激しく降り続く雨をいっぱい浴びて
もうすぐ咲きそうだったユリの花。
今日はしずくのイメージでジュエリーを作ってました。
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、雨の音。
屋久島のアトリエに流れるいつもの時間です。
激しく降り続く雨をいっぱい浴びて
もうすぐ咲きそうだったユリの花。
今日はしずくのイメージでジュエリーを作ってました。
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、雨の音。
屋久島のアトリエに流れるいつもの時間です。
深い森の中を歩いていると、
キラリ、足元に小さな、でもとても力強い輝きを見つけた。
目が離せなくなり、手を伸ばす。
冷たい、小さくて、コロリとした物体を指先ですくい取った。
それは光のかけらのようなプラチナリングでした。
pt900 光のかけらリング
物語のワンシーンのような情景をモチーフにして、結婚指輪を作りました。
きっかけとなったのは、岩手から届いた1通のメールでした。
「森の中で拾ったような指輪があるといいなーと思い。。」
お二人は岩手の豪雪地帯、深い森の近くに暮らしているという。
岩手から屋久島へ。はるか距離を超えてお便りいただいたのは
屋久島の自然の中で暮らすわたしのジュエリー作りに共感してくれたからと言ってくれた。
「森で拾ったような!?」
まず、驚きました 笑
でも、不思議なんです。むっちゃインスパイアされたんです。
その情景を思い浮かべてみると、
お二人の暮らす岩手の森と、わたしの暮らす屋久島の森とが重なって、
そこには、木々や水、動物たちと一緒に、
ずっと昔から指輪があったようで、
その指輪はプラチナで、表面がキラキラと。。。。。
そんな風に指輪の出来上がりをイメージすることができたんです。
想像の中の森を歩きながら、イマジネーションの中で指輪を作ることができた、それは素敵な時間でした。
屋久島の森。
大きな樹木。
彼のリングは木をモチーフにしたものでした。
樹皮のうねり、力強さ、優しさ、
お二人が伝えてくれたテーマを追いかけてゆくと、
水のイメージと合わさった。
彼のリング、樹木のイメージと
彼女のリング、一面の雪景色を照らすひかりのイメージ
2本のリングを合わせてみると、
ああ。
素材は同じプラチナながらに、デザインがこんなにも違ってる2本のリングがなんでこんなにピタリとフィットしているのだろう。
実は自分ながらにも驚いたんです。
たぶん、それはお二人の大好きな風景がずっと奥の方にあるからだろうと思う。
きっとそうだろう。
出会いって素晴らしいです。
指輪って、もしかすると、
お二人のつながりを約束するものじゃなくって、
つながりが表に現れたものなのかもしれない。
新しい発見を得て、喜びとともに指輪を手に取ると、
水辺に反射した太陽の光が共鳴して、指輪もキラキラと輝いていた。
それは祝福そのもののように思えた。
雪のキラキラも素敵ですし、
こちらの水もなかなかな輝きっぷりですよ。
いつか屋久島にも遊びに来てくださいね。
ご結婚おめでとうございます!
楽しい指輪作りをありがとうございました。
メンズ編
レディース制作編
昨日の夕暮れ時。
「一目惚れしました!プレゼントにしたいです!」
彼が言ってくれてお作りいたしました。ひまわりのネックレスを海の向こうに送り出した。
ケースに入れて、リボンを巻いて、紙袋を用意して、
梱包作業をしていると、
わたしも幸せムードに包まれました。ドキドキ。
そして。土曜日。
しずくギャラリーの日です。
一週間ぶりにギャラリーに行くと、
庭がお花いっぱいになってて驚いた!
白い蝶々の草、と書いて
白蝶草。
ギャラリーがまだできた頃、一緒に庭づくりをしてくれた友人にいただいた小さな苗が毎年広がって、7年を経て今ではしずくギャラリーに欠かせないほどとなりました。
関わってくれたみんなの力が、いまもまだこのギャラリーを育ててくれているのが嬉しい。増殖する力ってすごいと思う。今はほんの小さなことに思えて途方にくれることもあるけれど、信じて一歩ずつ重ねていこう。今、小さな一歩を踏み出してゆこう。
今日のインスピレーション。
夕暮れ時、初夏を感じた光、水、音、
しずくギャラリーが終わってもまだ明るく、日も長くなってまいりました。
ギャラリーからの、アトリエです。
お二人がしずくギャラリーに来てくれたのは二週間ほど前のことでした。
お話ししたこと、お二人のこと、印象が鮮明なうちにサンプルリングを作りました。
静岡の海と山に囲まれた場所に暮らすお二人、
自然が、植物が大好きで、野菜を育てて、たくさんの人と関わって、
そんなお二人の暮らしに寄り添うような指輪ってどんなデザインなんだろう。どんな付け心地なんだろう。
はるか海の向こうの時間を想い、ワクワクしながら作業机に向かっていました。
これから海を越えて静岡に。
始まったばかりの指輪作りです。
出会い編
いつものおきまりの花なのに、
今年もまた見入ってしまった春の花。
木漏れ日のシャワーを浴びてるように見えました。
いよいよ明日からゴールデンウィークが始まりますね。
皆さまいかがお過ごしになりますか?
しずくギャラリーは通常通り、4/27, 5/4の土曜日オープンとなりますが、
どうしても他の曜日にジュエリー見たいのです!
というリクエストいただいて、
わたくしは他の曜日にもギャラリーに出ることになってます。
結婚指輪やサプライズのプレゼント、久しぶりの再会もあって、
ハッピーな予感でいっぱいです。
皆さまもどうぞ素敵なゴールデンウィークを♪
material: top 18k yellow gold, clear color diamond bottom 18k champagne gold, yellow diamond
size: 2.6mm wide
Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .
こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。
water ring 18k yellow gold, diamond
(素材、サイズをお選びいただいて、オーダーメイドでお作りいたします。20万円前後〜)
イエローゴールド とダイヤモンド
ぐるり囲むエタニティリングのスタイル
新しい指輪が出来上がりました。
大切な想いを伝えるためにと、声をかけていただいて
ここまで数ヶ月。
彼と何度も打ち合わせを重ねて出来上がった婚約指輪なので最高に嬉しいっ!
雨のしずくのような、波紋のような。
丸いかたちの連なる作りがとっても麗らかなんです。
屋久島で感じた、水のイメージ。
この指輪を作ってる時、屋久島ではずっと雨が続いていて、
ざあざあ、しとしと、
雨の音に包まれながらの時間も制作を盛り上げてくれた。
ゴールドとダイヤモンド、連なるひかりのようにも見えた婚約指輪。
指の上に乗せると、とてもとても軽やかでした。
輪っかの大きさが約3mm、セットしたダイヤモンドが1.5mmなので、
リング幅はしっかりと、存在感のあるジュエリーに仕上がっているのです。
でも、
こんなに軽やかなのは、やぱり輪っかとダイヤモンドの透明感のせいだろう。
日々の暮らしの中で、たくさんお使いいただけるように、
存在感と軽やかさ。
そのバランスにはこだわりました。
角度を変えてみる。
雨上がりの柔らかなひかり。
ダイヤモンドのキラキラ。
ああ。。
それは夢景色で。ついつい時間をわすれしまうほどでした。
彼からの大切な想いは、この婚約指輪とともに届けられるのだろうなと思い巡らせてると、ぐっときた。
希望に満ちてて、喜びに溢れてて、
永遠を感じるエタニティリングは
これから始まるお二人の時間を象徴するジュエリーなのだと思う。
指輪が出来上がると急に晴れ間が広がった屋久島サウス。
咲き始めたハイビスカスをお二人に。
いつか屋久島にも遊びにいらしてくださいね。
屋久島から大阪へ。
春の指輪をお届けいたします。
素材のことやデザインのこと、たぶん仕事終わりとか休憩の時間だったと思う。
instagramのメッセージを通じてやりとりした時間も、今となっては楽しかった思い出です。
なかなか慣れない作業にお付き合いいただいて、ホントありがとう。
わたしにとっても思い出深い時間で、
去年のネックレスから始まり、結婚指輪、そして婚約指輪と、
その全てがスペシャルで、お気に入りのジュエリーとなりました。
ハッピーなジュエリー作りにありがとう。
ご結婚おめでとうございます!
オーダーメイドに関するお問い合わせはこちらよりどうぞ。
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
結婚指輪編
ネックレス編
花盛りの屋久島より、春の指輪を選んでみました。
エタニティーリングはもうすぐ咲き始める紫陽花をモチーフにしたデザインで、もう1本は屋久島の雨をイメージした、細身のリングです。
きらびやかでありながらも、つけやすく、フォーマルでも、カジュアルでも広いシーンで活躍してくれるような。。
そんな指輪があると嬉しいですよね!
ダイヤモンドの数やバランス、素材をお使いいただく方にアレンジして、オーダーメイドでお作りいたします。
price(税別)
[お花のエタニティーリング ]
お花の大きさ約4mmから5mmほど。ダイヤモンドがぐるりと一周囲むデザインです。
お花 シルバー、リング k18ゴールド、ダイヤモンド一周12個 ¥180.000.-
お花 プラチナ、リング k18ゴールド、ダイヤモンド一周12個 ¥220.000.-
[春のしずくリング]
リング幅1.2mmと細身で繊細なリングです。リングに高さ(厚み)をつけて頑丈に仕上げます。重ねてつけても素敵。
k18ゴールド、ダイヤモンド5個 ¥125.000.-
Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .
こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。
お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
雨と花。
屋久島に暮らすようになって大好きになりました。
雨が降れば雨のジュエリーを作って、
季節の花をモチーフにして、
お寿司屋さんでいうと、旬をいただく、みたいな感じと似てますね。
屋久島の季節を纏う。
そんなジュエリー作りです。
今日は雨。
ざあざあ雨音聞きながら
ジュエリー作ってました。
今が満開の月見草。アトリエの庭にて。
こちらはしずくギャラリーのコデマリ。かなり好きな感じです。
今年もありがとう!
さて、アトリエでもお花です。
ひまわりのネックレス 18k yellow gold, silver, citrin
「一目惚れでした!」
とインスタグラムからメッセージをいただいて
海の向こうにお届けするネックレス。
屋久島では、ひまわりは夏にも咲きますし、なんと12月にも咲くんです。
こちらは夏のひまわり
そして、こちらは12月の咲いたひまわり
コスモスと一緒に咲くのが屋久島流であります。なんと!
毎年のことだけど、冬にヒマワリに会えると、
なんだか得した気分になる。
見ているだけで元気になるのですよね。
笑顔になる。そんなフィーリングを届けたい。
花束だけじゃ足りないくらいに。
そんな気持ちってあると思う。
薬指の上に乗せてみる。
花弁まで全体の大きさが約12mm
中央の天然石、シトリンの大きさは約6mm
繊細ながらにも、ゴールドとシルバーの確かな重みが伝わってきた。
作業机のライトを受けて柔らかに輝く金属表面の有機的な質感は独自に施したマット仕上げによるものであります。
最後に作業机の上でゆらゆらキラキラさせて、
海の向こうにお届けいたしますね。
[制作編]
*
さてさて、今日はもう一つの指輪作りもありました。
こちらは雨と水にまつわるジュエリーです。
ゴールドの小さな輪っかに火を当てて、
繋いで繋いで、
あと少しでリング状になるところ。
波紋のような、しずくのような。
屋久島で感じた、水のイメージをジュエリーに変えています。
どこか幾何学模様のようなリングは
彼が大切な想いを伝えるためにと選んでくれた婚約指輪なのですよ。
先ほどのネックレスもそうだけど、
一緒に届けているのは、心のずっと奥の方にあるものなのだろう。
みんなの幸せジュエリーを作るようになり、本当に大切なことがどこにあるかを学びました。
彼女へのプレゼントから、結婚指輪、婚約指輪と繋がったジュエリー作りもいよいよゴールを迎えます。
少し寂しような、でも晴れやかな気持ちでもあり。
最後の作業を楽しもうと思います!
明日もまた、ここで!
制作編
屋久島に月見草が咲いたので、春の指輪を選んでみた。[ゴールド×ダイヤモンド]お花のエタニティーリング、しずくの指輪、水にまつわる指輪作り。
結婚指輪編
ここ最近、毎朝の楽しみになってることがあるんです。
アトリエの庭に咲く月見草!(自生??)
今日も目を覚ますと庭チェック、
それにしても、花って、咲くだけで、理屈無しでハッピーになれるのがすごい。
昨日よりも月見草のピンク色が広がっているのが嬉しかった。
そして、今も世界中のどこかで花は咲き続けていて、たくさんの人にハッピーを与えているのだろう。
お花のエタニティーリング 18k yellow gold, silver, diamond
春のしずくリング 18k yellow gold, diamond
月見草を眺めてお花ムードが高まったので、春の指輪を選んでみた。
エタニティーリングはもうすぐ咲き始める紫陽花をモチーフにしたデザインで、
もう1本は屋久島の雨をイメージした、細身のリングです。
アトリエにはサンプルが1本ずつあるのだけど、
いつもはダイヤモンドの数やバランス、素材をお使いいただく方にアレンジして、オーダーメイドで作ってます。
小さな石が全体に散りばめられたスタイルのリングは、きらびやかでありながらも、つけやすく、フォーマルでも、カジュアルでも広いシーンで活躍してくれるのが嬉しいのですよね。
最近はわたしもダイヤモンドがずらりのエタニティーリングがお気に入りで、
アトリエでは、ちょうど今も制作真っ最中なのであります。
18kイエローゴールド で作った、たくさんの丸!丸!
全部で23個。
今からこれらをサイズ8号になるまで組み合わせて、リングを形成するところです。
「ダイヤモンドは彼女の誕生日にちなんで、11個としたいのです!」
インスタグラムのメッセージで彼がリクエストを伝えてくれた。
「おお、お誕生日8/11ですね! 8号で11個なので、ぴったりです。」
運命めいたエピソードもありました。
まずは3個ずつ。じっくりと。
連なる丸い形は波紋のようでもあり、しずくのようでもあり。
屋久島の暮らしで馴染み深い水にまつわるイメージ。
机に向かってると、ポツリポツリ雨が降り始めてきた。
しばらく続きそうなので、この雨と共に指輪を仕上げることにしよう。
日曜日の朝は、海へ。
久しぶりに遠出をして、東側のビーチへと向かいました。
今日も屋久島に、仲間にありがとう。
海に入ってからのジュエリー作りはやっぱり格別なものですね!
アトリエに戻り、
今日から新しい制作を始めました!!
屋久島の海と空。どこまでも続く境界線を眺めながら作りました。
ゴールドとプラチナを組み合わせた
“水平線の指輪”です。
指輪作りの間は、もうずっと海に通っていた感じで、
昨日は島の北側まで波を求めて車を走らせた。
夜が明けてすぐのまだ早い時間。光がとても強い朝だった。
島の北側と南側で、夏と冬で、海の色が違うのが屋久島流でありまして、
これまでもずっと海が大好きだったけど、
ここに暮らして、海がこれほど表情が豊かだってことを初めて知りました。
それからずっと、この景色に夢中で、
何度も海をテーマとしてジュエリーを作ってきた。
pt900 and 18k yellow gold “horizon ring”
シンプルな細身のプラチナリングなのですが、
オリジナルの指輪作りがギュッと詰まってて、
一つしかないデザインだと思う。
すらりとして、
有機的で、
一つだけ、
優しくて、
技ありで、
大地を感じたり、
水を感じたり、
出来上がった指輪を作業場で眺めていると、
そんな言葉が思い浮かんでは消えていった。
リングを裏返してみると、
側面から内側にかけてイエローゴールドが見えて
色彩の変化を楽しめます。
お二人のリングともに、お揃い感を出してプラチナが表に見えるようにお作りいたしました。
制作の声をかけてくれた彼とは、実は以前からのお付き合いでありまして。
彼女にプロポーズをする際に届けるネックレスをお作りしたのが出会いのきっかけでした。
それから少し時間が流れ、
「結婚することになりました!結婚指輪もケイさんにお願いしたいです!」
と彼がインスタグラムでメッセージを送ってくれたんです。嬉し涙。
ネックレス作りの際からずっと印象的だったのは、
お二人が自然大好きで、自然との関わり合いをとても大切に日々を送っているということ。
彼のインスタグラムを見ていると、毎週のように山歩きをされているほどで、
それは美し写真をアップしているのです。
結婚指輪作りが始まって、
「コンビネーションのリングが好きです!」
といってくれたお二人。
水平線をモチーフにしていることは、実は少し後になってからお伝えしたのですが、
さすが!好きな自然のスタイルをピタリと選ばれるなと、驚いたのを覚えてます。
それにしても、山の上では空と山々の稜線との境界線が美しいのだろうなあ。
海と空、大地と海、昼と夜、
その境界線に力強さを感じるのはなぜだろう。
メンズのリングも同じレイアウト。
プラチナはシックでスタイリッシュな印象があって、
イエローゴールド には華やかな色合いと楽しさを感じます。
こうして手のひらに乗せていても、ずっと見ていたくなるようなジュエリーではありますが、
ずっと長く、お二人でお使いくださいね。
これからはこの指輪も一緒に、山に森に、旅を続けられるのだろうなと思うと、なぜかわたしもドキドキしてきました。
ご結婚おめでとうございます!
そして、楽しいジュエリー作りはまだ続きます!
お二人の指輪作り、続編も楽しみにしていてください。