
愛おしのハイビスカス。ノマドカフェでテクアウトをしたチーズケーキ。神話の世界みたいに、どこまでも大きな雲。
むっちゃ暑かった!けど、ありがとう!
8月のアトリエ、ふりかえり。


愛おしのハイビスカス。ノマドカフェでテクアウトをしたチーズケーキ。神話の世界みたいに、どこまでも大きな雲。
むっちゃ暑かった!けど、ありがとう!
8月のアトリエ、ふりかえり。


赤と白のハイビスカス。お気に入りのシャンパンゴールド。雨のち晴れの相談会。お二人との素敵な出会いにありがとう。
これはいつも思うことなのですが、屋久島は自然の美しさはもちろん、人との出会いもまた大きな魅力です。
実は、彼女と初めてお会いしたのは、もう10年ほど前のことでした。
ジュエリーをお選びいただいたり、ときどきカフェでお会いしたりしていたのですが、結婚指輪作りのお声がけをいただけた時は本当に嬉しかった!!
喜びや幸せは、周りにも共鳴するものです。
屋久島育ちの彼ともお会いできたし、和やかなムードの中でデザイン作りができたのもよかった!
お二人が選んでくれたのは、とっても繊細なシャンパンゴールドのリングです。
彼女が好きなデザインに、彼がずっと「いいね!」と、笑顔で答えていたのが、まるで長い時間を共に過ごした親しい二人みたいで、とっても素敵でした。

ちょうどスコールが過ぎ去ったところだったのだけど、
北側は雨が降っていましたか?という挨拶も島暮らしならではのリズムかもしれません。
雨上がりの澄み渡る空のように、爽やかなお二人にお届けする結婚指輪です。
夏から秋へと移ろう屋久島の季節を分かち合いながら、お作りできると幸せです。


オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

雨上がり、澄み渡る空。朝の雫が庭先に散りばめられた宝石のように輝いていた。
眩い煌めきの中でシャンパンゴールドのリングを眺めて。
お二人の結婚指輪はその造形作業がひと段落をいたしました。
こうして緑の中で眺めていると、金属もまた、この大地から生まれたものということが、改めて腑に落ちます。
丸く柔らかなアウトラインが、まるで空気の中に溶け込んでいるかのように感じられます。
このリングが最初からここにあって、今をずっと待っていたようにも見えました。

メンテナンスをしながら、長くお使いいただくうちに、味わい深くなる。
私たちよりもずっと長くあり続ける金属の時間は、宇宙のそれに近しいようにも思うのです。
その永遠を考えると、今、この瞬間が一層愛おしく、大切なもののように感じられました。
出会うことって、本当に素晴らしいです。
さて、
お二人の結婚指輪は、これからさらに彫刻模様の装飾を施し、完成となる予定ですが、それはまた別のお話で。
二つで一つになるような、素敵なリングをご覧いただくのは、もう少し先のお楽しみに。
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制作編
出会い編

ここ数日は、スコールが続いている。
1日に何度か訪れる、30分ほどの明るい雨だ。
激しい雨がザーッと降り始めたのは、海を眺めようとビーチを訪れたタイミングだった。
車の中でその雨雲をやり過ごすのも、いつもの島のリズムである。
シャンパンゴールドのリングは、柔らかな丸みを帯びたラウンドシェイプのデザインで作っています。
同じ素材で、同じデザインでお作りしているお二人の結婚指輪だけど、もちろん、手の大きさは違っているし、サイズもそれぞれだ。
彼と彼女が持ち合わせている雰囲気に似合うように、リングの幅や厚みに微妙な調整を加えて仕上げなくてはならない。
お二人がリングをつけて隣同士に並んだ時に、初めてそれがお揃いに見えるような感覚を目指しつつ。
今日も細やかなタッチを重ねている。

彼のリングを削り、おおかた磨き終えたところで、ほっと一安心。
手の中にそのフィーリングが残るうちに、彼女のリングも一気に造形作業を進めていく。
それにしても、たくさんの金属片が生まれるものだ。
これらがまた次のジュエリー作りのためにリサイクルされるのだから、その繋がりに時を超えるロマンを感じる。

また雨が降ったようだ。

夕暮れ時には、彼女のリングにも丸く柔らかな表情が現れた。
嬉しくなって、2本のリングを並べて眺める。
およそ2.3mm幅と1.8mm幅の繊細なリングなのに、手の中でシャンパンゴールドの存在感がすごい。
島の緑との出会いも、むっちゃ素敵だった。
ふと見上げると、山際にはうっすらと虹が掛かっている。
太陽の光が強く差し込み始め、眩しくて、蒸し暑く、思わず目を細めた。
うん、明日もきっとよくなるだろう。
いよいよリングの形成作業も完了近し、といったところである。

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気がつくと8月も終盤に差し掛かっている。
夏休みの終わりが近づいていることを、無意識に考えてしまうのは、この季節独特の情緒のせいなのかもしれない。
作業机に向かい、シャンパンゴールドのリングを手に取りながら、ピークを過ぎた真夏の余韻を愛おしく想っていた。
2024年の夏。一度だけの指輪作り。
お二人の結婚指輪作りの始まりには雨が降ったし、プルメリアも満開だった。
海や川でも遊んだし、夜明けの空には満月を眺めることもできた。
ゆっくりとした昔ながらの手作業ではあるけれど、お二人と季節の移ろいを分かち合いながら、歩むことができるのは、オーダーメイドの素敵なところだと思う。
さて、
今日も島の祝福に包まれながら。

作業を始める前に庭先の植物に癒されておく。

どこにでもあるような、何気ない出来事を分かち合える誰かがいると、日々は喜びに包まれる。

お二人のリングには、屋久島の緑をモチーフがアクセントになるのだけれど、それはもう少し先のお話に。

最初は荒い目の鉄鋼ヤスリを手に取り、思い切り良く削り落としていく。
リングをぐるりと一周、そしてまた一周。角度を変えながら同じタッチを繰り返す。
ざくざく、といった感じで、シャンパンゴールドの手触りが響いてくる。
作業台の上に散らばる金属片が、デスクライトの光を受けてキラキラと輝いている。
まだまだ荒削りではあるけれど、その無垢な表情が、とても心地よく感じられた。
お二人はアウトドアでも多く活動される、ということだったので、リングのアウトラインはシンプルなラウンドシェイプでお作りすることにした。
丸みを帯びた形状のリングは、体の一部のように馴染んでくれる。
表面をプレーンに仕上げておくのは、小さな傷がついてもメンテナンスをしやすいのもある。
時と共にリングは味わい深くなり、いつも新しい表情を見せてくれるのも、好きなところだ。
丁寧に手入れをしながら、永く愛用いただけるように、この段階でしっかりと丈夫に仕上げていかなくてはならない。
おおよそ角が取れたところで、少し目の細かい鉄鋼ヤスリに持ち替え、荒削りな表面を丸く整えていく作業に移ることにした。
こうして少しずつ、一つのジュエリーが形作られていく時間が好きだ。
まるで、お二人と一緒に蒔いた種が発芽を始めたような気がして、嬉しくなる。
そして、やがて迎える開花の時を思い描きながら、ワクワクした気持ちで手を動かし続けていた。
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