お二人のピンクゴールドを窓際で眺めてたら、空に大きな虹が架かりました♪
同じ鹿児島だけど、はるか海の向こうに暮らす友人へ。
新しい結婚指輪作り始まります。
#happyjewelry
お二人のピンクゴールドを窓際で眺めてたら、空に大きな虹が架かりました♪
同じ鹿児島だけど、はるか海の向こうに暮らす友人へ。
新しい結婚指輪作り始まります。
#happyjewelry
しずくの指輪。雨上がりのしずく。
プラチナの粒々を細いゴールドのリングに散りばめるように作りました。
粒々の中にはダイヤモンドがキラリ。
それにしても、この指輪を作ってる間はそれにしても雨がよく降ったなあ。
ぽつりぽつり雨音もムードを盛り上げてくれた。
時折庭に出てはしずくをチェックして、また作業机に戻る。
しずくのバランスやリズムを習って、リングにプラチナの粒を散りばめてみる。
そんなジュエリー作り。
雨の多い屋久島の時間から生まれたジュエリーだなと思う。
drop ring variations platinum, yellow god, diamond
今回作った3本のリングを重ね合わせて並べてみると、ぽつりぽつり、楽しいリズムが現れた。
同じ0.8mm幅のリングをサイズを変えて、
しずくの大きさやバランスをそれぞれにレイアウトしたのですが、
3本のリングともに個性があって!
一つだけの存在と言いましょうか。。
わたくしながら、なんとも愛おしく思えてしまいます。
まずは1本目は9.0号です。
シンプルに、
スタンダードに、
印象的に、
爽やかに、
いつまでもつけていたい、
重ねてもつけたい、
一粒のダイヤ、
そんな言葉が思い浮かびます。
そして2本目。こちらは7号。
海の向こう大阪の友人に声をかけていただいて作りました。
こちらも1本目と同じくダイヤモンド1粒のデザインではありますが、また雰囲気が異なります。
オリジナル、
楽しさ、
リッチさ、
親しみぶかさ、
優しさ、
がんばり屋さん、
彼女のことを思いながら作ったので、このリングはやっぱり彼女のイメージでした笑
大阪のストリートでアクセサリーを並べてた時からずっと作品を観てくれて本当にありがとう!
そしてラスト、3本目は11.5号です。
こちらはダイヤモンドが2粒のデザインでありまして。
ちょっとゴージャス、
1本でも素敵だし、
もちろん重ね合わせても楽しい、
初めて作ったバランスは、
きっと一度だけのバランスで、
あなただけに、
大切な人に、
いつもの毎日も、ずっと一緒にいてくれるリングだと思います。
皆さまはどのリングがお好みですか?
1本目と3本目はしずくギャラリーに展示する予定ですので、
お近くにお越しの際はぜひ手にとって観てください。
海の向こうからのリクエストももちろん!
しずくの指輪はプラチナやゴールド、素材を選んで、
ダイヤモンドの個数を変えて、
オリジナルを作ることができるのも楽しいところ。
しずく好きの皆さまに。
大切な贈り物に。
とっておきの1本となりますように。
しずくの指輪
リングゴールド、粒々プラチナ、ダイヤモンド1個 ¥33.000.-
リングゴールド、粒々プラチナ、ダイヤモンド2個 ¥44.000.-
リングプラチナ、粒々プラチナ、ダイヤモンド1個 ¥38.500.-
リングプラチナ、粒々プラチナ、ダイヤモンド2個 ¥49.500.-
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
オーダーメイドのご相談はこちらまで、お気軽に
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屋久島サウス、アトリエ。雨。
あと少しで出来上がる、しずくの指輪。
しとしと雨音を聞きながら作業机に向かってます。
大阪からオーダーメイドの声をかけていただいて始まったこの指輪作り。
せっかくなので、屋久島のしずくギャラリーでも見ていただけるようにと、
あと2本、一緒に作ることにした。
同じ細さのゴールドリングを、
7号、9号、11号と、異なるサイズで作る。
0.8mmとかなり繊細なボリュームのリングだけど、
3本並べると、なかなかゴージャスにも見える。
きっと、いや間違いなく(笑)、重ね合わせてつけても素敵だろう。
その細いリングの装飾となる、プラチナで作った粒々は、
こうして火を当てて接続してゆくのですよ。
大きさを選んで、バランスを見つけるように、一つずつ、一つずつ。
今日の気分はいつもよりもしずくが多くてエネルギーに満ちた感じかな。
外ではちょうど雨が降ってたので、
そのリズム感じながら作ることができたのもよかった。
そして、つぶつぶの作業、
むっちゃ細かいです!笑
集中マックスの時って、甘いものが欲しくなりませんか?
今日のおやつはコーヒーに蜂蜜トーストといたしました。
屋久島の敬愛する職人さんが作った食パンに、
屋久島の友人夫婦が作った蜂蜜をかけて食べる喜び!
友人夫婦が独自にブレンドした配合の“たんかんと百花”蜜は、
お二人に最近赤ちゃんが生まれたからか、
頂くといつもよりも甘味と幸せ風味が大きかったとか、
わたしがそう感じただけだったとか。
とにもかくにも、はちみつトーストで集中を取り戻して、つぶつぶ作業に戻り、
1日の終わりに、3本のリングのデコレーションを終えた。
うん、いい感じです。
この次のステップは大きなしずくを選んで、その中にダイヤモンドをセットするのですが、
今日はここまでとしよう。
そろそろ長く続いた雨も上がりそうだ。
制作編
オーダーメイドのご相談はこちらまで、お気軽に
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tel: 0997-47-3547
今日の思い出。
3000年を生きる森の巨木に会いに行ってきた。
しんと静かで冷たい空気の中だけど、熱いほどに森の躍動を感じる場所。
ここがあるから、いつもの暮らしもまた軽やかになるのだと思う。
明日からまた、ジュエリーです。
屋久島は年中雨が降ってるイメージがあるけれど、
案外、冬は晴れる日が多くて、
ときおり屋久島らしい、重ための湿度が恋しくなることがある。
今日はパラパラ雨降りの屋久島サウス。
なんだか嬉しくなって窓の向こうばかり眺めてしまったり笑
これはちょうど良いタイミングだなと思い立って、
雨にまつわるジュエリー作りを始めることにしたのです。
作り始めたのは、雨上がりのしずくをモチーフにした、しずくの指輪。
まずゴールドの線をさらに細く、角ばった線に造形することから始める。
大きさ違いでいくつもの四角い穴が空いた鉄の板にゴールドの線の先端を差し込んで、グイと引く。
次の小さな穴に差し替えて、さらにグイと引く。
お目当の寸法になるまで何度もそれを繰り返した。
細いラインが印象的なこのリング作りだ。
0.85mm×0.85mm, 18k yellow gold
線がスクエアになってるのが見えますか?
これまで何百本と細身のリングを作り続けてきて、
たどり着いたのが、0.85mmのスクエアシェイプというバランスなのです。
細身のゴールドリング。
繊細で華奢だけど、
ゴールドの存在感があって、
リッチな感じもあるし、
さりげなくもあって、
わたしも大好きなスタイルです。
普通に細いだけも素敵だけど、
そこにオリジナルな装飾があれば嬉しいなと思うことってありますよね。
できればシンプルに、印象的に。
細いゴールリングの上にプラチナの粒々を。
雨粒のように散りばめてみよう。
そう思いついたのは、屋久島での暮らしの中で、とても自然なことだったと思う。
プラチナの粒は酸素トーチで高温を与えて、
大小ランダムに、たくさん作る。
リングができたら、思いつくまま、好きなバランスで、
この粒を雨の雫みたいに散りばめることにしよう。
雨上がり、
庭に出ると、雨の雫が世界を飾ってた。
その輝きがまばゆくて、
まるでダイヤモンドみたいに思えた。
淡水パールをお預かりして、新しいジュエリー作りを。
彼女が育ててるミカンをモチーフにしようとひらめいたので、
今日はミカン畑見学に行ってきた
冬の自由研究です。
屋久島サウスは尾之間。
モッチョム岳の麓に、それは素敵な庭園を作られている彼女。
わたしの植物友達でもあって、
しずくギャラリーの花々も彼女のピックアップしてくれたものがたくさんあるし、
実はアトリエのすぐご近所さんでもあるんです。
ちょうど去年の暮れの頃、
庭先でマンゴーの収穫を一緒にした時に、
ふと彼女から淡水パールを見せてもらったのが今回のお話の始まりだった。
「ケイさん、昔海外で買ってきたこれを使って、ブローチを作ってもらえるかな?」
「いいですね!お作りいたしますね。」
と答えてから、年を越して、
屋久島に帰ってきて何日かが経った頃、
彼女が農園で収穫したところのミカンを玄関先まで持ってきてくれた時、
ピンときたんです。
あ、ミカンとパール。
モチーフを思いついてから、頭の中でデザインが出来上がるまでは一瞬のことだった。
そして今日、
そのデザインの助けとなるように、実物をきちんと見ておきたくて、
農園にお邪魔して、お願いしたのがこちら。
枝付き葉っぱつきのミカンをぜひ!
ミカンと一緒に気に入ったお花関係もしずくギャラリーのお庭用に頂いて、
もちろん、ミカンはお話ししながら、
木から千切ってはパクパクといだだきました。
むっちゃ酸っぱい!
むっちゃ酸っぱくて美味しくて、
なぜか不思議と、心の奥までぐっと響いた。
こうやって彼女が大切に育ててる果物をモチーフにしてジュエリーを作ることができるなんて!
それも、コレクションだったパールを使って。
ジュエリー作りにまつわる物語のことが思い巡らされて、
あたたかで幸せな気持ちに包まれた。
さて、
アトリエに戻って、朝の印象が濃いうちに、
パールを眺めながらのイメージトレーニングです。
ミカンの小枝を切って友人に届けるような、
そんなジュエリーになればいいと思ってる。
雨上がり、冬の一日。
ジュエリー作りがひと段落して、
次のジュエリー作りまでの合間に。
冬の屋久島は鳥がいい。
アトリエの周りではメジロがいっぱいで、
ここ最近はチュチュチュと鳴き声に包まれながら作業机に向かってる。
空気もキリリとしているし。
お野菜も美味しいし。
物作りに集中するにはぴったりの季節だ。
2019年末から2020年始にかけて続けてきたシルバーでの結婚指輪作り。
作業も後半に差し掛かると、
お二人と出会ったことや、
メールで打ち合わせを重ねたこと、
夏から秋、そして冬に移り変わった季節のことなどなどが思い出されて、グッとくる。
ふとしたきっかけがあって、お二人がギャラリーに来てくれて、
そこから長い時間をかけて、
小さなリングが生まれようとしているのだから、出会いってすごい。
これから出来上がるお二人の指輪はホント、今しかできないものなんだなと思う。
いくつかの金型に当てて木槌で叩いて、柔らかにカーブさせたリングを中指の上に乗せてしばらく眺める。
フォルムが自然のリズムに近しくなるほどに、ほっこりと安心感が漂うものなのかも。
丸くて柔らかなラインって、自分ながらにやっぱり癒されるー。
そして、彼のリングと並べてみる。
アウトラインは微妙に違っているのだけど、
ぴったりお揃いを感じるのは、
素材も一緒で同じ一つのテーマを抱いているからだろう。
違ってるけど、一緒。
違ってるから一つ。
あとちょっとで出来上がるリングを見ていると、なんだかお二人そのもののようにも思えてきます。
よし。
ここから少しだけ時間をあけて、最後の仕上げを進めていこう。
年始のいろいろある時期ではありますが、
美味しいもの食べて、じっくりいきましょう。
制作編
春と間違えたのかな?
庭先でスミレの花が咲いてました。
今年は、いや、今年もまた、
驚くほどにあたたかな冬に包まれている屋久島サウスであります。
ご近所の鬼塚農園さんに行くと、
サツマイモやポンカンに混じって、菜花やブロッコリーなんかも。
冬と春が一緒に並んでた。
鬼塚さんでは
キャベツとニラ、サツマイモにポンカン、ブロッコリー、そして名物ミックス野菜を買い求め、
その中からミックス野菜とサツマイモを使って朝食といたしました。
さてさて
今日のジュエリーづくりです。
去年の夏のことです。
屋久島旅で、森の中で、
結婚することを決めたお二人がいました。
そのお二人とは、
島の友人を通じて、裕子さんの作品を通じて、森の巨木繋がりがあって、
次の日にしずくギャラリーでお会いすることができた。
ギャラリーでは森の巨木のお話や、写真の話で盛り上がり、
それはふわりとした感覚だったけど、
どこか確かなものを感じたのをよく覚えてる。
そんな偶然のような必然のような、
素敵な出会いがきっかけで、
お二人の結婚指輪をお作りすることになりました。
今日は彼女のリングの造形作業を。
ざっくりと形をとったシルバーのリングを120番と荒い番手の紙やすりをかけることから始める。
表面を滑らかに。滑らかに。
ここから紙やすりを400番、600番、800番と持ち替えてゆき、
さらに、内側にも柔らかなカーブをつけた。
内側に加工を施したのは着け心地良くするためなのです。
ずっと長くつける結婚指輪ですものね。
彼女はお仕事の関係で、指輪をつけたり外したりすることが多くなるということだったので、つけ外しの際にストレスなく、むしろ気持ちいいくらいのフィット感を作りたかった。
磨き上がったリングを持って庭に出ると、
キリリとした空気中にハイビスカスも咲いていて、陽だまりがポコポコで、
ああ、南国の冬だなあと、屋久島を感じた夕暮れ時。
柔らかな曲線。
リングのリズムが現れ始めた。
彼女のリングはここからさらにもうひと作業、加えていきますよ!
一つずつ、一つずつ、進んで行こう。
明日もまた、ジュエリーです。
制作編
今日はいつものビーチで2020年初の波乗りを。
波とか、月の満ち欠や、星の位置とか、
島で感じるリズムが好き。
アトリエに戻って朝の余韻に包まれながら、
シルバーリングの造形作業を進める。
感じたこといろいろを一つにまとめて、
そっと差し出すような作業です。
silver950 wave ring, work in progress
細いところ、太いところがあって、
緩やかな流線型のアウトラインをデザインした彼女のリング。
波のように、スムーズな曲線を与えてゆこう。
今日の海にありがとう。
冬のキラキラはなんて素敵なんだろう。
お正月は終わったのに、まだまだのんびり気分すぎる笑
制作編