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オーダーメイドで大切にしたい、シルバーとプラチナの比較編 #屋久島でつくる結婚指輪

太陽の光で眺めるシルバーとプラチナ。

上がシルバーで下がプラチナです。

ほんのりとした色感の違い、わかりますでしょうか?

 

結婚指輪作り、ジェリーのオーダーメイドで

とても大切になってくる

白色系金属それぞれの特徴。

プラチナは耐久性が高いと聞いたことがあるけれど、、、

色は同じなのかな?変色したりもしますか?磨き仕上げは?お値段の違いもあるの?

たしかに、未知なところが多いのも実際のところかと思います。

 

つい最近もこのようなメッセージをいただきました。

「シルバー、プラチナ、ゴールド色々ありますが、

錆びにくい、色合い

それぞれの良いところや苦手なところなど教えて頂けるとこちらも有難いです。」

 

はい。お任せください。

皆さまの暮らしに長く寄り添ってくれるジュエリーをお選びいただけるよう、

今日はシルバーとプラチナの比較編をお届けしたいと思います。

 

 

 

ジュエリーの素材として使うシルバーとは、純銀に微量の銅を混ぜて強度を高く配合したもの。

一方、プラチナは同じく微量のパラジウムやルテニウムを配合して出来上がる、シルバーとは全く別の素性を持った金属。

 

奥がシルバーで、手前がプラチナ。

 

まず目に入ってくるものに

色感の違いがありますが、

 

シルバーが軽やかなライトトーンで、

プラチナが明暗のコントラストの高い重厚感のある印象です。

輝きもプラチナのシャープで力強いように感じます。

 

 

 

2本とも、プラチナをマットに仕上げたリング。

 

 

 

同じプラチナでも表面を幾重にも磨き上げて

光沢仕上げにすると、

 

こんなにも表情が変わって

まるで別の金属のようにも見えてきます。

 

柔らかに体の一部になるようなマット仕上げと

鏡のように世界を写す光沢仕上げ、といったところでしょうか。

 

プラチナマット仕上げののダークトーンが重く感じる場合は、

光沢仕上げにするとまた別の印象になりますので、

こちらもぜひご検討ください。

 

作業中に金属を手にすると、

それぞれの質感の違いもかなりあって、

まるで呼吸をしているように感じられることもしばしばなのです。

 

 

 

そして、シルバーのリングをマット仕上げに。

 

シルバーはプラチナの半分ほどの重さで、

どちらかといえば柔らかな質感なので、

シルバーでお作りする際は気持ちボリュームをアップさせて

強度を高めてデザインするのをおすすめしています。

 

逆にプラチナは硬く耐久性に優れているので、

結婚指輪のどの

細く繊細なデザインにも親和性も高くて嬉しい。

 

同じデザインを彼女はプラチナで。

彼はシルバーで。

 

ペアでお作りする結婚指輪では

素材を一緒に表面違いを変えて、

素材を違えて表面仕上げを同じに、

もちろん、ピッタリお揃いも、

 

2種類の金属のはずなのに、

チョイスがまた幾つにも増えて嬉しい悩み。

 

 

少し長くなりましたね、いかがでしょうか?

ここで少し一呼吸をおいて。

もちろんお電話いただいても大丈夫です。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

さて。

そしてもう一つ、一番大きな違いが変色の有無です。

 

シルバーは経年による変色がありますので、

定期的にメンテナンスを行いながらお使いいただくイメージです。

温泉はNG。涙涙。

 

プラチナは変色ない素材ですので、

ずっとつけっぱなしOK。

メンテナンスフリーなのが最高に嬉しい。

温泉が大好きなわたしも安心の素材なのでした。

 

 

プラチナの煌びやかでシャープな輝きが素敵。

 

 

シルバーの柔らかさにも癒されます。

 

ほんと

どちらも素敵な素材なので迷ってしまいそうです。

 

 

最後に、価格の違い大切になってくるところなので、

ここは慎重に検討してゆきたいところ。

 

もちろん、ご予算に合わせた制作もさせていただきますので、

ふわりとした素材やデザインのイメージなどありましたら

お声がけよろしくお願いいたします。

わたしの方からもデザインのご提案をさせていただきますね!

 

オーダーメイドのジュエリー作りは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

ひとつだけのジュエリーを一緒に作ってまいりましょう。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています