屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナの出会いはやっぱり良い。2本のリングになる素材なのだけれど、いつもとは少し違ったアプローチで作り進めることもある。
屋久島で結婚指輪の相談会をしたお二人とは南青山でも会えたし、LINEでデザイン作りもずっとご一緒いただいたりもした。波長の大きめな島リズムの制作にお付き合いいただきましてありがとうございます!
ほんとに!と驚くほど早く訪れた夏とともに制作の日々を歩んでゆく。
ちょうど作業が始まる前に森を歩くことができたのは素敵なタイミングだったと思う。ここに来るとお二人が大切にしている想いに出会えるような気がしたからだ。澄み切った光と水がとても印象的な時間だった。
さて、今日も屋久島の森で出会った巡りと流れ、溢れる光を想いながら。
同じ造形を目指せば目指すほどに、プラチナとシャンパンゴールドが全く別の素材だということがよくわかる。いつもより難易度の高い作業に対峙しそれを少しずつ乗り越えてゆく時間は作家として純粋にワクワクする。挑戦なのである。巡り重なり合うリズムがここに生まれつつある。
ふと水の音。まだ心のどこかに残っているような気がする。
見上げると光が溢れて眩しい、当たり前のことが特別に思える、そんな時間をとても幸せに感じる。お二人の暮らしの中で、このリングもそのような存在になればいいなと思いながら。
シャンパンゴールドとプラチナの組み合わせではいくつものデザインで指輪を作ったことがある。コントラストが大きすぎない色合いが有機的に感じるのだなと思う。そういえばお二人も、ほんと自然が大好きだなあ。
なんと言っても、大切な想いや好きを近しく分かち合うことができるのって素晴らしい。指輪作りを会して生まれた巡り合わせを、今を信じてタッチを進めてゆこう。
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