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オーダーメイドのプラチナリングと屋久島の癒し。#屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪の完成が近づいてきている。

ラウンドシェイプで、柔らかにカーブしていて、手触りとても柔らかに。お揃いのプラチナリングである。

 

出会うことは素敵。少しずつ違いながらも、二つが合わさって一つになる。

世界は広くて、選択肢は無限にある。

そんな今だからこそ大切にしたいことがある。

 

ひんやりと夜の寒さが残っていて爽やかな朝に。

 

 太陽の下で眺めてみようとリングを持って外に出ててみた。

庭先ではシロツメクサも咲き始めたところだった。柔らかな若草色をしている。

傍にそっとプラチナリングを置いてみると、表面にふわりと島の光が流れていくようにように見えた。

 

ここからお二人のオリジナルを施す時間になるので、出来上がりはもう少し先のお楽しみに。

 

癒される。喜びを分かち合いましょう!

 

制作編

ハンドメイド、プラチナリング。お二人だけの結婚指輪が生まれる瞬間!#屋久島でつくる結婚指輪

出会い編

屋久島で過ごした特別な時間。お二人だけのオリジナルを一生大切にお使いいただく結婚指輪作り

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

ハンドメイド、プラチナリング。お二人だけの結婚指輪が生まれる瞬間!#屋久島でつくる結婚指輪

どうしてこんなにも繊細で精巧なのだろう。ジュエリーみたいなレンゲの花。 

 

 

二月もいよいよあと三日となりました!

春の訪れ、始まりの喜び、

移りゆく屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っています。

屋久島タンカン。大地から生まれたプラチナの輝き。幸せな結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人はちょうど今年の元旦にアトリエに来てくれたのだけど、

サンプルリングをお試しいただきながら、

「たくさんあって迷ってしまうよね」と言い合いながらも

ゆるやかにカーブするリングのデザインを選んでくれた。

 

お互いのひらめきに導かれるように流れていった時間がとても印象的だったなあ。

屋久島を旅する空気感の中でお選びいいただけたのもよかったなと思う。

 

さて、

プラチナリングに施す緩やかなカーブは

リングを型枠に添えてコンコンと叩きながら、その塩梅を整えていくのである。

リングと比べると、周りの道具たちはとても大きい。

 

ここで精密なヤスリに持ち替えて表面の流れを整えてゆくことにした。

うん、いい具合のカーブかもしれない。

 

こればかりは全く同じものに仕上げるのは難しいのだけど、

そんな手作業が今となってはとても貴重になっている。

 

一つだけの造形が生まれる瞬間に立ち会うことができるのは作家ならではの幸せだと思う。

そして、その喜びをお二人と合える事が何よりもよりも嬉しい。

 

やがてお二人の新しい暮らしが始まって、リングを使ううちに小さな傷もついたりもするだろう。

けれどもそんな時間がお二人のオリジナルを作ってゆく。

結婚指輪は古くなるけれどいつも新しいのだ。

 

この先にわたしからバトンをタッチしてお二人の時間が育んでゆく、少し先の未来を思うと胸が高鳴ってくる。

 

それでもまだもう少し。

指輪作りの時間を楽しみたいと思う。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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屋久島タンカン。大地から生まれたプラチナの輝き。幸せな結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

これから造形を始める彼女のプラチナリングとタンカンの果実。

人との出会いに恵まれているし、とても豊かな島だなと思う。

 

 

お二人が過ごした屋久島の時間は、大切なままで永遠にあり続けるのだと思う。

「シンプルなリングに、なにか屋久島らしいワンポイントがあると素敵ですね」とお二人がリクエストしてくれました。

表面も内側も大切に。お二人の結婚指輪作りの特別なところ #屋久島でつくる結婚指輪

 

大好きな屋久島がお二人にとっても大切な場所であってくれて、やっぱりわたしも嬉しい!

たしかに、指輪作りで初めてお会いした仲ではあるけれど、

なんだか繋がりを持つ友人のためにオーダーメイドする気持ちで作業机に向かう日々は何よりも幸せなジュエリー作りだと思う。

 

彼と彼女と、プラチナリング、タンカンもシダの葉も。

全ての巡り合いに感謝をしながら。

今日もできることを。

鉄鋼ヤスリ1本でここまでやってくる。

リングの中にスムーズな流れを生み出すために、ノンストップである。

 

そして削り出したリングの表面に、削りだされた破片に、プラチナ特有の輝きが現れてきた。どきどき。

やっぱり輝くものがとても好きだな、と思う。

 

煌びやかに飾り立てるのは気恥ずかしく思ってしまうけれど、リングの小ささはさりげなくてちょうど良い。

ふとした瞬間にキラリと美しさを感じることができて嬉しくなる。

それは自然の中で出会う体験に近しいフィーリングなのかもしれない。

なんと言っても大地に生まれたプラチナなのだ。

 

造形のひと段落したリングには酸素トーチの炎をかけて緊張をゆるめておく。

そしてアウトラインにさらなる“流れ”を加えてゆこう。

 

昔ながらのリズムで、島の季節に寄り添いながら、ジュエリー作りの時間が静かに流れている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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