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土と火と。はるか昔から変わらない結婚指輪作りの手法とは。

屋久島の木々 差し込む光 

アトリエのある屋久島サウスはスカッと晴れ渡る青空が広がり、

この季節、そのような天気のときはとてもとても寒くなるのがお決まりとなっていて、

今日はついにアラレが降るほどの冷え込みとなりました。

 

屋久島 新芽

寒さがピークということは、同時に春に向かい始めているということなのだろうか。

木蓮の花芽も少しずつ大きくなってきています。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 プラチナ、ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

さて、月の指輪の制作はゴールドのリングに加えてプラチナのリングが出来上がり、

その二つをこれから組み合わせようとするところ。

早くも現れた前半の山場に望みました。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 バーナーの火 プラチナ、ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

プラチナのリングとゴールドのリングに火を当てて、その二つを一つとします。

土から生まれてきた金属に、火を当ててカタチを形成してゆく。

火は大きすぎず、小さすぎず、長く当てすぎず、短すぎず。

この動き、このタイミングは遥か何千年も昔から行なわれてきた金属工芸の手法とほとんど同じもので、

道具が新しくなりながら、今へと受け継がれてきているものなんです。

そうやって出来上がったジュエリーはもちろん、100パーセント土から生まれてきたもので、

だからこそ僕たちの生活や心に深くフィットするものなのかもしれませんね。

地球のリズムに合わせるように。

まだまだ制作は続いてゆきます。

 

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました!

また明日も、ここで。