屋久島から東京へ。
いよいよ指輪を送り出す朝がやってきた。
庭では大好きな花も咲き始めてて、
一つのことが終わって、また新しい何かが始まる予感をキャッチした1日の始まり。
こちら屋久島はスコールが5分ほど、ザーッと激しく降ってピタリと止む。
そんな毎日が続いています。
雨のち晴れ。
まだまだ満開のハイビスカスを見上げながら、
たくさんの友人が暮らす千葉のことを思っていた。
どうか皆さまご無事でありますように。
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さて、アトリエです。
7月の屋久島でお二人の大好きな植物に出会って、デザイン作りをした結婚指輪があって、その制作もいよいよ最後の仕上げとなりました。ドキドキ。
k18シャンパンゴールドで作ったリングの内側を鉄鋼ヤスリを使って、
丸く造形しています。
こうすると指とリングの接点が滑らかに仕上がって、
付け心地柔らかになるんです。
彼は造園のお仕事をされていて、
ハードな作業の時はリングを付け外しすることもあるかも。
わたしもそうですが、
リングって付け外しが大変だと、どうしてもつける機会が減ってしまうものなんですよね。
毎日、長くお使いいただけるように、
カラダへのフィット感は大切にいたしました。
さらにガリガリと。
お二人のリングを作っている時はちょうど夏から秋の気配をところどころに感じる瞬間があって、
色濃くなる空のブルーや、柔らかになってきた光の中で、
作りかけの指輪を眺めたりしたなあ。。
お二人も今、京都で秋の情緒に包まれてるのかな、と考えていたら、
あ、今日は中秋の名月だ!と思い出して
二つのリングを庭に持ち出してみた。
満月と彼の指輪と彼女の指輪。
いよいよ明日に完成となります!
制作編
しずくギャラリー編
屋久島ー京都、しずくギャラリーのモンステラに囲まれて結婚指輪の相談会。今年最初のパッションフルーツ!水面の表情を描く結婚指輪作り。