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妻誕生日に作ったペアリングを気に入って毎日つけているので共有したい

妻の誕生日に作ったリングが素敵に仕上がったので、ほんと久しぶりに自分用にも作った。儚くて、でも確かで、今この瞬間を形にしたようなリング。これは皆様にもつけていただきたい!と思ったので今日は詳細をもう少し。

ピンクゴールド、イエローゴールド、プラチナ、繊細なリングではあるけれど、こうして4本揃うととても華やかに見える。波打つカーブのリズムも全て違っているので、重ね付けもとっても素敵だろうと思う。彼女のリングはとても細く、そして私のリングはふた回りほど太く作った。でもそれでもまだまだ感じられる軽やかさをとても気に入っている。

案外とむっちゃ丈夫なんだな、というのがつけたみた時の第一印象だった。少しだけ迷ったのだけれど、思い切って光沢仕上げにしたのもよかった。細さと相まって程よい存在感なのである。日々の暮らしに馴染んで、そして少し特別してくれるジュエリーだと思う。

ゴールドの色やプラチナの素材選びだったり、太さやリズムを選んでオーダーメイドするのも楽しいと思うので、気になる方はぜひ声をかけていただきたい。価格にもばらつきが出るかとは思うけれど、税抜およそ4-10万円ほどになる予定。

リングの名前は?何にしようか、これから考えるのもまた楽しい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。ぴたりお揃いが素敵なプラチナリング。

雨脚が弱くなったのでプラチナリング片手に庭先に出てみると雫に包まれたシロツメクサのキャンバス。宝石箱みたいにきらりきらり。

お二人の結婚指輪はその造形作業をひと段落して、ほっと一息。表面のラインがとてもスムーズに出来上がったと思う。柔らかな癒しが指先に伝わってくる。小さなリングではあるけれど、プラチナの確かな重みがある。重ね合わせると、こんなにサイズが違っていてなんだか胸にグッときた。出会うことってとても素敵だな、と。

深い緑と響き合う。

最近思うのは、結婚指輪のデザイン選びは日々自由になりつつあるような気がする。ぴたりお揃い幅なのもなんだか微笑ましいし、男女の垣根がなくなってきているのも素敵だなと思う。

こうしてリングを眺めていると、なんとなくお二人のことを想像してしまうのも、オーダーメイドのジュエリーづくりならではだよなと心あたたかになる。お二人とは海を隔ててメールでのやり取りだったけれど、いつかお会いできると嬉しい。

ぽつり、また降ってきた。今夜はきっと激しい雨になるに違いない。ほんと、深い雨とともに歩んだ日々だったなあと、前半の結婚指輪づくりを振り返りつつ。ここからのステップはお二人の“好き”をリングに映し出す大切な工程になるので、想像性豊かにタッチを進めていきたいところだ。あと少し続くだろうこの雨も集中の助けになってくれるだろう。とても楽しみな時間だ。

新しい一週間がはじまりました。そちらの梅雨はいかがでしょうか?島ではパッションフルーツの収穫も始まっているようなので、夏は日本列島のずっと左側で待機をしているのかもしれませんね。

スイカにトマト、冷奴も気になる季節ではあるけれど、まだ雨を眺めながら熱いコーヒーを楽しんでいたいような 笑

もう少しこの湿度は続きそうなので、まあ、スパイスの効いたカレーでも食べて、ゆっくりと参りましょう。どうぞ素敵な日々を。今日もありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。出会い繋がり生まれるデザイン。

屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。出会い繋がり生まれるデザイン。

屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪が出来上がるのと、この梅雨が明けるのはどちらが先になるのだろう。雲の合間からときおり姿を現す山々を窓の向こうに眺めながら作業のタッチを進める日々だ。

シンプルに、つけ心地柔らかに。ラウンドシェイプのプラチナリングをお二人は選んでくれた。

屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。癒される、大好きな植物とジュエリー。

お二人の結婚指輪のモチーフが島の植物だったのも良かった。この雨の季節にはグリーンがいっそう色濃く、美しくなるからだ。出会いがあって大好きな何かを分かち合い共感し合えることは何事にも変え難い幸せだと思う。遠く離れてはいるけれど、わたしもお二人の幸せな時間にご一緒させていただきつつ。

いよいよ折り返し地点を過ぎた結婚指輪作りの工程を、この季節を大切にしながら進んでゆこう。

紙やすりで造形する時間が好きだ。プラチナリングの響きがダイレクトに伝わってくる。

金属の呼吸。永遠のリズム。大地の果てしない時間軸を感じながら。

また降り始めてきた。いや、ずっと降っていたのだろうか。感覚もふわりとしてくるほどに長い雨だ。傘を片手に庭先を歩きながらティーツリーに宿るしずくを眺める。ティーツリーの葉はなんとなく杉の若葉にも似ているように思う。ああ、この雨が途切れたら森歩きにでも行こうか。あのしんと張り詰めた空気感が一瞬イメージの中に蘇ってきた。優しいけれど、とても力強い癒しのフィーリングだなあ。そして、もう少しで出来上がるお二人の結婚指輪に大好きな森の印象を重ね合わせている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。癒される、大好きな植物とジュエリー。

深い緑に囲まれる2022年の梅雨。雨の合間には散歩に出かけるのだけれど、とても綺麗だったのがエメラルド色をしたシダの葉だった。

昨日のクワズイモも良かった。実に多様な屋久島の緑を眺めながら、お二人の結婚指輪を作っている。

屋久島の暮らしと雨、お二人の結婚指輪作り。大好き!緑の植物をモチーフに。

屋久島に暮らし初めて、身近な植物をモチーフに取り始めたのはとても自然なことだったように思う。いつどこにいても、ふとしたタイミングにこの癒しを感じることができれば素敵だなと。あるいは、これは簡単に体験できるフィーリングではないのかもしれない。だからこそジュエリーに変えて身につけておくことだできればと思いついた。

自然の息吹を刻み込む、そのベースとなるプラチナリングはとてもシンプルなスタイルでつくる。つけ心地むっちゃ優しいラウンドシェイプのデザインだ。作業の工程もここまでやってくると、出来上がりをリアルに想像できてワクワクする。お二人の結婚指輪が出来上がる頃は、島もキラキラと夏めいているだろうか。

島では雨とともに花がたくさん咲き始めるし、葉っぱはお茶になったりもする。癒しの植物。

夏をすぐ近くに感じつつ、でももう少しだけこの潤いの季節を味わっていようと思う。

 

 

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