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屋久島と雨の季節とともにジュエリーを作ること。プラチナ×しなやか、結婚指輪制作記

屋久島、雨上がりのしずく 屋久島雨とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

春のしずく。

春のしずくはなんとなくプリプリしているような。

屋久島、雨上がりのしずく 屋久島雨とジュエリー 花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

雨上がりの屋久島、今日もありがとう!

アトリエではプラチナリングの造形作業を進めておりました。

 

この指輪作り、実は楽しみがいっぱい待ってて。

結婚指輪が出来上がるタイミングで、お二人が屋久島に来てくれることになっているんです。

 

四月から五月にかけては新緑がモコモコで、

夜に雨が降って朝には止んで、

日中は汗ばむほどにあたたかくて、、

大好きな屋久島時間の中でお二人に会えるのがとても嬉しい!

 

ここで作っていたのかあ。。

などとジュエリーと屋久島の繋がりを、もしかしたら感じていただけるのかも。

ワクワクしながら今日も作業机に向かっていました。

 

そういえば、オレがジュエリーを大好きになったのは、ネイティブアメリカンのジュエリーに出会ったのがきっかけで、

ターコイズとシルバーで作られた大ぶりな作品を眺めていると、

ジュエリーがあって大地があって、季節、そしてそこで暮らす人々との繋がりがそこからビシビシと伝わってきた感覚が、今でもずっと心に響いてる。

 

農作物とか、ワイン造りとかもそうだけど、

いま、ここだからこそ生まれる何かに強く惹かれます。

 

それにしても、

あの日、あの時の衝撃が屋久島でのジュエリー作りの土台になるなんて!

お二人との出会いだってそう。

ほんのちょっとしたきっけけで、こうして指輪作りを通じて繋がることができたし。

でも、そんな過去や未来のことなんかを全然考えなく、日々を過ごしているのがまた面白いとも思う。

ただただ今をしっかりとキャッチしてゆこう。

 

 

屋久島の山々 屋久島山とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

新緑のモコモコと

おーだ名イドマリッジリングの制作風景 屋久島の山々バック プラチナリング 屋久島でつくる結婚指輪

作り始めたプラチナリング

おーだ名イドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナリング 屋久島でつくる結婚指輪

作業中は火を当てて形成、火を当てて形成、

このリズムをなんども繰り返し、

場面2 おーだ名イドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナリング 屋久島でつくる結婚指輪

一日の終わりに波のような抑揚あるアウトラインが現れた。

うん。いい感じです。

そしてそして、

ここからもう一つ、楽しみにしていた作業が待っているんです。

鍵になるのはお二人から届いたイラストでして。。

この続きはまた明日のお話に。

 

今日もここに来てくれてありがとうございました!

素敵な日曜日となりますように。

サイズ、つけ心地、ピタリ。お二人の好きを結婚指輪に!オーダーメイド、制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

ジュエリーのアトリエから望む屋久島の山々 屋久島山とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

春色だった屋久島サウス。

屋久島の紫陽花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

4月に入って紫陽花の若葉も大きく育ってきた。

もうそんな季節なのですね!

「紫陽花の季節までに出来上がればいいですよー」

と、声をかけていたジュエリー作りもありますが、

「まさか、紫陽花の季節までには、さすがに。」

と思っていたのが、ホントまさかであります。

オレも植物たちを見習わなくっちゃ!

今日もアトリエではジュエリー作りです。

少しずつ、じっくりと。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

新しく始まった結婚指輪作り。

まずは素材となるプラチナを作業机に準備した。

すらりとして、とても繊細な素材ですよね。

でもこのプラチナ、

お二人のために特別に配合して作ったもので、とっても硬く仕上がっているのですよ。

 

そしてその奥に見えるのはお二人からいただいたお手紙や、デザインの打ち合わせで作ったサンプルリング。

久しぶりに手に取ると、これまでのデザイン作りのあれこれが蘇ってきた。

 

二人と指輪作りのお話を始めたのはもう4ヶ月も前のこと、

去年の暮れの頃でした。

繊細ですらりとしたデザインが好きです!

大阪と広島に暮らすお二人が一枚のデザイン画を送ってきてくれたのが始まりでした。

 

デザイン画を参考にしてサンプルリングを作り、屋久島から彼のいる大阪に送る。

それから広島にいる彼女と一緒に試していただいて、感想をいただいて。。

屋久島と大阪と広島で、長い距離を挟んでデザイン作りのやりとりを交わして、

そんな時間もまたかけがえなく、

今しかないこの結婚指輪作りがとても大切に感じました。

 

そしてそして、

いよいよ3人で作ったイメージが形になり始める時!

 

step2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

細い線を鉄鋼ヤスリでさらに繊細に削り落として、

酸素トーチでやわらかく焼きなまして、くるり。

少しずつリングの姿が見えてきた。

step3 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

彼のサイズが14.5号

彼女のサイズが9.8号

ピタリと合わせてゆきますね。

 

お二人の好きをかたちにしたり、

サイズや付け心地までピタリとフィットするのがオーダーメイドの楽しさだと思う。

 

楽しい時間はまだまだ続きます。

 

屋久島でつくる結婚指輪