すっきり細身のプラチナリング。素材もアウトラインもお揃いだけれど、お二人の“好き”をそれぞれに表現して仕上がった結婚指輪。数ヶ月をかけて一緒に作り上げたイメージがついに形となった。むっちゃ嬉しい!
同じプラチナでもこんなに豊かな表情が生まれるのは素敵なことだ。これからお二人が歩むの時間がさらなる円熟を与えてくれる。きらきらと輝きが胸の奥に響く。
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
すっきり細身のプラチナリング。素材もアウトラインもお揃いだけれど、お二人の“好き”をそれぞれに表現して仕上がった結婚指輪。数ヶ月をかけて一緒に作り上げたイメージがついに形となった。むっちゃ嬉しい!
同じプラチナでもこんなに豊かな表情が生まれるのは素敵なことだ。これからお二人が歩むの時間がさらなる円熟を与えてくれる。きらきらと輝きが胸の奥に響く。
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いま、あの場所に行くと美しい情景に出会うことができるのでは、と閃くことが時々ある。海を望む岬の先端まで急いで駆け上がる儚さも素敵なのだけれど。
月夜に導かれたのは、きっと月のジュエリーを作っているからだろう。インスピレーションに引き寄せられるように進んでゆくオーダーメイドの時間だ。一人だけでは辿り着かない場所があるように思う。
素敵な出会いにありがとう。今日も屋久島にありがとう。
月のモチーフが大好きで、これまでもたくさん作ってきたけれど、夜光貝のジュエリーはその色彩がいつも新しい。まさにこれが自然の素晴らしさだろう。世界に一つだけの輝きだと思う。
一度きりの指輪作りだ。今回はどんな色が浮かび上がってくるのだろう。いつもながらにドキドキしながら作業机に向かっている。
約8mmほどの小さな月。けれども指先に纏うととても印象的で不思議な魅力に包まれる。小さく輝くものに心奪われるのかもしれない。
角度を変えるたびに変化する色彩が楽しくて、ゆらゆら。
もう少しで半分くらいになりそうな月の明かりは海に光の絨毯を作っていて、最初は気がつかなかったけど、目が慣れてくると空に星の煌めきをたくさん見つけることができた。水平線に灯っているのは船の灯りかな?もう八時を過ぎているのに、なんだかアットホームであたたかい。雲は流れ、遊ぶように雲を隠しては去ってゆくし。光って本当に素晴らしいなと改めて感じることができた。
半月と海、星空か、お気に入りのシーンがまた新しくできた!
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そうだ、夜光貝を削り始めてみよう。月が綺麗だった夕暮れ時に。
たしかに、島に暮らすようになって月をよく眺めるようになったような気がする。サンセットタイムのビーチで、夜のドライブ中に、明け方の庭先で。「あ、今日は素敵な三日月だな」なんて、ふとした瞬間に心に入ってくる感じが好きだ。
ときどきびっくりするくらいに大きく見えたりして、それを追いかけてゆくといつもの小さな月になっていたりして、子供の頃から長い付き合いだけれど、いつも楽しくて安心なのは母性的なのかもしれない。そっとそばにいてくれるような優しさがある。
わたしもまた月や海と同じサイクルの中にいるのだなと、スッと心に落ちてきて救われている。
大きなもの、小さなもの。
あるいは、ビルに囲まれた街でも雨の日にも同じようなフィーリングを感じることができたらどうだろう。ふと思い、ジュエリーのイメージが広がってゆく。
屋久島の海からいただいた夜光貝がぴったりの素材じゃないか、と。
夜光貝は表面を削り落として小さなプレート状に切り分けた。大人の両手広げたくらいの大きな貝だからだ。平に整ったプレートは糸鋸を通して小さな月をかたどってゆく。表面を丸く造形するとそこに柔らかな色彩が現れた。グリーン、ピンク、オレンジ、ブルー、、素敵なジュエリーが生まれつつある。
「ネックレスもブレスレットも作って頂いて素敵だけれど、指輪にするといつでも夜光貝の月を眺めることができて幸せな気がしますよね。」と彼女が声をかけてくれて始まった制作だ。
近しいフィーリングを分かち合いながら進めるジュエリーづくりは楽しい。いつもありがとう!
月のリズム、海のリズム。
ルーペを当てて、月を揺らしてみると色彩がゆらゆらと泳いでいるように見えて素敵だった。優しいけれど、ハッとするようなパッションを与えてくれる。
作業をしているわたし自身も間違いなく癒されているのだろうな、そんな気がしている。ゆっくりと、思いに任せてタッチを重ねてゆこう。
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material: platinum
size:2.0mm wide
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
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森の中でお二人の結婚指輪を眺めたひと時。シダの葉のシルエットがプラチナリングにすっと落ちてきたような印象。
出来上がったばかりのプラチナリングをお二人に重ね合わせながら屋久島の森を旅をしていた、今日はそんなお話を。
初夏の屋久島ではお二人がアトリエに会いにきてくれた。
2022年の夏を丸ごとかけた結婚指輪作りだったなあ。これまでずっとありがとう!そしてまた新しい始まりですね!
森だったり、庭先だったり、シダの葉は屋久島の暮らしの中でとても馴染み深い。ふわりと軽やかでどこまでも自由なフィーリングが好き。
お二人にとって大切な屋久島、ここで生まれたリングだ。ふとした瞬間に島の風を感じていただけますように。
耳を澄ますとすごくたくさんの音に包まれていることに気がついた。けれどもとても静かなのはなぜだろう。心が平らになってゆく。
仄暗い森の中、木々の合間から差し込む光の中でプラチナリングを眺めてみる。丸いアウトラインが纏う光沢が柔らかい。有機的な手触り感はマット仕上げによるものだろう。島の緑によく似合っている。表面に彫刻したシダ模様もぴたりとお揃いのプラチナリングだ。
時折強い光がスポットライトみたいにリングを照らし、思いがけず強い輝きにどきりとする。森のざわめきを感じる。大地の鼓動がここにある。もしかするとこのプラチナリングもまた、この大地の一部なのではないのだろうか。そう思わせる何かを感じずにはいられなかった。
森に佇んでいると気がつけば鹿も集まってきた。どうやら波長があったようだ。
2.0mm round in platinum with fern pattern
大きなもの、小さなもの、確かにこの島で生まれたリングだと思う。
森を抜けて、眩しい光に包まれた。おめでとう。新しく始まるお二人の暮らしがキラキラした輝きに溢れますように。
そしてアトリエに。雨が降ったり止んだりの屋久島らしい1日だったな。あれから3ヶ月か、お二人にここでお会いした日が懐かしい。
指輪作りの間には台風も来たし、LINEでやばいです!とか伝え合ったりしたのも良い思い出だ。お互いのタイミングが重なり合って始まった偶然の繋がりだったけけれど、それが不思議と確かなものに感じられる。今だからこそ大切にしたい、そう強く思える出会いだったように思う。
そういえば、お二人はどんなきっかけで屋久島が好きになったのだろう、今度あったら聞いてみたい。
濃密だった指輪作りの日々にありがとう。出会いを紡いでくれた屋久島にありがとう。
ご結婚おめでとう!いつかまた屋久島に!
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