冬の夜明け。始まりのとき。
クリスマスの翌る朝は、ぐるりとサウスをドライブしてから作業机に向かいました。
世界がとても静かに躍動している、その圧倒的な力強さに感動しました。
最近になって気がついたのは、夕暮れ時よりも夜明けの時間を気に入って過ごすことが多くなってきていることなのです。
静かになっていく境界線よりも勢いが広がる境界線に癒される感じ。
花の開花のように、これから新しい時間が始まるよー、というフレッシュな感覚なのです。
お花のジュエリーはまさに始まりの印象かもしれない。
ダイヤモンドの煌めき、花ひらく、希望に満ちたエタニティーリング作りは続く。
さて、2022も残すところあと少し。
この年末は島で過ごす予定なので、変わらずずっと作っていると思う。
屋久島の季節とともに歩む制作はいつも楽しい。
今日もたくさんに支えられている。
合計で13作ったプラチナの花は思いに任せてイエローゴールドのリングに一つずつ配置をした。
しとしと雨の雫だったり、花々のポコポコだったり、このリズムは島の暮らしで知っている。
今、この瞬間から生まれる一つだけの造形だなと思う。
あと少し!
小さなリングに息吹が宿りつつある。
そんな瞬間に立ち会うこちができるのは作家ならではの幸せだと思う。
楽しいジュエリー作りをありがとうございます!
素敵な繋がりにありがとう!
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