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屋久島リズムで結婚指輪を作ること。シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドのリングを庭先で眺めながら、いよいよ始まる造形のイメージを盛り上げている。どきどき。

お二人とは屋久島と関東、そして台湾を結んでサンプルリングを送ったり、メールでデザイン作りを進めてきた。パイナップルの南国お菓子もありがとう!

これまでいくつもの指輪を作ってきたけれど、オーダーメイドの作業からは全てがオリジナルのデザインが生まれるのが面白い。この距離感だったり、島の季節だったり、実は彼女のご家族とは少し長いおつきあいだったり、そんな色々が重なり合ってこの指輪作りがあるのだと思うと、全ての瞬間がとても貴重に思えてくる。

細い糸で始まったつながりを、紡ぐように作業机に向かっている。あたたか気持ちに包まれながらの制作の日々だ。

屋久島から南の島に届ける[シャンパンゴールド×ピンクゴールド]結婚指輪作りの始まり

シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ 、波のリズム。彼と作ったリングのイメージをしっかりと抱きつつ、一度きりの造形を始めよう。

シャンパンゴールドの削り心地は柔らかい。同じk18ゴールドでもこんなにも性質が違ってくるのか。結婚指輪の素材を選ぶときは、手に取るときのフィーリングが頼りになってくると思う。

ここまで一気に進める。削り出しは行きすぎると戻れない作業なので、ふわりとしたタッチを意識しつつも、気持ちの良いラインを表現するために刀で切るような思い切りの良さも大切にしたいところだ。

作業の合間に、海へ。いつもここでたくさんを学んでいる。

水のラインを心に刻んでおく。

 

お二人の指輪はシンプルなラウンドシェイプに流れるようなアウトラインを与えて仕上げていく。冷たい金属にあたたかな質感を加えてゆく作業だ。海で眺めた情景だったり、体で感じた波の強弱だったり、島のリズムを形に変えてゆきたい。

屋久島でつくる結婚指輪

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