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指輪作りを始める朝に #屋久島でつくる結婚指輪

指輪作りを始める朝に、アトリエの窓の向こうに夜明けを眺めて気持ちを新しくしました。

空気は澄み渡り、ひんやりと涼しい。

虫の音も響く素敵な秋の屋久島です。

 

作業机に向かう前には庭先で朝露を眺めていたのだけれど、

生垣の隙間から差し込み始めた朝の光を受けて輝く一粒一粒がダイヤモンドのようにも見えました。

 

さて、作業机にも一粒のダイヤモンドを用意して。

海の向こうにお届けする婚約指輪作りの始まりです。

 

彼とは素材選びからデザイン作りの細部まで、これまで相談をじっくりと重ねてきました。

そしてプロポーズの日が近づいてきています。ドキドキ。

お二人の大切な時間にご一緒することができて幸せです。

島リズムのジュエリー作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!

 

ちょうど満月だったのも素敵なタイミングでしたね。

島では芙蓉の花の淡いピンク色も見かけるようになり、サツマイモも美味しい季節になりました。森歩きも最高に気持ちいいかもしれません。

 

島に届いた色鮮やかな祝福が秋の始まりを告げています。

イエローゴールドもプラチナも、ダイヤモンドも美しく響いています。

一度だけの指輪作りをご一緒いたしましょう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

サウンターマガジン第6号の出版記念撮影を裕子さんと国本編集長と。

まだスマホとかsnsとかが無い頃に出会った三人で初めての記念撮影。

しんじくん、サウンターマガジン第6号の出版おめでとう!

 

「書籍の装丁がやれたら最高やな!」と、深夜のカフェで話し合っていたシーンを20年経った今でも鮮明に覚えている。

夢しか持っていなくて、あまりにのんびりペースな仲間だったけれど、今となっては遠回りもなかなか貴重なものだったなと思う。

 

木の上でゆっくりと時間をかけて大きくなる果実のように熟し始めた僕たちの日々を、今は夢中で駆け抜けている。

 

@sauntermag.japan
@kunishin55

 

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日本屋久島発サウンターマガジン第6号2023年9月23日発売、

特集「屋久島の現在 / Yakushima 2023」。

旅人:

井浦新(俳優)

@el_arata_nest

井上薫(DJ/音楽家)

@kaoruinoue_music

GOMA(ディジュリドゥアーティスト/画家)

@goma_official

ハマ•オカモト(OKAMOTO’S)

@hama_okamoto

大木亜希子(小説家)

@akiko_ohki

柴田千代(チーズ職人)

@fromage_sen

養老孟司(解剖学者)ほか

限定版のみ、Chari Chari名義での活動で知られるDJ/音楽家・井上薫さんによる、屋久島フィールドレコーディングをベースにしたオリジナルアルバムCD付。

MIX-CDではなく、オリジナル楽曲全9曲42分のフルアルバムです。

サウンターマガジンのエクスクルーシヴで、今後CD単体での販売予定はありません。

限定1000部。

CD付限定版 3,520円(本体3,200円+税)

通常版 2,640円(本体2,400円+税)

屋久島の自然、山、海、人、カルチャー。

あらゆる角度から屋久島を掘り下げます。

世界自然遺産30周年記念の1冊まるごと屋久島号!

表紙

モデル:井浦新

@el_arata_nest

撮影:中村力也

@rikiyanakamura

装画:高田裕子

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内容

1)巨石郡を巡る屋久島の山旅 井浦新

旅人:井浦新、写真:中村力也、文:国本真治

2)島の自然と太古の音色が生み出す癒しと浄化のエネルギー GOMA

旅人:GOMA、写真:茂木モニカ、文:土屋朋代

3)島のサウンドスケープ 井上薫

旅人:井上薫、写真:長谷川祐也、文:大石始

4)黒潮と島の森が育む豊穣の海

写真・文:高久至

5)ボルダリング天国へ

旅人:阿久澤将史、写真:田中俊三、文:土屋朋代

6)移住者たちが島に伝えるエクストリームスポーツの魅力

写真:Shu Ito、文:土屋朋代

7)屋久杉の森と生きる

写真:Shu Ito、文:土屋朋代

8)自然保護の30年とこれからの30年

写真:山下大明・Shu Ito、文:土屋朋代

9)山を見上げ「南洋のソングライン」を想う

文:荒木真歩、イラスト:nakaban

10)屋久島スーベニアショップ

11)旅のエッセイ

ハマ•オカモト(OKAMOTO’S)、大木亜希子(小説家)、柴田千代(チーズ職人)、養老孟司(解剖学者)

イラスト:オカタオカ

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1.8mm round in 18k pink gold with pink diamond #屋久島っでつくる結婚指輪

material: 18k pink gold, pink diamond
size:1.8mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

想い溢れる。ピンクゴールド×ピンクダイヤモンド、ご結婚10周年のアニバーアリーリング #屋久島でつくる結婚指輪

想い溢れる。ピンクゴールド×ピンクダイヤモンド、ご結婚10周年のアニバーアリーリング #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪をお届けしてから10年が経ちました。ずっと作り続けてきてよかった!

ピンクゴールドとピンクダイヤモンドのアニバーサリーリング。

ご結婚10周年おめでとうございます!

 

 

ピンクゴールが華やかさを演出してくれていたのも素敵だったし、

ご家族の喜びと、屋久島の祝福に包まれた幸せな日々でした。

時間の指輪、永遠の輝き。ピンクゴールドでご結婚10周年のリングを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

ジュエリーをお届けしてからその後も、ずっとお付き合いをさせていただけるのがオーダーメイドの温かみだと思います。

お二人にはベビーリングをお作りしたり、結婚指輪のメンテナンスをしたり、節目節目でコミュニケーションをとってきました。

 

考えると、彼女にとってはとてもとても大きな変化があったこの10年だっただろうと思うのです。

きっとこれまでの10年と、そしてご家族のこれからを紡ぐものになるだろう。

大切な指輪作りのお声がけをいただけて本当に嬉しい!

 

指輪作りの間はご家族の大切な思いが溢れていて、

時間の美しさを感じないわけにはいきませんでした。

 

ありがとう。おめでとう。

祝福の気持ちいっぱいでお作りしました。

出来上がったばかりのリングは庭先に咲いたプルメリアとともに。

 

 

彼女が選んでくれたのは1.8mm幅と細身のスタイルです。

シンプルなリングの内側に言葉を刻み込むと、それは世界に一つの特別になりました。

 

ピンクゴールドは光沢仕上げにして、表面には同系色のピンクダイヤモンドをセットして、刻印の字体は一緒に相談を重ねました。

 

彼女には好きな雰囲気がいつもあって、とても自然な流れの中でデザイン作りできたことをよく覚えています。

まるでこのリングが10年の間ずっとここで待っていてくれたかのようにも思えたほどでした。

 

一つだけのジュエリーを形作るのは、どこまでも広がる想いなのですね。

そのような時間にご一緒できて幸せでした。

 

指輪作りの間にはご家族五人で撮影した記念写真を送ってきてくれました。

ちょうど庭先に咲いていたプルメリアが五つだったのもあって、なんだか胸に響いたなあ。

 

いつかまた皆さんでここにいらしてくださいね。

雨上がりの屋久島サウスより。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人の一つだけ、イエローゴールドでつくるラウンドシェイプのリング #屋久島でつくる結婚指輪

彼女のリングを磨き終えて造形作業はひと段落となりました。

指先に収まるくらいの小さなイエローゴールドは島の雨とともに。

 

 

雨もたくさん降ったしプルメリアやドラゴンフルーツも楽しめた

色鮮やかな南国の日々でした。

そして暑さのせいで?よく海に入っていたような気もします。

お二人と歩む結婚指輪作りのいろいろを振り返りながら。

何気ないいつもの1日に #屋久島でつくる結婚指輪

 

イエローゴールドでつくるラウンドシェイプのリング。

はるか昔から世界に広く愛されてきたデザインだと思います。

 

つけ心地柔らかで、使ううちに体の一部になるような親密さがあるのですよね。

作っている私も手の中にほのかに灯る温かみを感じる事がしばしばありました。

それは月明かりに包まれるような癒しだったかもしれません。

 

けれども、それが普遍的なデザインであるからこそ、作り手のアイデンティティだったり、お二人の想いだったりが分かりやすく表現されてしまうのかもしれないな、とも思うのです。

 

シンプルであればあるほどに個性が浮き上がる。

それはケーキで例えるとショートケーキのようでもあり、洋服で言うならば白いシャツのようなデザイン性に似ているような気がします。

 

確かにここに一つだけの結婚指輪だと感じています。

自然を愛するお二人と私と、そして屋久島の季節が出会って生まれつつあるデザインはいかに。

 

彼女が選んでれたのは2.0mm幅です。

アウトドアでの活動が多いお二人ではありますが、フォーマルなシーンでもお使いいただけるように繊細で上品なボリュームに仕上げています。

その辺りは硬くて丈夫なゴールドがやっぱり安心なのですよね。

 

小さなリングではあるけれど、そこにお二人が出会った確かさのようなものを感じられるようにと、

光沢仕上げにしたのも素敵な選択でした!

 

植物や水と同じように、ゴールドもまたこの大地から生まれたものだと思うとグッときます。

指輪を身につける薬指は、あるいは大きなものと繋がりを持つ場所なのかもしれません。

 

彼のリングと重ね合わせてみる。

サイズやボリューム感は違っているけれど、ぴたりと同じに見えたので嬉しい。

 

よくみると側面にほんの少しだけフラットな部分を残してあるのが分かりますか?

この平面があることによってリング全体の雰囲気がすっきりとシャープになる。

そして幾分かの質量を稼ぐ事ができるので、リッチな味わいも楽しんでいただけると思います。

 

そして内側にはお二人ならではの造形と細工が施されることになっているのですが、それはまた次の機会に。

もう少し先のお話に。

 

さあ、雨が上がりました。

ハイビスカスは抱えきれないほどの雫を抱いていて、山際の低いところには虹もかかっています。

 

そういえばまた少し涼しくなったような。

お二人の指輪が出来上がる頃にはサキシマフヨウの花が咲ているだろうなあ。

 

今日にありがとう。

屋久島にありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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