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雨が降って花が咲いて, 屋久島リズムでお二人の結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

お二人の結婚指輪作りは早くも前半のクライマックスに差し掛かった。

リングを溶かしたシルバーとk18イエローゴールドを炎に包んで繋ぎあわせた。

色のコントラストも綺麗に現れた!

お二人のこれまでとこれからを紡ぎ合わせる作業のようで嬉しい。

 

 

懐かしさから生まれる新しさ、手の中に感じる温度と洗練と。

長くお使いいただく結婚指輪だから、繋がりの中でお作りして幸せを分かち合いたい #屋久島でつくる結婚指輪 

 

新年度まであと少し。

雨が降って新しい花が咲いてお二人の結婚指輪をつくる。こちら屋久島も始まりのリズムで。

 

 

雨が好きになったのは島に暮らし始めてからのことで、

しとしと雨音を聴きながら、なんだか薄い膜に包まれるように安らかに作業机に向かっている。

 

実に屋久島、アトリエから出ることができないほどに降る日も多々あって、

色濃くなる緑を窓の向こうや庭先に眺めているのだけれど、目に優しいのも屋久島流である。

 

 

さて。

シルバーとゴールドは比重も硬度も異なる別の金属なので、一つ一つのタッチも異なる圧をかけながら作業を進めることが大切になってくる。

さりげないワンポイントではあるけれど、ここがお二人の結婚指輪作りの象徴的なところだ。

シンプルな組み合わせを美しく仕上げてゆく。コンコン。

 

 

うまくつながった、ここまでくると山場を越えた感がある。

薬液の中で泳ぐリングをほっと一息つきながら眺めている。

 

 

イエローゴールドとシルバーと。

まだまだ途中だけれど、むっちゃ愛おしい。

 

リングは彼の16.2号と彼女の6.2号のほんの少し手前で着地できた。ここから内側に磨きをかけながらぴたりとサイズを合わせていこう。

それにしても大きさの違う2本のリングだな、と思う。

大きさが違っているから一層なのかも、幅広でコンビネーションのお揃い感が際立って見える。

 

お二人はどんな出会いだったのだろうな、

始めて並んだ2本のリングを手にしていると、なぜだか不意にそんなことが気になった。

 

 

ランタナが咲き始めると、屋久島サウスはそろそろ熱帯の合図。

そちらでは桜が見頃なのでしょうか。

賑わい、喜びを分かち合えるのも久しぶりな感じもありますね。

みなさま素敵な週末を。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

サンカラホテル&スパ 屋久島さんにてお取り扱いいいただく指輪が出来上がりました! #屋久島でつくる結婚指輪

春の雨降る屋久島より。

サンカラホテル&スパ 屋久島さんにてお取り扱いいいただく指輪が出来上がりました。

ぽつりぽつり、雨のしずくをモチーフにしたリングです。

 

サンカラホテル&スパ 屋久島さん、いつもありがとうございます!

島で出会う感動を皆さまと分かち合えますように。

 

しずくの指輪1 

material: 18k yellow gold, platinum, diamond
size: 0.9mm wide ring,

 

しずくの指輪2 

material: 18k yellow gold, platinum, diamond
size: 0.9mm wide ring,

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

オーダーメイドでお二人だけの結婚指輪をお届けしています。

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

長くお使いいただく結婚指輪だから、繋がりの中でお作りして幸せを分かち合いたい #屋久島でつくる結婚指輪 

 

夜明けがずいぶん早くなっていて驚いた。

シャドウで表現される山々は美しいものだ。

 

 

お二人がお使いだったシルバーリングをお預かりして、新しくお作りする結婚指輪の一部とする。

金属は形を変えながら、大切な想いとともに受け継がれてゆく。

永い時間軸に寄り添う感覚が心地よい。

お二人の結婚指輪が大切な想いから生まれます (シルバーリングを受け継ぐオーダーメイド) #屋久島でつくる結婚指輪

 

最初は周りの友人から、同世代の仲間に結婚指輪をお作りしいて、

そして次は、次なるジェネレーションに、島の外の方々にも。

少しずつ広がっていくジュエリーの繋がり。

それはそうか、もう15年以上結婚指輪を作っている。

 

そして気がついた。

お二人のご結婚10周年をお祝いしたり、ご家族が増えたり、

そして知人から知人へとご紹介を頂いたり。

未来へと繋がりゆく幸せがあるものだな、と。

きっとお二人とも、そんな幸せの巡りの中で出会うことができたのだろう。

 

新しくお作りする結婚指輪ではあるけれど、

これまでの色々が交差し重なり合って、今デザインが生まれているのだろうと思う。

お二人の物語を紡ぐような、そして未来へと幸せが橋渡しされてゆくような、そんな感じでいけたらなあ、と思う。

 

 

庭先に差し込み始める光。

 

 

今日も島の春を眺めながら。

 

 

溶かしたシルバーは、叩いたり伸ばしたりしながら寸法を整えてゆく。

そういえば、金槌も桜の木で作った台も、昔ながらの作業工具は先輩から受け継いだものである。

 

表現をできるだけダイレクトに伝えるために、手とジュエリーとの間に介入するものをシンプルにしていたいのだけれど、

デジタルノギスで0.01mm単位の採寸をしながら進めていたりもして、その対比も面白い。

 

この微妙なバランスが個性を作り出していて、

お二人と共感しているところなのかなとも思う。

 

懐かしさから生まれる新しさ、手の中に感じる温度感と洗練と。

 

 

シルバーとk18イエローゴールド、ここで初めてリングとなる素材が揃った。

ジュエリー作りも、お料理も、ペンキ塗りだって、下準備がとても大切。

 

お二人と一緒に作ったイメージがいよいよ形になり始めている。

時がうまく流れていくようで嬉しかった!

 

 

 

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お二人の結婚指輪が大切な想いから生まれます (シルバーリングを受け継ぐオーダーメイド) #屋久島でつくる結婚指輪

 

紫陽花の葉もずいぶん大きくなって、てんとう虫もやってきた。

 

 

アトリエの庭先で春の陽気に包まれながら、2本のシルバーリングを手に取って、

お二人の結婚指輪作りの第一歩を。

 

 

形を変えながら受け継ぐことができるのが金属の素晴らしさだと思う。

長い時間を経てもずっと変わらず抱いていたい想いもある。

 

お二人のこれまでと、これからを紡ぎ合わせていくような結婚指輪作りだ。

いつもよりも少し波長の大きい時の流れを感じながら。

 

 

シルバーリングは炎の中で溶け合って一つになった。

 

 

お二人の結婚指輪はイエローゴールドをベースとしてお作りするのだけれど、

このシルバーが鍵のように大切な存在になる。

 

「使用しているペアリングがあるのですが、こちらを溶かして作成していただく事は可能でしょうか」

今年の最初、とても寒い冬の日に彼からお便りが届いた。

きっと素敵な物語があるのだろうな、と何故だかわたしもドキドキして心温かくなったのをよく覚えている。

 

ジュエリーのデザインは季節からだったり、大切な想いだったり、いつも形のない何かから生まれるのが面白かったりもする。

オーダーメイドのジュエリー作りでは、キラキラと輝く創造の瞬間にご一緒できる幸せがある。

なくてはならない事柄から生まれる造形はいつも美しい。

 

 

お二人との出会いにありがとう。屋久島の季節にありがとう。

短い間ではありますが、今しかない結婚指輪作りの時間を共に歩んでいきましょう。

 

 

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菜の花のピアス, 屋久島の季節をお取りおきしてお待ちしています #屋久島でつくる結婚指輪

 

春になりアトリエにお越しいただくご縁にも恵まれているのこの頃ですが、

屋久島でお渡しできるようにとタイミングを合わせてお作りしました。

 

菜の花をかたどった小さなピアスです。

 

ピアスを作っている間はちょうど菜の花がいっぱいだったので、

島の季節をお取り置きするようでもありますね。

 

 

風にゆらゆらと揺れる光のようで、かわいい。

眺めているだけでなんだかとても元気になる、菜の花にわたしもずっと夢中です。

 

ナノハナのピアス 18k yellow gold, diamond

 

約5ミリほど、

耳たぶの中にちょうどよく収まる繊細さで、

イエローゴールドは変色しないイエローゴールドなので、

つけっぱなしできるのも嬉しい。

 

やっぱり菜の花のイメージにはイエローゴールドとダイヤモンドがピッタリなのですよね。

 

「直付けタイプで小さなお花のピアスを探しているのです」とお声がけいただいて、

気に入っていただけるだろうなと、すぐにこちらのデザインが思い浮かびました。

 

 

そんなオーダーメイドのいろいろを彼女とはメールでお話をしてきたのだけれど、

もうすぐ手に取っていただけると思うとむっちゃ嬉しい。

 

大切なジュエリー作りのお声がけをいただいてありがとう。

お会いできる日がとても楽しみでなりません。

 

そして結婚指輪作りの日々を一緒に歩んでいきましょう!

お二人の想いや大切な時間からジュエリーが生まれてくる。

なんとも幸せな日々はもう始まっているように思います。

 

 

 

きらりと心に響く。

ダイヤモンドの煌めきは動画で見るとその素敵さを感じやすいと思います。

 

 

 

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

one drop ring #champagnegold #diamond #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k champagne gold, diamond
size:リング約1.5mm-1.8mm幅 ,ダイヤモンドo.4ct

Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

 

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屋久島のひとしずく。彼が選んだダイヤモンドをセットして、彼女に届ける婚約指輪をオーダーメイドしました #屋久島でつくる結婚指輪

 

彼が選んだダイヤモンドをシャンパンゴールドのリングにセットして、彼女に届ける婚約指輪が出来上がりました。

ダイヤモンドの輝きを雨上がりの庭先で眺めていたのですが、まるで屋久島のひとしずくのように見えました。

 

 

シンプルなスタイルが好きで、屋久島の自然も大好き。

近しい想いや日々の感動を分かち合うことができるジュエリーづくりはいつも楽しい。

 

海の向こうに暮らすお二人とは離れているけれど、

共に歩んでいるフィーリングを確かに感じる幸せな制作の日々でした。

結婚指輪と,もう一つの指輪を選ぶならと考える #ダイヤモンド #シャンパンゴールド #屋久島でつくる結婚指輪

 

デザイン作りでお二人とも相談を重ねたのだけれど、

結婚指輪ともう一つつけるならば、たくさんお使いいただけるなら、と考えると、

いつもやっぱりシンプルなスタイルに辿り着くのです。

 

大粒のダイヤモンドを一滴のしずくのようにするとどうだろう。

キラキラと輝く光を纏うようなフィーリング。

 

 

それはいつも庭先や散歩道で眺めている情景なのかもしれません。

屋久島の暮らしの中で生まれたジュエリーだと思います。

 

 

 

しずくのように丸い石枠と細いリング、ダイヤモンド、とてもシンプルな組み合わせ。

0.4ct のダイヤモンドは約5ミリとなかなかに大きい。

お二人がお使いの結婚指輪と合わせて選んでくれたシャンパンゴールドも素敵に似合ってくれてよかった。

 

リングが細いからでしょうか、

コロリとしたフォルムが可愛らしく際立っていて。

けれども凛とした宝飾品ならではの品格も感じらる。

 

ダイヤモンドジュエリーは信頼感がやっぱりいいですよね。

手の中に確かな重みも感じることができて、なんだかとても安心でした。

カジュアルにも、もちろんフォーマルなシーンにも、これならたくさんお使いいただけるだろう。

 

 

後ろ姿も眺めておく。シンプルな佇まい。

 

リングの幅には広くて薄いところ細くて厚いところ、微妙な抑揚がつけてあるのは、

あるいは見た目にはわからない程度なのかもしれません。

 

手触りやつけ心地。

身につけるリングなので、体から伝わる部分を大切にしていたいと思うのです。

 

 

「ダイヤモンドを包み込む石枠はコロリと丸くしつつ、できるだけ高さをおさえて造形いたしましょう」

三人でこだわったデザインがありました。

「大きなダイヤモンドなのに、仕上がりかなりすっきりだと嬉しいですよね!」

 

わたくしごとになりますが、

制作の間は試行錯誤を繰り返してきて、

これは色々なサイズのダイヤモンドでも作ることができそうだぞ、と手応えもありました。

お二人からお声がけをいただいて始まったジェリーづくりが未来へと繋がっていく予感。

これだからオーダーメイドはいつまでも夢中になれるのかもしれません。

 

 

急に明るくなってきたのでふと見上げると、ぶ厚かった雲が途切れて山々が姿を現しているのに気がついた。

雨が上がったようだ。

 

ふと、海の向こうに思いを巡らせる。

お二人も眺めた屋久島サウスの情景だろうな、と。

 

きっと素敵な時間だったのだろうなあ、

お二人が過ごした屋久島がジュエリーになってずっと一緒にありますように。

 

 

 

さあ、いよいよです。

出来上がりは始まりでもありますね。

新しい時間をスタートさせたお二人とご一緒できた幸せなオーダーメイドの日々でした。

 

お二人は屋久島を訪れてジュエリーに出会ってくれたのだれど、

それは偶然のような必然のような。

こうして生まれてきた指輪は奇跡のようだなとも思います。

 

素敵な巡り合いにありがとう。

 

 

屋久島からお二人に、

ご結婚おめでとうございます。

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

 

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屋久島の光の中で眺めるプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

 

晴れた!

プラチナリングの造形がひと段落したのも素敵なタイミングだった。

お二人の結婚指輪が出来上がってお届けする頃にはハイビスカスいっぱいになっているだろうなあと、

ダイヤモンドとサファイアの煌めきも、

少し先の未来を思い描きながら。

 

 

晴れの日や雨の日も、朝も夜も、光に呼吸を合わせるようにいつも違った表情を見せてくれるところがプラチナの美しさだなと思います。

もともとは自然の中に生まれたプラチナなのです。

いつまでも新鮮に感じられるのは季節の花々と同じなのかもしれません。

 

 

真昼の輝きは影の中で深く、太陽の光を受けて力強い。

大地と繋がるフィーリングが手の中に響いてくる。

 

 

わたしも含めてシンプル好きの皆さまには「これだよね!」なスタイルが出来上がると思います。

お二人だけの結婚指輪をお楽しみに。

 

 

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制作編

手作業の趣、味わい深さ。大切にしたいお二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

手作業の趣、味わい深さ。大切にしたいお二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

スクエアシェイプのプラチナリングには手の中で柔らかさを与えてゆく。

 

彼のリングの造形をひと段落して彼女のリング作りにバトンをタッチした。

 

 

昔ながらのゆっくりとした手作業ではあるけれど、

今だからこそ大切にしたいことがある。

感動を分かち合い、繋がりを育むことができる日々 お二人との結婚指輪作りにありがとう! #屋久島でつくる結婚指輪

 

macみたいに完成されたプロダクトも好きだけれど、

手作業から生まれる趣を味わうことは何事にも変え難い喜びだと思う。

 

そこには一つだけしかない揺らぎのようなものがあって、わたしたちはどうしようもなく引きつけられるのだろう。

遠回りかもしれない、けれどもそこでしか眺めることのできない景色もあるのだ。

 

少し前まで当たり前だったことが、今ではとても貴重になっている。

喜びを共感できるオーダーメイドの作業にはいつも心救われる。仲間ができたようで嬉しい。

 

さて、今日も作っている。

 

作業机に向かう時はいつもルーペとピンセットがセットになっている。

ヤスリで削ってはルーペで確認して、またヤスリを手にする、そんなリズムを思えば一日繰り返している。

 

そういえば、冬の間毎日欠かさず海に出てクジラをチェックしている友人がいて、飽きないのかな?と思ってしまうのだろうけど、わたしも同じようなパッションなものかもしれないなと、少し面白く思う。

 

彼女のリングには、その側面にダイヤモンドをセットすることになっているので、そのために設けておく余白がとても大切だ。

必要なぶんだけ、最小限に。軽やかさと出会う場所を探し求めている。

 

つけた時に側面までが視界に入るのはスクエアシェイプの素敵なところだろう。

ここに細工を施すことができるのは嬉しいし、そしてかっこいい!

 

 

雨の日が続くけれど、ツユクサに出会えてラッキーだった。

 

 

作業の合間には遠くも眺めておく。

 

 

一日の終わりには彼女のプラチナリングも端正に造形できて、ほっと一息。

そういえば二つを並べて眺めるのはこれが初めてだなと、思わず嬉しくなる。

あと少し。

デスクライトの光に照らされてプラチナリングが静かに輝いている。

 

 

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感動を分かち合い、繋がりを育むことができる日々 お二人との結婚指輪作りにありがとう! #屋久島でつくる結婚指輪

 

ここ数日は雨がずっと続いている。深い緑に囲まれて、一日中作業に夢中になっている。

島でビーチをのんびり歩くことができる貴重さは、一年ぶりに思い出した感覚である。

 

 

お二人の結婚指輪作りはちょうど雨の季節に入ったタイミングと一緒に始まったのだけれど、

しとしと雨音に包まれていると心平たく穏やかな気持ちで作業机に向かうことができる。

シンプルを特別に、スクエアシェイプを柔らかに。お二人だけのプラチナリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

シンプルなスクエアシェイプのリングを造形する一つ一つのタッチを明確に意識できる。

創作活動には最高の屋久島時間なのだ。

 

 

アウトラインに造形を施す大きめのヤスリと彼のプラチナリング。

彼のリングには丈夫にお使いいただけるように、しっかりとボリュームをつけた。

 

 

とはいえ、すっきり感も大切にしていたいところだろう。

中心部分には厚みをしっかりと残しつつ、内側は大きめにラウンドさせて仕上げることにした。

こうすると丈夫さと軽やかさを共存させることができる。

 

一方、彼女のリングは全体のボリュームを抑えつつも幅があるように仕上げたいので、ベクトルは反対に向かっていることになる。

暮らしにも、体つきだって、二人それぞれの個性があるものだ。

その微妙な違いを造形に反映しつつお揃いに仕上げてゆく作業がオーダーメイドならではの楽しさだと思う。

 

お二人とはまだお会いしたことはないのだけれど、サンプルリングをお作りしたり、動画を撮影してもらってフィーリングを共有できているので、着用の印象や作るべきリングのフォルムを確かにイメージすることがでてきる。

今ではそんなやりとりもとてもスムーズになったものだ。

 

お二人と感動を分かち合い、繋がりを育むことができる日々にありがとう。

 

 

20号のサイズまであと少し。ここから内側を紙やすりで磨き上げながらぴたりと着地を目指してゆこう。

 

 

彼のリングの造形がひと段落して、このあたりで指輪作りも折り返し地点だ。

 

一つの個性となりつつあるプラチナリングを前にして嬉しくなる。

やっぱり綺麗なフォルムだ。

必要から生まれるシンプルな造形に、今でもずっと夢中である。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シンプルを特別に、スクエアシェイプを柔らかに。お二人だけのプラチナリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

プラチナを手にする時間は心地よい。

シンプルを特別に、スクエアシェイプを柔らかに。

リング幅やサイズ感も、最後にセットする天然石も一緒にイメージしてきた、お二人だけの結婚指輪作りなのである。

 

 

季節はくるりと一周巡り、春の祝福を分かち合っている。

お二人との出会いと屋久島にありがとう。

心躍る、屋久島の春とお二人の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

シンプルなスクエアシェイプのプラチナリング、

わたしも大好きなスタイルで、これまでもずっと作り続けてきた。

つけ心地も良くて、スタイリッシュで、普遍的。

 

すっきりとしたフォルムなのだけれど、

さりげなく施すワンポイントの装飾が印象的で素敵。

その辺りの“好き”にお二人とのつながりを感じている。

 

日々の暮らしの中でワクワクするようなフィーリング。

胸の奥に響いてくるような静かな喜び。

 

さて。

まずは最初の第一歩を踏み出す。

島では春の雨が降り始め、緑が色濃くなっている。

 

 

くるりとなったプラチナは炎の中でその両端を繋ぎ合わせてリング状に造形することに。

炎を手にするとなぜだろう、心癒される。

 

 

プラチナの加工温度は1000度以上となかなかに高い。

何百年も前に作られたジュエリーで今なお存在しているのはプラチナで作られたものが多いのも、やはりその優れた耐久性によるものなのだろう。

このリングもわたしより長く在り続けるのだ、と思うと果てしない気持ちに包まれる。

もともとは大地から生まれたプラチナだ。

そのかけらを纏い、時間軸やリズムを肌で感じることが私たちにとっての安らぎなのかもしれない。

 

 

雨の日のジュエリー作りが好きだ。

 

 

雨脚が弱まったところで庭先で雫を眺めておく。

 

 

草花や水の色鮮やかさに受ける感動は天然石にもあるように思う。

 

 

表面をざっと磨き上げてすっきりとフォルムを整えたプラチナリングの佇まいを窓辺で眺めたら、

お二人と一緒に創造したイメージがクリアに広がってきた。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでたくさんの言葉を交わしたりサンプルリングをお送りしたりしてデザイン作りをやってきた。

共に歩んだ日々も楽しかったなと思い出す。

 

リングにはお二人が選んでくれたダイヤモンドとサファイアをセットすることになって、ふと色彩に溢れる島の情景が思い浮かんだのだったな。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島に咲く季節の花をかたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

爽やかな春。

装いも軽やかになって、ジュエリーを纏って出かけたくなるこの頃です。

 

色とりどりの花は眺めるだけでも幸せになりますが、

屋久島に咲く季節の花を纏うように、小さなネックレスを作っています。

 

 

そして今日は、

春の花をモチーフにしたジュエリーを三つ集めてみました。

 

三月の花、ルリハコベ。

四月の花、タンカン。

五月の花、百合。

 

庭先に、散歩道に出会う花をモチーフにネックレスを作ろうと思ったのは

屋久島に暮らしてすぐのことでした。

 

つけぱなしでも大丈夫なサイズ感で、

お花の個性が表現できると嬉しいなと、

長い時間作業机に向かい、

 

1cm弱の小さなペンダントが出来上がりました。

 

 

3月の花、ルリハコベ。

いつもの散歩道に咲く小さな小花です。

 

このブルーはやっぱり

 

ルリハコベのネックレス platinum, 18k yellow gold, sapphire

 

サファイアがピッタリだったのです。

 

素材は花びらのプラチナとの組み合わせですが、

ルリハコベらしい額の部分をゴールドで細工してアクセントを加えました。

 

シルバーでもお作りできるのですが、

つけっぱなしすることを考えると、

やっぱりプラチナ、ゴールドが変色なくて安心なのですよね。

 

お守りのように、ずっと長くお使いいただけるジュエリーを作りたかった!

 

植物の繊細で精巧なフォルムは肌触り柔らかでした。

 

ミカンのネックレス 18k yellow gold, diamond

 

ミカンのネックレス。

屋久島の名産タンカンの花であります。

 

 

清楚で甘い香り。

ゴールドでもプラチナでお作りしても美しい。

 

ミカンのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

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百合のネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

五月になると屋久島の里を華やかに飾る

白百合をかたどったネックレス。

 

毎朝庭先に開花を眺めながら、

じっくりと手作業で仕上げました。

 

もちろん自然の中でも、

とても上品なのでフォーマルなシーンでも、

たくさん活躍してくれそう。

 

 

屋久島の季節にありがとう。

 

金属でつくるジュエリーなのですが、

花々の香りが漂うような幸せを感じています。

 

 

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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

紫陽花、梅雨くさ、ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

プルメリア、サキシマフヨウ、コスモス

 

オーダーメイドでお二人だけの結婚指輪をお届けしています。

 

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!