material: platinum, silver
size:シダ幅約7mm、リング1.4mm
Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .
こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
material: platinum, silver
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シダの指輪 platinum, silver
出来上がったばかりのお二人の結婚指輪は山茶花咲く庭先で眺めました。
朝の光に包まれて麗しく佇む2本のリングにとても癒されました。
お作りしたのはシダの葉をかたどったプラチナ×シルバーのリングで、
インスピレーションと幸せをいっぱいいただけた
お二人との指輪作りだったように思います。
秋。
指輪作りの始まりにはサンプルリングをお送りしたのですが、
そのとき、窓の向こうを見ると山際に大きな虹がかかっていて!
なんだか素敵な予感でいっぱいになったのをよく覚えています。
遠く離れてはいるけれど、
大切な想いで繋がることができて嬉しかった。
声をかけてくれてありがとう。
素敵な巡り合いにありがとう。
そして冬の始まり。
シダもハイビスカスも、山茶花、ツワブキ、サキシマフヨウ。
そして雨も。
いつもの屋久島に囲まれていた制作の日々。
そういえば、いい夫婦の日もありました。
たしかに、結婚指輪づくりはシンプルな造形作業ではあるけれど、
それにまつわる色々がとても愛おしかったりもするのです。
これから新しい時間を迎えるお二人とご一緒できて幸せなジュエリー作りだったなあ。
それにしても、自由なスタイルで選ぶ結婚指輪作りはワクワクします。
こういったアイデアは 四半世紀前まではほとんど見なかった。
お二人の暮らしに寄り添うデザインを、屋久島の季節の中でオーダーメイドして、
一つだけの結婚指輪に出会うことができました。
葉っぱをシルバーで、リングをプラチナで、
よく考えてみると、これは初めての組み合わせ。
わたしも大好きになったシダの指輪。
そっと重ね合わせてみると、寄り添うシダの葉っぱのようにも見えたリング。
プラチナとシルバーがまるで鏡のように島の緑を映していました。
葉っぱのシルバーはマット仕上げで、
光沢仕上げを施したプラチナのリングとのコントラストが際立っていて素敵。
磨き仕上げの表情はお二人とこだわってきたのが良かった!
そして、雨のしずく。
彼女のリングにはプラチナの粒を散りばめてあるのがわかりますか。
ぽつりぽつり。
さりげないけれど、なんだか特別な感じがお気に入りなのです。
しずくの装飾だったり、実はリングの太さだったり、
ほんの少しずつ変えて仕上げてあるからでしょうか、
いっそう近く寄り添うお揃い感。
手作業ならではの味わい深さがあるなと、
われながらしみじみ思います。
植物と遊ぶ記憶。大地のリズム。儚さと永遠と。
金属の呼吸にリズムを合わせながら。
ゆっくりと、島のリズムで作りました。
しなやかで繊細だけれど、とても力強い。
植物たちのフィーリングを纏っていただけると嬉しい。
シダの葉は軽やかで、自由な印象が大好き。
いつもの散歩道で、庭先で出会う感動をこうして分かち合えることは何よりも幸せだなと思います。
まだお会いしたことはないけれど、どんなお二人なのだろう。
屋久島からはるか山々の向こうを想いながら。
雨も上がったようなので、
リングをケースに入れてお気に入りのシダの場所まで散歩をしてきました。
いよいよお二人にお届けするときです。
緑の中に溶けていきそうな、あるいはここから生まれてきたのかもしれない。
リングを眺めていると、お二人とはここまでたくさんメッセージをやりとりしてきたなあと胸が熱くなりました。
ここは僕たちにとってゴールのようでもあり、
そしてスタート地点であるのかもしれませんね。
お互いに楽しんでいきましょう。
そしてまたいつの日か、どこかでお会いすることができると最高です。
ご結婚おめでとうございます!
雨上がりの屋久島サウスより。
楽しい指輪作りをありがとうございました。
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山茶花咲く冬の始まりは雨の音を聴きながらお二人の結婚指輪を作っている。
それにしてもよく降る、どこまでも降り続くのが屋久島流なのである。
「最近やばいですよね、雨。毎年こんなでしたっけ。」
毎年のように繰り返される会話だけれども、なんだかとてもあたたかく感じられる言葉がある。
彼と彼女は同じ島の北部に暮らしているので、こんなフィーリングを共有できるのも楽しい。
オーダーメイドのジュエリー作りでは形の向こう側にある何かが造形を創造するのだと思う。
声をかけてくれて、出会ってくれて、ありがとう。
本当にいろいろなことが起こる日々だけれど、全てが巡り巡って幸せな未来に繋がってゆくと素敵ですね。
あの時のあれはそういうことだったのか!と思える日がいつか訪れるはず。
お互いに感覚派で!ほんの少し辿々しい道のりだったかもしれない、
けれども確かにお二人と共に歩んできた結婚指輪作りで生まれたラインを眺めて、胸いっぱいになりながら。
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制作編
結婚指輪のオーダーメイドにつきまして
最近冬の雨が長く続いていて(本当に!)懐かしい記憶になりつつある、
いつかの海サイド、そして山サイド。
みなさま、素敵な一週間を♪
シャンパンゴールドのリングを削り出して表現した、ぐるりと波打つ曲線はお二人との結婚指輪作りで初めて生まれたデザインなのです。
柔らかだけれどシャープで、すっきり細身だけど印象的な仕上がりで、お二人だけの特別がある。
同じ屋久島に同じ時期に暮らして、出会って、結婚指輪をお作りすることができる幸せ。
今この瞬間が奇跡のようだと思う。
たしかに形のある結婚指輪だけれど、その向こう側というか、形のないやりとりがとても大切だったりもする。
新しく始まるお二人の日々に向けて、
やさしい気持ちで、そして爽やかに、オーダーメイドの時間は流れている。
今朝は、造形のひと段落した彼のリングを庭先に持ち出して眺めようとしたら、
サキシマフヨウがしずくを纏って綺麗だったのだけれど、
なにげにとても屋久島の秋冬らしい印象なのだ。
彼と彼女の暮らすノースはサキシマフヨウいっぱいなので、繋がっている感じがして嬉しかった。
オーダーメイドの指輪作りでは“好き”を共有することができるので、「そうそうこの感じです!」と言い合えるのが楽しい。
初めて会った人や遠く離れて暮らしている誰かの方が案外近しいフィーリングを抱いていて、共感できることが多かったり。
雨の中でふわりとピンク色。
さて、今日も作っている。
彼のリングから彼女のリングにバトンをタッチして。
お揃いなので、印象が鮮やかなうちに仕上げることにしている。
全てが一度だけのタッチの数々を、記憶ではなくて感覚で抱いているからだ。
彼女のリングも一気に。
角ばったゴールドの中に佇んでいる繊細な造形を眺めながら削り出す。
金属に息吹を与える感じは仏像の彫刻に似ているのかもしれない。
結婚指輪は手の中でくるくると回ったり、ずっと手触りを感じているものだと思う。
きっと身につけるものの中では一番身近になるものだろう。
つけていたい!と体で感じるような、快適さを大切に造形を進めてゆく。
金属はもともと土の中にあったものなので、有機的な手触りを感じられるはず。
こうして大地のフィーリングを最大限に活かすことができれば、
出来上がるジュエリーは暮らしに優しく寄り添ってくれるように思う。
自分を支えてくれているよなと、心強くさえ思う。
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