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好きな感じだった空の色。
まだまだこちら屋久島は暑い日が続くけど、
もう9月も後半なのですね!
市場ではサツマイモの姿も見るようになってきたことだし、
これは冷蔵庫の夏を食べてしまおう!
と思い立って、ゴーヤを料理することにしました。
お料理の素材は
ゴーヤ小3個、鶏肉たっぷり、ニンニク、レモン、塩、胡椒。
シンプルな組み合わせでいきました。
鶏肉は一口サイズに切って。
焼くと油が出るので、最初は油をひかずにフライパンに。塩胡椒。
少し焼き色がついて、じわじわと鶏肉の油が出てきたところで、ニンニクをひとかけ投入です。
ここでポイントなのが、ニンニクはかけらのまま、柔らかになるまでじんわりと火を通したいこと。
時に裏返したり、時に鶏肉の上に乗せてみたりして、大切に育てていきますw
6割ほどでしょうか。
鶏肉に日が通り始めた頃に、鍋の半分に鶏肉を寄せておいての、できた余白にゴーヤをどさっと投入。
ここではあまり混ぜたりせずに、じっくり焼いていきました。ゴーヤに塩胡椒。
ゴーヤはしゃっきり、でも、しんなり。くらいが好きな感じです。
いよいよ全体に火が通って、ここからラストスパートです。
ここまで大切に育てていたニンニクをフライパンの上で押しつぶしてペースト状にします。
ペーストになったニンニク、こんがり焼き色のついた鶏肉、しゃっきりしんなりのゴーヤを、ここで初めて一つになるようフライパンでザッザッと混ぜてゆくと、
照りとトロミが現れた!
ここで、レモンをぎゅっと絞って。たっぷり絞って。
最後にもう一度、フライパンでザッザッと混ぜて、出来上がり。
“鶏肉とゴーヤのにんにくレモン風味”
ご飯がムッチャ進んで進んで、もう!
簡単だけど、なぜかテンション上がるメニューであります。
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今日の幸せ。
海の向こうからサンプルリングとともに、カワイイお手紙届きました。
朝一番で手紙を読んで、胸がジーンと温度急上昇でした。
happy jewelryですね!
さてさて、今日のアトリエです。
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platinum wedding ring, work in progress
神戸のお二人に届ける結婚指輪を、今、屋久島で作ってます。
昨日、丸くなったプラチナの線を作業台において、
いよいよアウトラインに造形を加えていくところ。
鉄鋼ヤスリを片手に、ドキドキだった。
雨の季節に初めてメールをいただいたお二人とは
以来ずっとメールを通じてデザイン作りを進めてきたので、
こうして今を迎えることができたことが、とても嬉しかった。
お二人と一緒に話したこと、イメージしたことを
手の中でクリエイトしよう!
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角ばったプラチナのリングを思い切りよく丸く削り上げてゆきます。ガリガリ。
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紙やすりは120番。
粗い番手のものを使って削るように表面をブラシすると、
リングの表面に柔らかなラインが現れた。
それは彼と彼女、私と一緒にイメージしていたものに間違いなかった。
今までずっと思い描いてたけど、
なかなかそれに出会えないでいたり。
ぼんやりした印象だけど、
でもそれは自分の中にすでにあるものだったり。
オーダーメイドの指輪作りは
実はすでにどこかにあるものをカタチにする作業なのかなと、
最近は思うことがある。
大切なことって、どんなことでも、もうすでに自分の中にあるのかも。
みんなとのやりとりから学びました。
出来上がった時、
初めて出会う指輪だけど、
あっ、これだった!つけた時にホッとする結婚指輪があると思います。
制作編
屋久島と神戸、海を越えて、季節を越えての結婚指輪作り。その第一歩。