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屋久島サウスに小さな春。彼とお揃い!ラウンドシェイプ ,プラチナリング作り。赤い大根のコンソメスープ

 

2.0mm round in platinum

 

彼女のリングも彼とお揃いのプラチナで、ラウンドシェイプ 。

2本のリングが同じカーブを描くように、鉄鋼ヤスリと紙やすりで造形を進めてゆきました。

でも彼女のリング、最後のひと作業で違った質感に仕上がることになってるのです。ドキドキ

 

そして、綺麗に磨き上がったリングの横にはピカリと光るハンマーが。

いよいよ明日がクライマクスだ。

 

庭先で見つけた小さな春たち。

お二人のリングが出来上がる頃にはグッとあたたかになりそうだなあ。

 

春になるとお畑にはどんな野菜が収穫になるのだろう。

季節とともに生きるって素敵です。

私が自慢したい野菜作りを営むお二人なのであります。

 

お二人が屋久島に送ってくれた赤い大根はかぼちゃとベーコンと合わせてさっと煮込んでみると、スープも綺麗な赤色に出来上がりました。

 

 

制作編

屋久島-鹿児島 心の行き届く3人で、一つだけの結婚指輪作り♪2.6mm ラウンドシェイプ のプラチナリング。

屋久島-鹿児島 心の行き届く3人で、一つだけの結婚指輪作り♪2.6mm ラウンドシェイプ のプラチナリング。

 

ラウンドシェイプのプラチナリング。

普遍的なデザインは結婚指輪界のレジェンドだ。

 

日々畑仕事で手作業の多い彼にはしっかりボリュームで、2.6mmのリング幅で作りました。

出来上がったばかりのリングを、さっそく庭先で手にとってみる。

丸いプラチナリングから優しげで、でもしっかりとタフなフィーリングが伝わってくる。

 

なんと言いますか、体の一部になるような感じでしょうか。

あ、これだ。つけた時にほっとするような肌触り。

目指したのはそんなフィーリングだった。

表面に周りの緑を写しこんでいるのも活き活きと感じられて!

 

海を越えて鹿児島で野菜を作るお二人と、屋久島でジュエリーを作るわたし、同じ物作りをする仲間で進めてきた指輪作りでありました。

まずは一つ。そのイメージが形になったのが嬉しかった。

 

お二人とのやりとりはいつもメールやお電話を何度も繰り返すスタイルで、

何かと時間もかかっちゃうし、すぐにパッと出来上がりが出てくるようなものでもなかったけれど、

そんなじっくりペースもまた貴重に感じられて、

心の行き届く3人で一つだけの結婚指輪作りをできる幸せに包まれながら、いつも作業机に向かってます。

 

そうそう、この指輪作りが始まる前にはお二人が育てた野菜を送ってきてくれたこともあったのですよ。

 

外は白いけど中は赤い紅芯大根。

炒め物にいいですよ、と彼が教えてくれたので、

細切りにしてベーコンと一緒に炒めることにいたしました。

たっぷりごま油をひいて、ベーコンと大根をざっと炒める。

味付けはシンプルに塩胡椒と醤油。

最後に鹿児島のお二人に敬意を称して黒酢を投入したのが正解でした。

紅芯大根とベーコンの細切り炒め。

ご飯がむっちゃ進むんです。

大根と油がこんなにも相性いいなんて知らなかった。

 

作ることだけじゃない。オーダーメイドだからできるふれあいって心温まる。

そんな関係性にもまたひとつ太鼓判を押したのでありました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

2.6mm ラウンドシェイプ プラチナリング、バターナッツのクリームシチュー。 屋久島二月の結婚指輪作り。

2.6mm ラウンドシェイプ プラチナリング、バターナッツのクリームシチュー。 屋久島二月の結婚指輪作り。

季節外れの大波を求めて毎日通い詰めた海も、

7日ほどが過ぎて腰ほどの小波となってしまった。

いやいや、この1週間はずっと夢中でした。

ふと我にかえると庭先には春の花が咲いてて驚いた。

今年もまた会えて嬉しかった春の小花。

2月になると季語では春を使うようになるのも、なるほどです。

海や土は一番早く季節の変化を感じられる場所だと思う。

 

ちょうど今、海の向こう鹿児島で農業を営むお二人の結婚指輪を作っているところで、季節の移り変わりの中で味わうフィーリングを共有できるのも嬉しい。

彼と彼女もきっと土に触れながら日々のダイナミックな変化を感じているだろう。

プラチナの線をくるりと巻いて作ったリング。

鉄鋼ヤスリを片手にガリガリと角を落としてゆく。

2.6mm ラウンドシェイプ 。

彼と話し合って一緒に作り上げたデザインだ。

ここまでざっと削りあげて、ほっと一息。

夕暮れ時になると流石に寒くなってきた。

 

春は恋しいけれど、この寒さもなかなか楽しいものですね。

もう少し冬を味わいたい。

そんな時はホクホクかぼちゃを使ったクリームシチューはいかがでしょうか。

お二人が届けてくれたバターナッツ。

お二人が育てた野菜をいただいて指輪をつくる日々であります。

 

バターナッツにはしいたけと人参、玉ねぎに鶏肉を組み合わせることにしました。

バターナッツは初めて使う素材だったので、ドキドキ。

型くずれしにくくて、使いやすい。

3割ほどをすりつぶして、あとの7割を形を残して仕上げるくらいが良いかも。

ファーストタッチはそんな印象だった。

 

クリームソースはいつも小麦粉とミルクを先に混ぜておいて、バターをたっぷり引いたなべに流し入れる。そして火にかけながら程よい固さになるまでクルクルとかき回すだけの簡単流派。

毎日のお料理はさっと出来上がれば嬉しいですものね。

我が家ではクリームシチューは白いお米と一緒にいただくのですが、これがまたいいんです。

熱いうちに召し上がれ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

お二人が育てた野菜をいただいて結婚指輪をつくる日々。 屋久島ー鹿児島、プラチナリング作り最初の第一歩。

 

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お二人が育てた野菜をいただいて結婚指輪をつくる日々。 屋久島ー鹿児島、プラチナリング作り最初の第一歩。

鹿児島のお二人から箱いっぱいの野菜が届いた!

箱を開けるとたくさんの野菜の上にお二人からのお手紙が。

お二人の結婚指輪作りが始まる数週間前のことでした。

 

「うちの畑で育った野菜です。指輪の制作に向けて準備進めてくれてありがとうございます!」

と彼女。(もっともっと長文でした♪)

彼からは後ほどメールで野菜の説明を送ってくれました。

その中でお料理とのマッチングを書いてくれていたのがこちら。

 

・栗吾郎かぼちゃ(緑、栗系なのでホクホク)
・打木かぼちゃ(赤、粘質でしっとり、煮物向き)
・バターナッツ(キベベ、というブラジル料理が美味しいです!ぜひ作ってみてください。)
・紅芯大根(中身は赤色、生食でもいいですが、炒めても美味しい!)
・紅くるり大根(外見も中身も赤色)
・からし菜(ぜひサラダで、自家採種している中で自慢の逸品です。)
・小松菜

よし、まずは青野菜を使って朝ごはんを作ろう!

と俄然やる気に満ちたのは言うまでもありません笑

 

芥子菜と小松菜をちぎって食べてみると、それは豊かな甘味を感じたので、

ここは生でそのままいただくことに。

小松菜のrawスムージーと芥子菜のrawサラダ

 

rawフードは屋久島にメイ先生がお越しになった時に教わってからの大好物で、

その中でもお気に入りは朝一番にいただくスムージー!

鹿児島産の小松菜は屋久島で育ったポンカンとミキサーにかけてシンプルブレンドといたしました。

 

葉野菜は太陽に向かって手を広げてるようなところがいい。今は天国にいる先生がそう言ってたのをよく覚えてる。

サラダにはアボカド、カシューナッツ、アーモンド、クコの実、レモン、亜麻仁オイル、塩、胡椒、醤油を合わせてみると、それはもう。。

芥子菜なのに甘くって、

これはすごいぞ

抱えきれなかったほどの葉野菜が体の中にキュッと収まって、そこから元気が広がった。

いよいよ始まる結婚指輪作り。

お二人がプラチナを選んでくれました。

まずはプラチナの線をくるりと巻いて、サイズに合わせてカットする。

酸素トーチで約1240度の火をかけてつなぎ合わせる。

昔から変わらない手作業が始まった。

思えば、金属はもともと大地からいただいたものなので、

ジュエリーは全て、100パーセント自然の素材を使って出来上がることになる。

プラチナの指輪をつけていてどことなく心地よさやを感じるのはそのせいだろう。

私たちは土を感じるものに触れると、ほっこりするものですよね。

 

リング状になった2本のプラチナを窓際の光の下で眺めながら、

あの山々を越えて、海を越えて、鹿児島で日々農作業を営むお二人のことを思った。

 

この自然と触れ合うような指輪を作りたい。

rawスムージーを食べた時のようなキュッと元気になるようなフィーリングが素敵だなと思う。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

始まり編

天気雨。緋寒桜の下で。 これから始まる結婚指輪作りの素材プラチナを手にして。

 

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