炎を扱う工程は今年もたくさんやってきた。
ゴールドを加工しやすいように高温で柔らかにして。
くるりとリングに造形して接続する。
寒いけれど躍動を感じる早朝のアトリエで。
虹が出るし雪も積もる。冬休みのような楽しい制作かもしれない。
屋久島サウスの煌めきの中でお花のエタニティーリングを作っている。
もちろん、つけていても嬉しいし、
周りの人も喜びを与えることができるお花のジュエリーは、
ほんと花束そのもののようだと思う。
そして作っているわたしも幸せな気持ちに包まれながら、
一日のタッチを振り返っていこう。
エタニティーリングは同じリズムを繰り返してつくる。
禅のように静かに反復する作業が案外お気に入りなのである。
イエローゴールド、プラチナ、ダイヤモンド。
はるか昔から愛され続けている素敵な出会いがあります。
ぐるりと回るエタニティーリングだからもあるだろう。
歴史というか、長い時間軸。永遠を感じるところがある。
ダイヤモンドのエタニティーリングもそうだし、ポンカンの木も。
小さきもの集まりが好きだ。
結局のところ、虹が現れたり消えたりしっぱなしの一日だった。
太陽の光を感じると窓の向こうをチェックして、何度も庭先に駆け出してみたり。
ほんと、虹の始まりまでほんの少しといった感じで、
世界がこんなにも美しいのだと思うと、ドキドキ幸せになった。
そしてまた雨が降り始めて作業机に戻るリズム。
楽しい年末のジュエリー作りはもう少し続きます。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547