シダの葉をくるり。
巻きつけて指輪になればいいなとずっと思っていた。
そんな子供の頃の記憶も手伝ってか、
プラチナとゴールドを使ってシダの指輪を作る工程でもやっぱり
最初に真っ直ぐなシダの葉っぱを作る
→それをくるりとリング状に巻きつける
という流れを大切にしています。
そうやって作ると、まるでホントのシダを身につけているような気持ちになるのです。
まっっすぐなシダの葉っぱをくるりと巻きつけるところ。
今日はパラパラ動画風にまとめてみました。
forming progress in fern ring from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
18k champagne gold×platinum900
くるり。
シダの葉の両端をくっつけると、小さなジュエリーの姿が生まれた。
中指の上にシダのリングが乗せてみる。
作業台のライトを受けてシャンパンゴールドとプラチナが柔らかく輝いている。
ゴールドのリングは約1.1mmの太さで、
プラチナの葉っぱ部分は広いところで約7mmほど。
指先に金属の確かな質量を感じることができた。
それと同時に
ふわりとした軽やかな印象に包まれている。
旅人のように自由なスタイルがありました。
作業がひと段落して
パン屋さんに向かう途中、
気持ちの良い夏空に出会った。
そうだ!と思い立ってハンドルを切り、
屋久島サウスの岬の先端から撮影。
ここはホテルになっているところだけど
奥まで歩いて行くとテラスがあってお気に入りの場所。
そのテラスに立つと突然視界いっぱいに海が広がった。
視界だけじゃなくて音も全部海になって、圧倒的だった。
今日も屋久島にありがとう。
夏はまだここに!