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雨のち晴れ。屋久島サウスからノースへ。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。長く続いた雨が上がったので、作業の手を止めてノースへ向かう。ノースは快晴で驚くほどに暖かだったのも屋久島流だ。この小さな島から溢れている多様性にガツンと強く癒されている。そういえば、1月にノースサイドの海に入ったのは初めてだったな。久々に集まった仲間と過ごせた楽しいひと時にありがとう。夕暮れ時まで乗り続けた波の印象に満たされつつ、ジュエリー作りの続きへと繋げていきたいと思っている。明日はいよいよ最後の仕上げ作業だ。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

窓の向こうに大きな虹が現れて屋久島の祝福を感じていた、お二人の結婚指輪の制作日

窓の向こうに大きな虹が現れて屋久島の祝福を感じていた、お二人の結婚指輪の制作日

屋久島サウスのアトリエです。窓の向こうに大きな虹が現れて、島の祝福を感じながらお二人のリング越しに眺めていた制作日。

島ではいつもだいたい虹の現れる場所は決まっているのだけど、ちょうどアトリエのすぐ裏手にそびえる山の麓がスタート地点になることが多い。もっと近くに行ってみよう、と思って出かけてみるけど、近づくと見えなくなってしまうのも不思議。

お二人の結婚指輪作りはプラチナリングの土台を作るところまでを書きました。彼女とは屋久島で初めて出会った。もう10年以上も前なのか。

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

さて、今日も屋久島の情景とともに作業机に向かっている。リングを受け取りに島に来てくれる日を楽しみにしながら。

彼のリングは19.2号。手のことを知ると、その方の雰囲気がなんとなくわかるようになったのはジュエリー職人ならではかもしれない。手は人の暮らしやスタイルを反映して形取られるのだと思う。

彼にはサンプルをつけている場面を動画に収めていただいた。その印象を頼りに造形のバランスを整えている。しっかりと、そして優しい雰囲気。

プラチナという金属はジュエリー作りにとても魅力的な素材だ。しなやかさと耐久性を併せ持っている。製品になってしまうとキュッと硬くなるのだけど、その奥にある柔らかさを鉄鋼ヤスリ越しに感じながら作業の手を動かしている。金属も私たちに、同じ大地から生まれたつながりを感じながら。

リングの表面に柔らかなラインが現れた。多面的になって色々な角度からの光を反射している。このソフトさの中に、光を感じるような、輝く印象を与えていきたい。周囲の光が共鳴して、その表情に加わるところがプラチナの素敵なところだと思っている。

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シンプルで懐かしかった、いつかのタマゴサンド。そろそろカフェにもいきたいなあーと思いつつも、おうちご飯を楽しんでいるオレ。皆さまはどんな冬をお過ごしでしょうか?また寒くなってきそうですね!どうぞ、あたたかな日々を。

 

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

雨上がりの屋久島サウスです。なんだか驚くほどに暖かくて、植物たちも春めいてきているような気がするけど、いかに。

植物たちの季節をキャッチする力はすごい。百合の葉もこんなにも大きくなってきているし。一日の成長は気がつかないくらいささやかだけど、気がつけばもう追いつけないくらいに立派になっているのだから。日々を小さく積み重ねていく。大切なことはいつもここで学んでいる。 

毎朝目を覚ますたびに春が近くなってきている。屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っている。

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

今日はファーストタッチとして、リングの土台を形成するところを。ケーキ作りで言うところのスポンジ作りの基礎工程を、ここはひたすら精度を上げて進めていく。

プラチナ素材をくるりと巻いて、寸法に合わせて糸鋸で切断して、酸素トーチにかけながら両端を接合する。何度も繰り返した作業だけど、同じ日はないのだなと毎回のように思う。精度を求めつつも生まれてくる手作業の歪みのようなものに、心地よい趣を感じながら。

高温を纏ってオレンジ色に輝くプラチナを静かに眺めている。

彼のリングが2.5mm幅で彼女のリングが2.3mm幅。これまでラインでお話ししたり、サンプルリングを届けたりしてデザイン作りをご一緒したお二人は、同じ素材で同じデザインを選んでくれた。2本のリングが近しい雰囲気を纏うように、一つ一つの工程を交互に作り進めようと思っている。二人三脚みたいに歩調を合わせながら。

 

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月曜日がやってきました。今週も伸びやかに参りましょう。

春よこい。もう少し冬のままで。もつ鍋も食べたいし、そろそろジェラートも気になってきているし、日本ならではの楽しみでもありますね。みなさまも美味しい日々を。素敵なジュエリーライフを。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。

 

屋久島から大阪へ。お二人に届ける結婚指輪を降り始めた雨とともに作り始める。そういえば、まとまった雨は今年初めてなのか。

屋久島がご縁で出会った彼女の結婚指輪作りを始めようとしたところに、この雨は素敵なタイミングだった。

しとしと雨降りは屋久島が屋久島らしくある時間だと思う。庭先の緑がどんどん濃くなっていく。これは島の祝福なんだなということがスッと入ってくる。おめでとう。大切な結婚指輪作りの声をかけてくれてありがとう。

雨の日は重たいけれど、背中を押されるように励まされるし、水の音に包まれているからか平らな気持ちに包まれる。お二人にはそんな優しい指輪を作りたい。

窓の向こうに、散歩道に広がるしずくの世界に魅せられながら、出会ってからこれまでの色々や、こらから始まるお二人の時間に思いを馳せている。

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