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シダ模様の結婚指輪、屋久島を感じながら作る。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 プラチナ、シダ模様 屋久島で作る結婚指輪 屋久島のシダ、木漏れ日

シダの指輪、レディースの工程も一段落をし、今日はメンズの形成作業を始める。

デザインの打ち合わせから彫刻のデータ作製など、ここまでの道のりがとても長かった分、最後となるこの作業にも一層思い入れが深い。

それにしても、ピークはとても短いものなのだ。

 

今回はシダの葉っぱが側面までぐるりと巻き付くように指輪を覆うデザインで、少し角度を変えて眺めるのもまたかっこ良いです。

メンズはボリュームを多く保ちつつ、つけ心地が軽くなるように気をつけて。

鉄工ヤスリを片手に工程を進めてゆきました。

 

僕がジュエリーを作り始めたきっかけはインディアンジュエリーが大好きだったからで、

大自然の生活から生まれるスピリットのある指輪やネックレスを作る日々を、僕もいつかやってみたい!

そのような想いをこの屋久島で叶えることが出来ました。

 

ここ屋久島で空や山々、植物や水などを感じながら作るジュエリーに、

時々、その僕の底辺にあるスピリットを見いだして頂けることがあります。

そんなときは指輪を選ぶお二人に、僕を教えてもらえるような気がして、とても有り難いです。

いま、ここにあるものを感じる。そして作るだけ。

僕にとっても大切な事柄を確認するように、作業は進んでまいります。