基礎工程を、ここはひたすら精度を上げて進めていく。

プラチナ素材をくるりと巻いて、寸法に合わせて糸鋸で切断して、酸素トーチにかけながら両端を接合する。何度も繰り返した作業だけど、同じ日はないのだなと毎回のように思う。精度を求めつつも生まれてくる手作業の歪みのようなものに、心地よい趣を感じながら。

高温を纏ってオレンジ色に輝くプラチナを静かに眺めている。

彼のリングが2.5mm幅で彼女のリングが2.3mm幅。これまでラインでお話ししたり、サンプルリングを届けたりしてデザイン作りをご一緒したお二人は、同じ素材で同じデザインを選んでくれた。2本のリングが近しい雰囲気を纏うように、一つ一つの工程を交互に作り進めようと思っている。二人三脚みたいに歩調を合わせながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

月曜日がやってきました。今週も伸びやかに参りましょう。

春よこい。もう少し冬のままで。もつ鍋も食べたいし、そろそろジェラートも気になってきているし、日本ならではの楽しみでもありますね。みなさまも美味しい日々を。素敵なジュエリーライフを。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。そういえば、まとまった雨は今年初めてなのか。

屋久島がご縁で出会った彼女の結婚指輪作りを始めようとしたところに、この雨は素敵なタイミングだった。

しとしと雨降りは屋久島が屋久島らしくある時間だと思う。庭先の緑がどんどん濃くなっていく。これは島の祝福なんだなということがスッと入ってくる。おめでとう。大切な結婚指輪作りの声をかけてくれてありがとう。

雨の日は重たいけれど、背中を押されるように励まされるし、水の音に包まれているからか平らな気持ちに包まれる。お二人にはそんな優しい指輪を作りたい。

窓の向こうに、散歩道に広がるしずくの世界に魅せられながら、出会ってからこれまでの色々や、こらから始まるお二人の時間に思いを馳せている。

屋久島でつくる結婚指輪

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日々の暮らしが好きだから!オーダーメイドでお届けする、ピンクゴールド、細くて繊細な結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。毎日つけるものだし、約束のようでもあるし、結婚指輪は日々の暮らしに寄り添ってくれるジュエリーだと思う。何気ない、いつもの暮らしが愛おしい。

屋久島よりもずっと南の島でこれから始まるお二人の時間を思いながら、今日も作業机に向かっている。

二人で過ごす、何気ない日々の風景が好きだ。

お二人のキラリと輝く瞬間と、このリングが共にありますように。 

ここでリングをバトンタッチして、彼女のピンクゴールドを眺めている。庭ではハイビスカスも咲きはじめたのかあ。

赤で思い出した、美味しかったトマトソーススパゲッティのレシピも挟んでおこう。

・玉ねぎみじん切りをたっぷりのオリーブオイルで炒める。塩をしてしんなりと。

・玉ねぎ柔らかくなったところでニンニクのみじん切りを加えて、さらに炒める。

・強火にしつつ、ホールトマトを1缶投入。ホールトマトは裏ごししていればベターです。

・気持ちオリーブオイルを足してさらに強火で煮詰めていきます。

・水分が飛んだところで、塩、胡椒、蜂蜜で味を整えて。

・パスタを入れる前に多めの茹で水で伸ばしてバターを入れてぐるぐる。

・パスタは6割ほどの硬さであげて、水分多めのソースで、麺にソースをからませるようなイメージで煮詰めていきましょう。あと少しです!

・アルデンテ近くなってきたところで、パルメジャーノレッジーナを少しふりかけて、ぐるぐるして、出来上がり。お好みでさらにチーズや胡椒などをふりかけて召し上がれ。

さて、彼のリングの印象が新鮮なうちに彼女のリングを手にとって。

お揃いのアウトラインを造形していこう。k18ピンクゴールド。細くて繊細なスタイルだ。

デザイン作りでは彼女の好きなスタイルがあって、それに合わせるように造形を進めた彼のリングがあって、彼のリングを横に眺めながら彼女のリングの造形を進めている、この繋がり感。二人で暮らすことは一歩ずつ足を踏み出してゆくことなのかもしれない。

はみ出さないように、少しずつピンクゴールドを削り出しながら、静かな気持ちに包まれている。

夕暮れ時、作業がひと段落して庭先へ。柔らかにラウンドしたピンクゴールドのリングが西日を浴びて褐色に輝いている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島リズムで結婚指輪を作ること。シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。