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雨時々晴れの屋久島 大阪からお越しいただいたお二人と、結婚指輪の相談会でした!#屋久島でつくる結婚指輪

雨時々晴れの屋久島サウスにて。

大阪からお越しいただいたお二人と、結婚指輪の相談会。

 

屋久島でお渡しできるようにとオーダーメイドした婚約指輪も、素敵にお似合いでした。

初めてお会いしたのに、なんだか昔から知り合いだったような、むっちゃフレンドリーなお二人です。

 

実のところ、朝から大雨が続いていて、少し心配だったりもしたのです。

お二人はアトリエまで無事辿り着くことができるだろうか、と。

 

ところが、約束の時間が近づくにつれて広がった夏の青空がすごかった!

まるで雲が道を作って、お二人をアトリエまで案内しているようだなあと、眩しい光に目を細めながら、その祝福感に胸を高鳴らせていました。

 

この日は結婚指輪の相談会でありましたが、

屋久島にお越しの際に婚約指輪をお渡しできるように、と約束をしていた日でもありました。

 

彼女がそっとケースを開く。

お二人が一緒に静かな歓声をあげる。

前にいるわたしも一緒にドキドキする。

 

お二人の大切な時間にご一緒できて、幸せでした。

 

おめでとうございます!

サイズもぴったりで嬉しかった。

 

ツワブキの指輪 18k yellow gold, diamond

 

屋久島の冬に咲く黄色い花。わたしも大好きなツワブキをモチーフにしたゴールドリング。

特別な記念のジュエリーには、ダイヤモンドの輝きがとてもよくフィットします。

今回は婚約指輪ということで、繊細さをそのままに、リングにはいつもより強度をつけてお作りしました。

 

そして、この小さなお花のリングを始まりとするように、結婚指輪の素材やデザイン選びをすることができたのも良かったなと思います。

 

自然の中でのフィールドワークが大好きなお二人が選んでくれたのは、シンプルで指馴染みの良いラウンドシェイプのリングです。

「山登りをしてできた小さな傷も、後々メンテナンスがやりやすいように、表面は出来るだけプレーンな形状のものがいいですね」と三人で相談を重ねました。

 

そして、そして!

そのシンプルなリングの中にはもう一つ、お二人だけのこだわりをデザインすることになっているのですが、、、

それはもう少し先のお話で。

 

屋久島サウスのアトリエで、お二人と初めてお会いして、小さな明かりを灯すようにして、指輪作りの道のりを一緒に歩み始めました。

大阪と屋久島をつなぐ結婚指輪作りを、どうぞ暖かく見守っていてください。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

結婚指輪作りにワクワクする。お二人とご一緒するオーダーメイドにありがとう! #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

出来上がったリングをお二人が島に受け取りに来てくれる日が近づいてきている。

デザイン作りもそうだけど、お二人とゴールを分かち合うオーダーメイドはいつもワクワクする。

 

炎を使う作業も、いよいよこれが最後である。

 

 

作業の合間にはハイビスカスを眺めたり、夕暮れ時には海にも行きました。

ゆっくり島リズムのジュエリー作りにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます!

ハイビスカスの木陰でプラチナリングのシルエットを眺めていた #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人のリングは刻印や磨き仕上げにこだわりがあるので、この先もまだ作業は続くのだけど、

プラチナリングの造形作業はここでひと段落となる。

 

早くお届けしたい!と思う気持ちと、なんだか少し名残惜しく感じてしまう気持ちが心の中に同居しているのはいつものことかもしれない。

 

こんなにも充実した、一度だけの夏を、しっかりと過ごしていかなくっちゃ。

 

酸素トーチの炎に包んで柔らかくしたプラチナリングは、鉄製の型枠に当て、その上から木槌でコンコンと叩いていく。

最初はなだらかなカーブから始め、徐々に急なカーブへと段階を追っていく。

 

こういった作業の際、プラチナは程よく柔らかい。

思い通りに変化を与えることができ、そこでぴたりと形状を留めてくれる柔軟さがある。

 

それでも強い力をかけ続けると、どうしても形が崩れがちになってしまうので、ときおり棒状の芯金に当て、きちんと円形を保ちながら作業を進めなくてはならない。

一度端正に仕上げたものに変化を加えるのは、案外思い切りの良さが必要なものなのだ。

 

集中を要した作業を無事に終えることができたので、ご近所さんのお庭でプルメリアを鑑賞。

黄色にマゼンタ、白、緑、甘い香りにむっちゃ癒された。

これだけ暑い暑いといいながらも、この色彩に心躍らせているのは、やっぱり南の島が好きなのだなと思う。

 

長く続いた緊張がふわりと和らいだからだろうか、

海から通り抜けてくる温かな風が、いっそう心地よく感じられた。

 

ありがとう、

今ここにある全ての繋がりに、感謝の気持ちでいっぱいになった。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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ハイビスカスの木陰でプラチナリングのシルエットを眺めていた #屋久島でつくる結婚指輪

真夏のような暑さが続いている。

屋久島サウスではこの時期になるといつもスコールが降り、涼しく過ごすことができるのだけど、これだけ台風が生まれない年も珍しい。

それでもやはり、朝は少し快適なのがありがたくて、早い時間からハイビスカスの木陰に佇んで、届き始めた強い陽光を見上げていた。

 

 

お二人の結婚指輪作りは、彼のリングの造形作業がひと段落したところまでを書きました。

自然の中に出会うライン。波模様のプラチナリングを作る。#屋久島でつくる結婚指輪

 

手の大きさも違っているし、日々の活動だってそれぞれ。

お二人が選んでくれたのは、素材もデザインも、お揃いのリングではあるけれど、

少しずつ微妙な寸法に変化を持たせながら作っている。

 

しっかりと頑丈にお作りする彼のリングに対して、彼女のリングはもっと繊細に、軽やかな印象に仕上げていきたい。

 

目指しているのは、一緒にリングをつけた時に、初めてそれがお揃いになるようなイメージだ。

 

リング幅は2.2mmから1.5mm、太いところから細いところへと、抑揚をつけて作っている。

表面の切り込み模様は、彼のリングと同じパターンで削り出した。

見た感じでは分かりにくいのだけど、高さ(厚み)はできるだけ抑えているところが、実は大きな違いだったりもする。

 

彼女のリングも思い切り良く造形できたように思う。

ハイビスカスのフィルターを通って柔らかになった光の下で、そのアウトラインをチェックしてみる。

 

こんなにも小さなリングなのに、力強さを感じることができる。プラチナの存在感はすごいと思う。

鏡のように島の緑を映している。

 

今からとても楽しみにしていることがあって、

出来上がったリングは、お二人がアトリエまで受け取りに来てくれることになっている。

 

それまでにじっくりとタッチを積み重ねていこう。

作業も終盤に差し掛かったというところだ。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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サウスからノースへ、屋久島の夏を旅している #屋久島でつくる結婚指輪

アトリエから緑のトンネルを抜けて。

ノースまで約1時間の道のりは、小さな旅をするようで面白い。

 

issou coffeeさんがオアシス的な存在であることは、ずっと昔から変わらない。

いつも出会うことができる、新鮮な発見にありがとう!

 

アイスラテを頂いて、窓の向こうに眺めた山々の佇まいが圧倒的だった。

 

 

自然の中に出会うライン。波模様のプラチナリングを作る。#屋久島でつくる結婚指輪

これからリングの削り出しを始めるところなのだけど、

本格的な造形作業を始める前に、その下準備にかなりしっかりとした時間をかける。

 

小さなリングの表面には、何本もの罫書きラインを正確に描いて寸法を取っておく。

マジックを使ってリング1周を囲む波模様も描いた。

 

料理で言うところの下拵えみたいなものだろうか。

実のところ、見えないところに費やすタッチの方が多かったりもする。

ここでの細やかな所作が仕上がりの美しさを左右する。

職人仕事とはこういうものなのである。

 

作業机の上をすっきりと片付けて、鉄鋼ヤスリとルーペを用意した。わくわく。

ここからは何も考えず、一気に手を動かしていく。

夢中になってしまい、時間がとても短く感じられるのは、いつものことかもしれない。

 

まずは大きく深呼吸。

プラチナリングに波のリズムを刻み込んでいく。

 

 

自然の中に遊ぶこと。そこに漂う神秘のようなもの。

オーダーメイドをご一緒しているお二人とは、

大切なフィーリングで繋がっているような気がしています。

2024年の夏、一度だけの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

夕暮れ時には作業の手を休めることが出来た(休めなくてはならなかった)ので、いつものビーチまで出かけた。

西に沈む太陽を眺めることができるのは、小さくて丸い島暮らしならではの喜びだと思う。

 

アトリエに戻り夕食を取った後に、夜の部の作業を始めた。

朝、マジックで描いてあった波模様のラインはプラチナが作るシャープなエッジに置き換わっている。

両側面からそのエッジまではのラインは、丸く柔らかい。

カーブを帯びた面が重なり合う場所が少しずつずれるようにして、エッジが波の模様を描いていく。

不確定さに満ちているように見える海の中にも、このような整合性を感じることがある。

自然が織りなすラインの美しさが好きだ。

 

晴天の七夕は久しぶりだったかも。

作業を終えると、アトリエの照明を落とし、庭先に出て星空を眺めた。

外は思いのほかひんやりと涼しくて、快適な夏の遊び場所を思い出す。

 

もちろん、お天気とか、見える場所見えない場所もあるだろうけれど、

それでも今日は、みんな同じ空を眺めているのかなと思うと、幸せな気持ちになる。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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