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初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。新しく生まれたコンビネーションのデザイン!

プラチナとシャンパンゴールドを組み合わせた新しいデザインが生まれたので今日はその造形から。重なり合うリズム、巡りの中にあるフロー感、風と波。

彼女のリンングはシャンパンゴールドが表面に見える割合が大きい。この辺りはお二人とたくさん相談を重ねてきた、デザインの軸となる部分だ。オーダーメイドのジュエリー作りではいつもわたし一人の想像の範囲を超えることができるので楽しい。

プラチナとシャンパンゴールドが一つのリングになって、彼のリングと彼女のリングもまた二つで一つになる宇宙観。波のリズムだったり、シダ植物だったり、表には見えないかもしれないけれど、いつもの屋久島暮らしで馴染み深い情景が形の向こう側に、確かにあるような気がする。

初めてお二人とお会いしたのが5月の初めだったので、もう2ヶ月ご一緒しているのか。作業も中盤、いよいよ7月へ。

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。巡り合い、奇跡みたいなリング。

さて、彼女のリングづくりがひと段落したところで、ほっと一息ついて。

生スタイルになっていたよ、もみじさん。心はしばし広島、宮島へ。

最初は全く別なもののように感じられるけれど、少しずつ少しずつ二つを一つに近づけてゆく。

台風直前のクリアな空。今年初めてかと思ったら、もう4号とのことで!島の左側を通過する予定みたいですが、何事もなく穏やかな週末でありますように。皆さま、素敵な夏を。いつもありがとうございます!!

 

制作編

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。巡り合い、奇跡みたいなリング。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。巡り合い、奇跡みたいなリング。

屋久島でもなかなか暑い日が続いているのだけれど、森のイメージがあるとずいぶん助かる。数日前に訪れた白谷の森の涼やかさがまだ体の一部に響いている。

「お二人がお気に入りだったシャンパンゴールドとプラチナを両方使ったコンビネーションのデザインです。

風と波、シャンパンゴールドとプラチナ、そしてお二人と。重なり合い一つになるリズムがモチーフになっています。」

デザイン作りの始まりに生まれた言葉を置いておこう。

自然や私たちの暮らしの中にあるリズムとは。果てしない巡りと奇跡のような出会いを経てお二人だけの造形が生まれるだろうか。

きっとこのタイミングで出会わなかったら全く別のものになったかもしれないな、と思えるジュエリー作りが時々ある。それは愚然のようでもあるけれど、だからこそいっそう必然に感じられるような。お二人との結婚指輪作りはまさにそんな時間の中にあると思う。細くて透明な、でもとても確かな糸を辿るように作業のタッチを進める日々だ。

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。大切な想いを分かち合い、作ること。

そして実際の形となりつつあるリングが手の中にある。

まだまだ作業途中ではあるけれど、息吹を帯び始めたその表情を小さな感動とともに眺めている。

彼女のリングは細くて軽やかに。プラチナから始まってぐるりとシャンパンゴールドに変化してゆくフロー感。

リングには特に中心となるポイントはない。眺める場所によって印象が変わるので、クルクルと動きが楽しいデザインだと思う。

火を使う作業はひとまず終了したので、ほっと一安心。手の中でほんと色々な出来事が起こって右に曲がったり左に曲がったりして行き先を調整しながらたどり着いた造形は世界で一つしかないと思う。金属は素晴らしい。奇跡みたいなリングが、この先ずっとお二人の暮らしに寄り添ってくれるのだから。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。大切な想いを分かち合い、作ること。

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナの出会いはやっぱり良い。2本のリングになる素材なのだけれど、いつもとは少し違ったアプローチで作り進めることもある。

屋久島で結婚指輪の相談会をしたお二人とは南青山でも会えたし、LINEでデザイン作りもずっとご一緒いただいたりもした。波長の大きめな島リズムの制作にお付き合いいただきましてありがとうございます!

屋久島でお会いしたお二人とは南青山でもご一緒することができました #屋久島でつくる結婚指輪

ほんとに!と驚くほど早く訪れた夏とともに制作の日々を歩んでゆく。

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。静かに輝くシャンパンゴールドとプラチナ。

 

ちょうど作業が始まる前に森を歩くことができたのは素敵なタイミングだったと思う。ここに来るとお二人が大切にしている想いに出会えるような気がしたからだ。澄み切った光と水がとても印象的な時間だった。

さて、今日も屋久島の森で出会った巡りと流れ、溢れる光を想いながら。

同じ造形を目指せば目指すほどに、プラチナとシャンパンゴールドが全く別の素材だということがよくわかる。いつもより難易度の高い作業に対峙しそれを少しずつ乗り越えてゆく時間は作家として純粋にワクワクする。挑戦なのである。巡り重なり合うリズムがここに生まれつつある。

ふと水の音。まだ心のどこかに残っているような気がする。

見上げると光が溢れて眩しい、当たり前のことが特別に思える、そんな時間をとても幸せに感じる。お二人の暮らしの中で、このリングもそのような存在になればいいなと思いながら。

シャンパンゴールドとプラチナの組み合わせではいくつものデザインで指輪を作ったことがある。コントラストが大きすぎない色合いが有機的に感じるのだなと思う。そういえばお二人も、ほんと自然が大好きだなあ。

なんと言っても、大切な想いや好きを近しく分かち合うことができるのって素晴らしい。指輪作りを会して生まれた巡り合わせを、今を信じてタッチを進めてゆこう。

 

 

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2022 夏の始まり、雪苔屋さん。#屋久島日々の暮らしとジュエリー

早くもかき氷にアイスハーブティーな気分。2022 夏の始まり、雪苔屋さん。

この日は営業直後にくまちゃんが歌ってくれたのも素敵だった。そういえば彼のギターを聴くのも、もう3年ぶりくらいになるのか。待ち合わせした友人とも充実した時間を過ごすことができたし。このライブ感にようやく辿り着けて本当に嬉しい。

インスタグラムに無いのも特別なのかもしれない。森の中に静かに佇む、とっておきのカフェなのである。

最後はみんなで記念撮影したけど、もしかして一緒に映るのは初めてだったかも!

雪苔屋さんのお二人みたいに、空もむっちゃ爽やかな日でした。

初夏の屋久島、森の響きとお二人の結婚指輪作り。静かに輝くシャンパンゴールドとプラチナ。

初夏の森を歩いた余韻が心地よく響く中、アトリエではずっと心待ちにしていた制作を始めることにした。静かに輝くシャンパンゴールドとプラチナ。いよいよお二人の結婚指輪作りが始まる。

そうなんだ、緑色の風だったんだ。深くてドスンとした世界を想像していたけれど、夏の始まりに出会った印象はキラキラの方の屋久島なのである。

さあ、最初の第一歩を踏み出す。

春に屋久島の森を歩いて、そしてその次の日にアトリエに来てくれたお二人。森でプロポーズをされることは彼から聞いていたのでドキドキだった。大切な指輪作りの声をかけてくれてありがとう。お二人の素敵な時間と繋ぎ合わせてくれた屋久島にありがとう。

揺らぎと煌めきの印象はお二人にお作りするリングのイメージと重なり合うと思う。

炎と水のようでもあり、夜と朝のようでも。プラチナとシャンパンゴールドが隣り合い繋がり出来上がる小さなリングは、あるいは一つの大きなリズムなのかもしれない。

白谷の森は水が気持ちいい。絶えず聞こえている水の音量は相当大きいはずなのだけれど、なぜか静かに感じられる。穏やかな心地に包まれる。

うん、きっとよくなる。

 

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