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朝露の指輪。ゴールドリングにダイヤモンドの煌めきを。屋久島と響き合う喜びを。 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の暮らしで馴染み深い景色があります。

冷たい夜が明けて太陽の光が降り注いで、キラキラと輝く朝露の世界に夢中になることがしばしばあります。

 

草花に宿るしずくが大好きで、これまでもたくさんジュエリーを作ってきましたし、ギャラリーの名前にもなっているくらいなのです。

 

イエローゴールドとダイヤモンドでシンプルに作りました。

朝露の指輪。

 

思い切って細身のスタイルで仕上げて、粒金を装飾してみると、

ぽつり、ぽつり、本当に朝露が宿っているようで!

屋久島の時間の、小さなかけらのように思えました。

 

 

“しずくシリーズ”のジュエリー作りは大好きで、

美しいフォルムの造形でもあるし、

音だったり風だったり、心の奥の方に響く形のないものを形にする作業でもありました。

心に響く輝きを探して #屋久島でつくる結婚指輪 #イエローゴールド #ダイヤモンド

 

しずくはとても小さくはあるけれど、

躍動するリズムが心地よいのですよね!

 

出来上がった指輪を朝の庭先で眺めていたら、

なんだか元気になってきました。

 

しずくと同じくらいに眩しかったのは、

リングに散りばめたダイヤモンドの煌めきでしょうか。

 

光の加減によって、角度によって変化する表情が楽しくて、

ついついうっとりと眺めてしまいます。ゆらゆら。

 

 

リングの幅は約1ミリと、とっても繊細なゴールドリング。

リング一周をくるりと囲んでいる粒々の装飾は

ミル打ち、といいまして、

昔ながらの職人技法なのです。

 

ミル打ちの雅やかな装飾に加えて

大きさを変えて5個のダイヤモンドを散りばめているので、

さりげなく1本でつけていてもとても印象的。

 

もちろん、

とても細身のスタイルなので、

重ね付けにも活躍してくれるのが嬉しい。

 

朝露の指輪 18k yellow gold, diamond

 

むっちゃ細い!とはいうものの、

こうして角度を変えて眺めるとしっかりと高さ(厚み)があるの、見えますか?

こうすると、繊細なデザインのリングも丈夫に永くお使いいただける。

 

植物の持つ儚さだったり柔らかさを、

宝飾品の確かなクオリティーでお届けしたかった。

 

それにしてもたくさんの花とともにある日々だったなあ。

まだコスモスが咲く頃にお便りをいただいて始まった指輪作だったけれど、

屋久島も、東京も、

雪の季節を経て庭先では水仙も咲き始めています。

 

島リズムのジュエリー作りにお付き合いをいただきまして本当にありがとうございました!

 

何気ない時も、

特別なお出かけにも、

日々の暮らしの中でたくさんお使いいただけますように。

 

庭先で出会う小さな躍動を、感動を、分かち合うことができると幸いです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

結婚指輪のオーダーメイドにつきまして

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

心に響く輝きを探して #屋久島でつくる結婚指輪 #イエローゴールド #ダイヤモンド

屋久島サウスのアトリエです。

制作中のゴールドリングには粒金を装飾することになっているのだけれど、

イエローゴールドの小さな破片を朴炭の上に乗せてバーナーの火を回しかけると、ゴールドは真っ赤に、そして丸くなり、くるくると踊った。

ずっと変わらいジュエリー作りが今、こうして目の前にあるのか。きっと千年以上。

道具は新しくなるけど、受け継がれてゆく手作業の世界がある。

変化する暮らしに寄り添うように、ジュエリーの表現はアップデートされてゆく。

 

 

たしかに、今の暮らしでは満ち足りた時間だったり、ささやかな幸せだったり、形のないもをより愛おしく感じることが多いような気がする。

形のあるジュエリー作りではあるけれど、造形のずっと奥の方にある響きが大切だ。

 

島で出会う感動を分かち合おう。

心で、体で感じること。屋久島 久保養蜂園さんのローチョコレートとイエローゴールドの指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

心で、体で感じるジュエリーとは。

その造形を留めるところが金属の素晴らしいところだと思う。

日々の暮らしに寄り添ってくれますように。

ささやかな喜びを。

 

心に響く心地よさには、自然の中で出会うリズムがあると思う。

この情景に憧れてずっとジュエリーを作ってきた。

きっとこれからもそうだろう。

 

今日のふわふわさん!

 

細いゴールドリングにはゴールドの大きな粒、小さな粒をランダムに配置した。

朝露だろうか、雨上がりの雫だろうか、いつもの島暮らしでは馴染み深いシーンだけどなんだか懐かしく思えた。

 

カメラのレンズ越しにクローズアップで眺めてみたら、本当にしずくのようにキラキラだった。

ひかり輝くものもが、やっぱり大好き。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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心で、体で感じること。屋久島 久保養蜂園さんのローチョコレートとイエローゴールドの指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

まだキュッと冷たい朝だけど、早い時間から作業の手を進めたい。

花々の開花ムードに背中を押されたのだろうか、なかなか活動的な季節になってきた。

 

作業机には細い一本のイエローゴールドを用意した。ここから生まれるジュエリーとは。

屋久島のアトリエより、新しいジュエリー作りが始まる日 #屋久島でつくる結婚指輪

 

シンプルに作り始めたゴールドのリングは、お花のリングとセットになるのです。

この冬を丸ごと集中してきた創作活動も佳境を迎えつつあります。

お花のエタニティーリングはあと少しで完成となりました。#屋久島でつくる結婚指輪

 

それにしても花とともに、季節とともに暮らしていると、とっても忙しい!

スローなペースではあるけれど、ゆっくりと休まずに変化を続ける屋久島のリズムの中で、今日もジュエリーを作っている。

 

イエローゴールドの細い線はローラーで圧縮したり、ハンマーで叩いたりして、リング状に造形しました。

細くてデリケートな造形と。安心して装着できる確さと。

 

お昼休みには海へ。

思い切り波に乗って乗ってスッキリしてからのアトリエに。

 

そして実は今日、

とても楽しみにしていたものがありまして。どきどき。

 

久保養蜂園 屋久島ファームさん。

“屋久島の恵み ローチョコレート 2023”

 

今日は2月の14日、バレンタインデーということで、

ずっと楽しみにしていたローチョコレートをお取り寄せしてもらいました。(裕子さんありがとう 嬉し涙)

 

屋久島の生ハチミツと

エクアドル産ローカカオの出会いにありがとうーー。

 

ずっと長いお付き合いの友人でもある久保夫妻から

屋久島のハチミツやタンカン、月桃を材料としたチョコレートだと聞いていて、

なんだかこの大地や水をいただいているような感覚なのかも!とワクワクだったのです。

 

わたしが選んだのはノエルヴェルデエクアドル アリバナショナル、という一粒。

さすが、健康増進に最高とされるローチョコレートだけあって、幸せの魔法のような名前でもありました。

 

ローチョコレートは口当たりとてもサラリと軽やかなところが素敵なのですよね。

けれども、深い部分に芯があるというか、

体に熱を注ぎ込んでくれるような力強いフィーリング。

 

海でたくさん波に乗って、正直とても疲れていたのだけど、

この一粒と熱いコーヒーで、気がつけば体がスッキリしていて驚いた。

 

ああ、もう一粒いきたい。

美味しいものあるあるなのであります笑

 

そして、

屋久島月桃花といちごのジュレを一粒いただくと

なんだか島の風がふわりと吹いたような気がしました。

ノースで眺めた山々だったり

サウスの海沿いに咲く菜の花だったり、

いつも眺めたり触れたりして元気をもらっているものはあるけれど、

口からだったり香りからも屋久島の元気をもらえるのだなあと、新しい発見に感激でした。

 

わたしもこんなジュエリーを作ることができれば最高だなあと、元気をいただきつつ、

そしてまた作業に戻る。

たくさんのゴールドを使いつつ、

 

とても細く繊細に。

 

うん、素敵なフィーリングだ。

 

そういえば音もあったな、と思いつく。

屋久島でいつも心を傾けている雨音を感じるような、そんな指輪を思い浮かべている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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