9月のしずくギャラリー。
秋近しとなりました。
こちら屋久島は本当に秋なの?!というくらい暑い日が続いて
水辺を見るとついつい遊びたくなってしまったが、
夏休みも終わったから、誰もこの小川では遊んでいなかった。残念!
いよいよ学校も始まりました。
友人からは、
「8月いっぱいは大人の夏休みをしていて、月曜日から仕事に出かけました!」
なんて声も聞こえてきました。
終わりはまた、始まりでもありますね。
みなさまそちらはいかがお過ごしですか?
今月もジュエリーに、海に山に、ごはんに、
屋久島のいろいろアップしてゆきますので
どうぞよろしくお願いします。
白いハイビスカスと島の友人のためにお作りした結婚指輪
今日は出来上がった指輪をお渡しする日だったので、
すぐお隣の地域からお二人が来てくれるのをドキドキしながら待っていた。
初めてお互いで指輪を交換するシーンに立ち会えて
最高にハッピーだった瞬間。
サイズもピタリでよかった!
お二人とは同じ屋久島サウスに暮らす仲間なので、
これからも、きっと多分、
年を取っても、何十年経ってからも、
指輪どうですか?
なんて立ち話をしていたりするのかも。
そんなことを考えるだけで胸があたたかくなってきた。
近所の郵便局で顔を合わせたら、いつまでも声をかけてくださいね!
帰りがけ、屋久島サウスで農業を営む彼に、
ひまわりが咲いている素敵なスポットを教えてもらったので、
これは良いタイミングとばかり、
昨日出来上がったジュエリーも持って出かけた。
ゆらゆらと自由で、明るくて、
お二人を、そしてこの世界を祝福しているように思えたヒマワリ。
ご結婚おめでとうございます!!
お二人とヒマワリのハッピーに包まれて、
私もホクホクしながら、ジュエリー作りを始めることに。
今日のアトリエです。
ゴールドとプラチナのコンビネーションリング。
ゴールド部分を細く、
プラチナ多めで、ゴールドでそれを挟み込むように。
これから作るリングの素材を手に、出来上がりのイメージを膨らませていた。
6月の末にしずくギャラリーに来てくれたお二人と打ち合わせを交わして生まれたデザインなので、ドキドキだった!
彼と彼女、選んだのは同じ素材、プラチナとゴールド。
そして、同じスクエアシェイプのアウトライン 。
その中でただ一つ、違うのがその素材の組み合わせ方。
彼女のリングは波のように境界線がカーブして組み合わさるのに対して、
彼のリングはゴールドでプラチナを挟み込むようなスタイルなんです。
金属の組み合わせ方を、お二人それぞれのアイデアを持ってデザインすると、
アクセントが加わって、一層お揃い感が増しました。
ゴールドを扱いやすい柔らかさとするために、バーナーで火を当てて行きます。
くるり。
こんなにも細い!
これをあとひとつ。
そしてプラチナのリングも。
少しずつ、一歩ずつ進んでいこう。
制作編