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つけ心地で選ぼう!マリッジリングのサンプル作り 海の月ネックレス

屋久島の森 見上げる構図で

昨日出来上がったばかりのマリッジリングのサンプルを朝一番で郵便局まで投函に行き、ちょうどトラックがでる直前に間に合ったので嬉しい気持となり、いつもよりも少し遠回りをして森の中を抜けてアトリエに戻る途中に気持ちのよい景色に出会いました。

ここにいると、制作でキュッとなった気持ちが不意にフワッとなる瞬間があるのでありがたい。

県道から少し外れただけで、気持ちのよい森がたくさん広がっているのですよ。

島に来られることがあれば、ぜひ、少しハンドルを切って遠回りをしてみてください。

未知の世界にドキドキしますよ 笑

作業風景 手元 結婚指輪作り

アトリエでは、さらにさらに

次なるマリッジリングのサンプル作りが始まっていて、

朝のリフレッシュが良かったのか、ぐいぐいとその工程が経過してゆきました。

作業風景 手元 結婚指輪作り2 シルバー 屋久島でつくる結婚指輪

ぐいぐい。

image

お昼休みには、とれたて野菜のサラダにナッツや木の実をザクザクと混ぜてフルーツソースで和えたものをボウル山盛り食べて午後のリフレッシュとしました。

フルーツソースはここ最近こっていて、日々微調整を加えながら進んでいるのですが、今のところのベストレシピを途中報告しておきますね。

タンカン1個、レモン1cmほどのスライス、アマニオイル大さじ1.5、塩コショウ少々、醤油大さじ0.5

とてもシンプルな配合で、これが美味しいんです。

僕は甘めを好んで使っていますが、酸味が強いものをお好みの場合はレモンの量で調整されるとバッチリだと思います。

サラダにはアボカドを入れても美味ですので、よかったら試してみてください。

 

 結婚指輪のサンプル シルバー 屋久島でつくる結婚指輪

夕方の緑の中で、出来上がったばかりのサンプルを眺めながら、きれいだなと自画自賛をしていました。

ご覧頂いている通り、今回はメンズレディースともにスリムなアウトラインとなっていて、

スリムながらにしっかりとした“芯”を感じることが出来るようにリングセンター部分の厚みを大幅にアップさせてあるんです。

一つのリングにはたくさんの細かいスペックがあって、微調整が施されておりますが、

実際、リングをお選びいただく際には直感で、

気持ちよいかどうかでお選びいただくのが一番だと思っております。

 

つけていてワクワクした気持ちに満たされるような、

静かな気持ちになることができるような、

そのようなリングだと最高ですね。

僕もそこを目指して日々制作机にむかっています。

 

 

月形のネックレス 夜光貝 ゴールド

最後に、先週大人気だった“海の月ネックレス”

これを見ていたらまた海へ出かけたくなってきたなあ。

ここで出会った感動を、ジュエリーを通じて共有して頂きましてありがとうございます。

ジュエリーで、そしてここのブログで、何かを受け取って頂いていることにいつも何かを与えてもらっています。

これからも誰かのためにジュエリーを作ってゆきますね。

明日もまたジュエリーです!

結婚指輪作り 初めの第一歩

屋久島 新芽 そら

こんにちは、みなさん。

日曜日はいかがお過ごしでしたか?

こちら屋久島では柔らかな新芽の姿も見るようになり、

もう春であるはずなのに、なかなか寒い!

アトリエの中ではまだ冬モードで、

僕はじっくりと制作を進めておりました。

image屋久島の小花 見上げ構図

そうそう、

庭ではお気に入りの白い花が咲き始めたのですよ。

地面から20cmほどの高さのところで咲き、さらに下を向いて咲くのが特徴のようで、

このアングルを得るために地面にほっぺたがつくくらいの低い位置からカメラを構えていた。

これはもう、蝶々とかの目線かもしれませんね。

春が近くなり、お花のジュエリーのことも気になり始めたかも。

マリッジリングのサンプル 屋久島でつくる結婚指輪

出来上がったばかりのサンプルリングはこのように詳しいデータやデザインの詳細、おすすめの素材のことや、お値段のことなどなどを書き添えられて、

いくつかの素材サンプルとともに海を渡り、お手元へと届けられます。

まずは最初の第一歩が踏み出されたなと一安心し、

ここで熱いコーヒーを二人分作ってミルクを入れて妻に一つを渡して、

それをぐいっと飲み干してさらに次なる制作へとシフトをチェンジした。

(コーヒーは一気に飲み干して後味を楽しむタイプなんです。)

作業風景 結婚指輪のサンプル作り シルバーリング

言葉、というのは何よりもそれを発する人のことをよく現すものだなあと思う。

とてもとても繊細に。

何度かのメールのやり取りの中で、送られてきた言葉はそのようなデリケートなイメージに包まれていました。

繊細であると同時に、その奥にとても強い芯のようなものを感じられて、

それらがセットのようで、いつも気持ちよい。

 

繊細で力強く。

そのようなイメージで今回のマリッジリングを作っていこうと思っています!

動物でいうと、草食動物のキリン的な静かさとチカラ強さでしょうか。

野菜でいうと、山盛りパセリをスムージーとした時の爽やかさと冴えるような感覚でしょうか。

そういえば、お二人も動物園やお花がお好きだと言っていたなあ。

素敵なテーマですね。

楽しい制作はまだまだ続きます。

屋久島旅で出会ったジュエリーは? 

屋久島しずくギャラリー室内 作家 中村圭

昨日たまたま、しずくギャラリーの前である旅人から声をかけて頂いた。

「ケイさんですよね!いつもツイッターで作品を見ています!時々、顔の写真ものせられているのですぐにケイさんと分かりました」

そして今日。

ちょうど雑誌の取材があってギャラリーをオープンする予定があったので、冬休みだったのだけど、うまく彼女にも作品を見て頂くことができ、

ああ、たまには自分の顔を出しておくものだなあと啓示めいた教訓をみつけ、今日は久しぶりに僕の写真からのスタートとさせて頂きました。

僕は元気ですよ!

屋久島しずくギャラリー のディスプレイ ゴールド、パール、指輪、ピアス

旅人の彼女が気に入ってくれたパールのジュエリー。

屋久島しずくギャラリー の窓際ディスプレイ ゴールド、パール、指輪、ピアス

今日はヒカリが美しかったので、窓際にも並べてみました。

「いつもここで写真を撮っているのですよ。緑が綺麗なんです。」

そんな説明をすることも出来てよかった。

 

彼女は今回の旅でたくさんの偶然(のような必然?)に巡り会い、

訪れる予定で無かった屋久島に、僕のジュエリーのイメージもあって引き寄せられてきて、変える予定だった日にしずくギャラリーにやってきて、

そこで裕子さんの絵に出会って、帰る予定をキャンセルし、その足で白谷雲水峡へと車を走らせて行った。

 

「自分がうまくいっているイメージを抱きながら進むように」

そんな言葉をこの旅で出会った人に渡されたと言っていた彼女ですが、

あの後、雲水峡に行ってどうなったんでしょうか。

あと何日かして、普通にスパーマーケットで再会したりして 笑

気になりますね♪

 

 

屋久島の花

そして、アトリエです。

シルバーのリング3本 屋久島の緑バック 結婚指輪のサンプル

ゆっくりと進んでいるマリッジリングのサンプル作りは大詰めで、

3個目が出来上がり、

屋久島でつくる結婚指輪 シルバーのサンプル 作業台の上

今日の終わりには4個全てのリングが出来上がりましたよ。

マリッジリングのサンプルはその時々に合わせて、

必要な個数やバリエーションを揃えてお送りすることにしています。

今回はこれに素材のサンプルを付けてひとまとめとなる予定で、

このリングを実際に付けて頂いてご感想を頂き、

そこからまた新たなるイメージを膨らんでゆくのがとても楽しいです。

 

出来上がってゆく過程も楽しいマリッジリング作りってよいですね。

まだまだ素敵な時間は続きます。

海の泡 ネックレス 受け継いだジュエリーをリフォームして作りました

オーダーメイド パールのネックレス 屋久島の海バック ゴールド

海の泡 ネックレス。

新しい作品が出来上がってすぐに海まで出かけた。

北風がびゅんびゅん吹いていてとても寒い日だったけど、このジュエリーはやはり海が一番似合うだろうと思った。

 

パールの粒とゴールドの粒それにゴールドの丸い線を組み合わせて作ったジュエリーは、

海の泡泡をイメージして作ったもので、

砕ける波、広がる白い泡、差し込む夕暮れ時の色彩、

一人で海に入っていると美しい時間に包まれて、あまりにもそれを誰かと分かち合いたく、その感動をジュエリーと置き換えてみました。

 

白バック パールのネックレス ゴールド 

実はこのネックレスに使われているゴールドは

ご依頼いただいた方のおばあさまが使われていたリングの素材をリサイクルして使用したものなんです。

長い歴史を渡ってきた大切なお品を、できるだけ使う機会の多いものとなるように、指輪についていたパールとゴールドを使ってネックレスといたしました。

とっても大切なものだけに囲まれて暮らす時間も素敵ですね。あこがれます。

貴重な制作をさせて頂きましてありがとうございました!

 

これはずっと持っていたいけれど、なかなか使う機会が無い。

ゆくゆくは譲り渡せるようなジュエリーを作っておきたい。

そんな想いがおありでしたら、ぜひ声をかけてみてください。

大切に。丁寧に。

時を渡るジュエリーを一緒に作ってみませんか。

屋久島の空 夕暮れ時

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。

気持ちのよい質感のリング 結婚指輪のサンプルを作る日!

屋久島 スモモの花と雨の雫
屋久島 すももの蕾と雫

雨がしとしと降り続いて、スモモの花が咲き始めると、

屋久島ではそれは春がやってきた合図で、

まだまだ寒いのになあと思いながらもしかし、僕の中では確かに季節は巡ったこととなりました。

市場ではレタスの姿も見るようになってきましたよ。

 

みなさん、そちらの春具合はいかがですか?

そろそろ生野菜をジャキジャキと食べるのが美味しい季節でもありますね!

 

 

シルバーのリング 制作途中 マリッジリングのサンプル

マリッジリングのサンプル。

こちらはメンズのリングで、

頭の中に描いてあったカタチを目指して一気に銀の塊を削り落としていった。

表面は柔らかく丸いシルエットで、側面をストンと落としてシャープな印象としたものをまず一本。

 

メンズのリングは柔らかい素材を使用して使ううちに味わいが増してゆくようなスタイルと仕上げたいので、丈夫に使って頂けるようにガッチリとボリュームをつけてみた。

荒い紙ヤスリでガリガリと削ったテクスチャーもなかなか素敵です。

ここから気持ちのよい質感を目指してゆきますね!

 

それにしても、ほんの少しだけヤスリの角度を変えるだけで、そこにまた新たな表情の可能性が見えてくるのが面白いなあ。

手を動かしているうちにまたインスピレーションが湧いてくるので、早く次のリングを作りたい気持ちを抑えて、今日の制作をここまでとしました。

 

明日もまたジュエリーやりますね。

Kei Nakamura Jewelleryにお越し頂きましてありがとうございました。

お二人に似合うスタイルで。結婚指輪のサンプル作り。

屋久島のスミレ

朝の事務仕事を終えて、これから制作を始める前にふらりと散歩に出かけた時、

今年最初のスミレに出会った。不意だった。

当たり前ですけれど、去年の今からちょうど一年が経ったのですね。

長かったのだろうか、短かったのだろうか、

少しの間原っぱに座り込んで考えてしまった。

 

一年を過ごしていると、本当に色々な出来事があって、

それは嬉しいことだったり、とても大変なことだったりするのだけど、

こうして一年ぶりに花に出会ってみると、ぐるりと一周回ってリセットされたような気持ちになり、肩の力がふっと抜けてゆくような気がします。

僕にとっては春のスミレが特に、そんなイメージがありますね。

 

この花を見ると何かを思い出す、みたいなこと、みなさんはありますか?

 

制作風景 リング3本 屋久島で作る結婚指輪

昨日より始まったマリッジリングのサンプル作りは牛歩のように進んでおり、笑

お二人のイメージに合わせたアウトラインとなるように細かいデータを出して、それをリングにと落とし込んだところです。

リングの表面をよく見ると細いケガキ線が見えませんか?

結婚指輪のサンプルリング 制作途中 シルバー オーダーメイド

このように。たくさんの線が描かれていて、それをガイドとしてこの角張ったリングにヤスリを入れ、丸いカタチのアウトラインを形成してゆくんです。

今回はとてもシンプルな半丸のリングとなる予定なのですが、

同じシンプルなリングでも、人それぞれにキャラクターがあるようにつけるべきリングにもそれぞれの個性が必要となってくる。

お二人にはいったいどんなスタイルが似合うのだろうか。

いつもお二人と話をしたり、メールでやり取りをしたりしているうちに自然と定まるべきポイントに行き着くような気がします。

デザインが出来上がった時、それはまるで最初からお二人のために用意されていたもののように感じることも多いんですよ。

 

この細いガイドラインは実はそのキャラクターを導くためのもので、いわば案内地図的なものなんでしょうか。

このようにとことん考え抜いて作り上げてゆくスタイルを好んでいいるのは、僕のジュエリー作りは建築に大きな影響を受けているからなのかもしれません。

自然でチカラの抜けたラインを出すために、とことん考え抜く。

なんか禅問答のようですねーw

 

今回は質感が良く、上品なリングを作りたい。

パールに合わせるチェーンの長さについて考えてみた

オーダーメイドで製作中 パールのペンダントトップ ゴールド

プクプクと集まった丸いカタチたち。

今回は何となく奇数にこだわりがあったので、パールも含めて五個の粒で一つのペンダントトップを作り上げてみている。

5個の球体の他には丸い線と丸いカタチのプレート、ただそれだけで、

金属同士のつなぎ目は五カ所と限りなく削ぎ落としたデザインとシンプルな“作り”を実現させました。

 

できるだけシンプルな表現であれば、モチーフの持つエッセンスのようなものがはっきりとした輪郭を得て浮かび上がってくるだろう。

いつも海の中で感じているあのプクプク感を楽しんでもらえると嬉しいです。

 

このパール自体の大きさが約9mmほどと、ペンダントトップとしては少し大きめのサイズであるため、

これに合わせるチェーンの長さをどう設定しようかと考え中なんです。

 

通常、チェーンの長さは

40cmが基本の長さで、

38cmが少し短めで、トップが鎖骨のくぼみに落ちるくらいの長さ、

少し長めが良い場合は45cmとすることが多いだろう。

ここまでがいわゆるレギュラースタイルの長さとなり、

50cm,60cmとしてゆくと、ロングネックレスの部類に入ってきます。

 

パールのようなゴロリとしたカタチのものは、ゆったりした雰囲気でつけても楽しいので、今回は45cmと40cmの2段階で調整できるような仕上がりが良いのかもしれません。

 

ネックレスをオーダーいただく際は、もしお手持ちのネックレスでお気に入りの長さのものがあれば、その長さを前もってご指定いただければピッタリ合わせてお作りいたしますので、お気軽に声をかけてみてくださいね。

 

そろそろ暖かくなってきたので、地肌にネックレスが楽しい頃でもありますね!

屋久島の山々

午前中は山々がはっきりと見えていたが、ここから天気は下り坂となり、

このブログを書いている今は雨が降り続いております。

 

シルバーの板、糸鋸 屋久島で作る結婚指輪、サンプルの素材

さて、パールの方が一段落したところで、

材料をチェンジして次なる制作へとシフトいたしました。

 

切り取っているシルバーの分厚い板はこれからマリッジリングのサンプルとなるもので、

ちょうど今月の初めに打ち合わせをした時に紙に書いたデータをドンと壁に貼って、それを見ながらお二人に合うリングを形成してゆくところです。

紙には“しょうちゃん”とご依頼主であり僕の友人の名前が書かれてありますね♪

しょうちゃんは山々を巡り写真を撮ることをお仕事とされていて、奥様も同じく自然を愛されている方なので、フォトグラファー仕様で自然にとけ込むようなスタイルとなるリングを意識をしています。

オーダーメイドの結婚指輪、サンプル制作風景 シルバーのリング3本 上から

切り取った板を丸いカタチとして、

いよいよここからお二人のイメージに合わせてカタチを作り上げてゆきます。

イメージの元になるものはお二人から頂いた好みのボリューム感やスタイル、お仕事のことやライフワークのことなどで、

同じようなシンプルなフォルムのリングでも、それぞれがそれぞれの仕上がりとなることが面白い。

暮らしの数と同じだけ、デザインがある。ということだろうか。

その辺りは僕は意思を空気に任せているような感じで、

必然に任せて手を動かしてゆくだけなのかもしれません。

 

今回はどんなリングが生まれてくるのだろうか。

僕にとっても楽しみな制作が始まりました!

屋久島の花

新しい一週間が始まりましたね。

今週も素敵なフラワーライフを。

ハッピーなジュエリーライフを。

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。

海のイメージが鮮明なうちに  泡の粒粒を作る

屋久島の海 そら

現在制作中のネックレスは海の泡をモチーフとしたもので、

そのイメージをフィーリングで捉えるべく、海に潜って泡の様子を観察し続けていたらとても素敵な泡泡に出会うことが出来た。

屋久島は今、ちょうど冬と春の間といった具合でしょうか。

ひんやり冷たい水と、無数の泡、青空から差し込むヒカリ。

なかなか良い写真群となり、まとめてこちらのブログにアップしてありますのでよろしければチェックされてください。

 

ルーペ越し オーダーメイドのネックレスのパーツ ゴールド

アトリエに帰り、まだ今朝の海のイメージが鮮明なうちに机へと向かいました。

昨日でき上がったゴールドの金具に、金の粒粒をくっつけてゆく作業です。

一件シンプルな作業に見えて、

粒の大きさやポジションを少し変化させるだけで、出来上がるイメージがガラリと違ってくるところが面白い。

今朝、海の中で出会った無数の泡のように、

奔放でかつ静謐なバランスを意識しながら手を進めてゆきました。

ゴールドの金具越しにパール リメイクジュエリー 

できるかぎり少ない数の装飾で、印象的に。

そのようなスタイルがお似合いになりそうだったので、

ぐっとミニマルな仕上がりとすると、これがとても素敵な仕上がりとなりました。

 

ここからもう少し作業を進めて、いよいよ完成が近づいてまいりましたよ!

出来上がりをお楽しみにしていてください。

やっぱりシンプルっていいですね。

 

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。

ジュエリーの箱を開ける瞬間に感動。オーダーメイドで作るしずくのネックレス

屋久島しずくギャラリー

今朝は高速船も運休となるほどの激しい雨が降っていたのだが、

嵐が抜けてゆくと、拍子抜けするくらいあっけらかんとした晴れ間が広がった。

日差しが強く湿度でムワットしていて暑かったのでシャツ一枚で過ごしておりました。

雨を繰り返すうちに、少しずつ春に近づいてゆく屋久島より、

みなさんいかがお過ごしですか?

 

 

屋久島しずくギャラリーの看板

ちょうど雨上があがった頃にギャラリーへ到着し、

今日はご注文いただいていたジュエリーのお渡しをさせて頂きました。

屋久島しずくギャラリー 店内 オーダーメイドジュエリーの箱を開ける

こうやって箱を開ける瞬間がよいのですよね。

ドキドキがあります。

鏡越し オーダーメイドのネックレス プラチナ

早速つけていただいたのは、しずくのしずくネックレス。

実際はこれくらいの大きさだったのですよ。

今までなかなか写真では大きさが伝わりにくかったので、こうやってつけて頂けてよかったです。

僕のお気に入りの石をいくつかご覧頂いて、その中からピンときたムーンストーンを選んでもらったのは去年のことでした。

僕にとっても初めてのデザインとなり、とてもとても楽しい制作となりました!

いつも素敵なインスピレーションを共有できてありがとうございます!!

これからもたくさん使ってくださいね。

 

屋久島のモンステラ

さて、アトリエに戻り、

今日からまた新しい制作を始めました。

オーダーメイドのネックレス 制作途中 屋久島の緑バック ゴールド

ゴールドの細い線を組み合わせて作っているのは

ネックレス用の小さな金具となるもので、

お預かりしている真珠と組み合わせるためのものなんです。

 

その真珠はゴールドのリングと一緒だったもので。

「真珠も大きいことから、なかなかリングの状態では使う機会が無いのですが、何か良いアイデアはありますか?」

そしてそのリングは、おばあさまより受け継がれた大切なものでした。

 

「では、リングのゴールドを溶かして、同じ金属を使ってもう一度新しいジュエリーをつくりましょう。もちろん、真珠も使いますよ。」

使う機会が多くなるようにと、シンプルなネックレスを作ることにいたしました。

 

元のリングが生まれたのは一体いつ頃なんだろうか。

そのリングをつけて出かけた街はどのようだったのかなあ。

そんなことをぼんやりと想っては、ワクワクした気持ちになって机に向かっています。

 

長い時間をまたぐジュエリーの制作が始まりました。

少しずつじっくりと仕上げてゆければいいなと思ってます。

 

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。

素敵な日曜日となさってくださいね。