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タンカンの花の指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, platinum, diamond
size: 10mm flower, 2.0mm diamond

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

想いを届ける大切な日。屋久島に咲く花をかたどって婚約指輪をお作りしました #屋久島でつくる結婚指輪

ふわり、軽やかに。シダの葉をモチーフに結婚指輪を作ること #屋久島て作る結婚指輪

ずいぶんと遅くなった朝が屋久島サウスに冬の訪れを告げてる。

まだ空は薄暗く昨日の余韻を残していたけれど、ここぞとばかりに作業机に向かってお二人の結婚指輪作りを始めることにした。

ひんやりと静かな時間が好きで、作業に深く潜ることができるからだ。

 

 

プラチナの手触りが心地よい。

同じシダの葉のモチーフを分かち合うように、それぞれのスタイルでお二人の結婚指輪を作っている。

彼女のリングはシダの葉をそのままにかたどった。

屋久島-沖縄 シダの葉を摘んで遊ぶように、お二人の結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島に暮らし始めたのはもう15年ほど前になるだろうか。

同じ緑色ではあるけれど、全てが異なる色調のグラデーションに島全体が包まれている情景に感動をしたのをよく覚えている。

その中でシダの葉が印象的だったのは何故だろう。

大きなシダ、小さなシダ、森の中にも里の暮らしの中にも、いつもシダの葉はそこに佇んでいた。

大地にしっかりと根付いていながら、ふわりと羽のように軽やかな佇まいは、あるいは屋久島に暮らして感じ初めていた自由の象徴のようなものだったのかもしれない。

今となってはそう思うのだけれども、あの頃はそのシダの葉をモチーフにしてジュエリーを作り始めたことは、とても自然なことのようだったようにも思う。

 

さて、今日も軽やかに、力強く。

プラチナで作った葉には茎のように細くしたプラチナのリングを組み合わせていく。

 

そういえば、この組み合わせは初めてだったような。

これまではゴールドとプラチナのコンビでつくることが多かったシダの指輪だったけれど、

彼女の体調に寄り添ってくれる素材を、と考えて彼女がリクエストしてくれたのがプラチナにプラチナを合わせようとしたきっかけだった。

 

暮らしに寄り添ったりバイオリズムに合わせたり、デザインに可能性や広がりを与えてくれるのはいつも“必要なこと”であるなあ、とつくづく思う。

そうして生まれるジュエリーは、きっとお二人の時間そのもののようなものだろう。

 

今ここに、新しい息吹が生まれようとしている。

その感動を前にできるのはとても幸せなことだと思う。

 

ぴたり、合わさって、嬉し。

 

組み合わせたプラチナの葉っぱと茎は炎の中に包み込んで一つにする。

大地から生まれた金属だけで全ての工程を仕上げていくことができるのはジュエリー作りの素敵なところだと思う。

 

あれやこれやで作業がひと段落したのはもう夕暮れ時になった頃だった。

庭先に出て深呼吸をする。

雲の合間からほんのりと夕暮れ時の光が山茶花に降り注いでいた。

冬の柔らかな光だった。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島-口永良部 アトリエの庭に咲いた山茶花に包まれて、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

お隣の口永良部島から来てくれたお二人と、アトリエの庭に咲いた山茶花に包まれて、結婚指輪の相談会でした。

新しい暮らしを始めるお二人と過ごす時間はいつも楽しい!

 

屋久島から口永良部島までは距離で結ぶと12キロほどで、フェリーではぐるりと回って渡るので1時間40分かかるとのこと。

同じ屋久島町ということもあって兄弟のような島なのかな、と思っていたけれど、実はまだ訪れたことがなかったのです。

 

ご近所の島暮らしに思わず興味津々で島のいろいろを聞いてしまいました。

移住のこと、これから始まる漁のこと、ご近所のこと。

チャレンジングで、希望に満ちていて、なんだか15年ほど前に屋久島に来た時の自分を思い出して!胸の奥の方にグッと響きました。

 

お二人が選んでくれたのはシンプルですっきり細身のプラチナリングで、叩き模様のアクセントを装飾するデザインです。

たゆたう水面のような、ひかりが泳いでいるような。

お二人とは海を、そして島の暮らしを愛する気持ちで繋がっているのだろうと思います。

 

デザインが決まって帰りの船まで少し時間があったので、熱いコーヒーを作って一緒に飲みました。

「指輪を作るなら屋久島にしたいな、と思っていて。」とお二人が言ってくれて嬉しかった。

アトリエまで会いに来てくれてありがとう。

 

静かな凪の日の船出のように、最初の第一歩を滑らかに踏み出しました。

同じ冬を分かち合いながら歩むオーダーメイドの日々になると思います。

ご近所の島に暮らすお二人との結婚指輪作りを、どうぞ暖かく見守っていてください。

 

 

山茶花に囲まれて相談会をする夢が叶った日。

 

来年もまたここでお会いできるかな、今からとても楽しみです!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島でつくる結婚指輪 心に響く, ピンクゴールド×槌目模様の結婚指輪

ピンクゴールドの煌めきも、シダ模様も天然石も、

秋の訪れを告げる虫の音と重なり合い心に響きました。

 

屋久島からおめでとう。ありがとう。

海の向こうにお届けする結婚指輪はアトリエの庭先に差し込む光の中で眺めて。

 

 

ピンクゴールドと鎚目模様と。憧れはいつも自然の中にありました。

指輪作りに寄り添っていてくれた屋久島の季節にありがとう。

ピンクゴールド×鎚目模様 結婚指輪にとても素敵な出会いでした #屋久島でつくる結婚指輪

 

これはいつも感動することなのですが、

オーダーメイドで結婚指輪をお届けしていると、これまでにはなかったデザインに出会うことができるように思います。

 

お二人と、私と、そして屋久島の季節が出会った時に、

自分が思っていたよりもずっと遠い場所にたどり着いていることに気がつくのです。

 

大切な結婚指輪作りをお任せいただきましてありがとうございました!

 

まるで宝探しのような時間を過ごすことができたお二人との結婚指輪作りを振り返りながら。

 

「大好きなピンクゴールドを使いたい!」

お二人との結婚指輪作りで私たちが手にした地図のような言葉だったように今となっては思うのです。

 

ピンクゴールドリングには今まで表面に叩き模様を施したことがなかったのだけれど、

挑戦してみると、これがむっちゃ素敵でした!!

 

彼の2.5mm幅。彼女の2.3mm幅。

お揃いのスクエアシェイプです。

 

ぴたりとお揃い、とはいうものの、

リングの厚みだったり、サイズのフィット具合をお二人それぞれに合わせてアレンジしてあるのはここだけのお話。

 

長くお使いいただく結婚指輪ですので、

目には見えないけれど、心と体に響く大切なところだと思うのです。

 

 

朝の陽光を受けて世界が煌めいている。

 

お二人に選びいただいたシダのモチーフは島の暮らしでも馴染み深く、屋久島で感じる癒しの象徴的な存在でもあります。

いつもの散歩道でシダの葉を摘んで遊ぶように、朗らかな心地に包まれるお二人の結婚指輪を作りたかった!

 

そしてそして、シダ模様のちょうど向かい側にセットした濃淡ブルーの天然石。

彼は夜空の濃紺を思わせるサファイアを選んでくれました。彼女のブルーダイヤモンドは透き通る海の青でしょうか。

 

シダ模様も、イニシャルも天然石も、外には見えないところかもしれないけれど、確かにここにある。

それはまるでお二人の約束のように見えたのでした。

 

心に伝わる響きを大切にして生まれたお二人の結婚指輪がわたしも大好きです。

お二人の暮らしにずっと寄り添ってくれますように。

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

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おめでとうございます、屋久島の癒しもお届けできますように。

楽しい時間をありがとうございました!

 

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

屋久島-沖縄 シダの葉を摘んで遊ぶように、お二人の結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

いつもの散歩道にはツワブキの花がポコポコと咲き始め、屋久島サウスの冬にあたたかな彩りを与えている。

 

山茶花の生垣を通り抜けて庭先に届いた陽光を体いっぱいでキャッチして今日のジュエリー作りを始めることにした。

 

ここ数日はプラチナの薄い板を使ってシダの葉を、約4cmほどのほぼ実物大でかたどっていた。

糸鋸やヤスリを使って少しずつ。

葉っぱの軽やかを表現するのと同時にジュエリーとしてきちんとした強度を保つように、薄くそしてなおかつ頑丈なポイントを探しながら注意深く作り進めなくてはならなかった。

 

シダの指輪を作っていると、葉っぱを手に取って遊んだり、草笛を作ったり、まだ子供だった頃の懐かしい記憶が蘇ってくる。

学校からの帰り道は小さな世界ではあったけれど、そこには全てがあったようにも思う。

 

シダの葉を摘んで指に巻くように。

遊び心と共にあるジュエリー作りはいつも楽しい。

 

そしてお二人とこの喜びを分かち合うことができるのが何よりも嬉しい。

 

沖縄にもきっとシダの葉がいっぱいだろうな、屋久島と近しい風景もあったりするに違いないな。

はるか海の向こうに想いを馳せながら、シダの葉をモチーフにした結婚指輪を作っている。

 

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