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屋久島時間、プラチナリング、手作業のリズム。お二人と結婚指輪をオーダーメイドすること。

屋久島サウスのアトリエです。今日はリングの造形がひと段落する日。リングに柔らかなカーブを与えていく、その前にプラチナが一度真っ赤になるまで火をかけて。

手作業で進めるジュエリー作りはゆっくりとしたペースになるのだけど、火をあてたり、木槌で叩いて曲げたり、また火をあててヤスリでガリガリと、昔ながらのリズムでここまで進んできた。途中思いがけぬ梅雨入りもあったりして、島がいつもムードを盛り上げてくれていたなあ。

大切な出会いにありがとう。屋久島の季節とともに作る、お二人だけの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

彼と彼女とは冬の屋久島で婚約指輪を贈った日の次の日にお会いした。お二人の時間がキュッと詰まった結婚指輪をお作りしたい。

リングのアウトラインを決める大切な工程。直線だったリングに少しずつ大きく、カーブを与えてゆく。お二人とは浜辺でリングを手にしたり、サンプルリングをお作りしてデザイン作りを続けてきたので、出来上がりのイメージがしっかりと胸の中にある。

指輪作りの間に今日も百合の花のゆらゆらを眺めている。

3人で歩む結婚指輪作り。

ここまでは形のないイメージだったのでリングが息吹を帯びると嬉しくなる。ほんの少しタイミングが違っていたらまた別ものができているのかもと考えると、いまこの瞬間がとても大切なものに感じられる。出会うことって素敵だなと思う。

お二人のリングがここで揃って、さて。最後の仕上げ作業を経て出来上がりはもう少し先のお話に。

今年は涼しげな梅雨入りだなあと思っていたら、まだ5月も半ばとは!皆さま、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ紫陽花も楽しみになってきましたね。

こちらはしばらく雨が続きそうです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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