鹿児島のお二人から箱いっぱいの野菜が届いた!
箱を開けるとたくさんの野菜の上にお二人からのお手紙が。
お二人の結婚指輪作りが始まる数週間前のことでした。
「うちの畑で育った野菜です。指輪の制作に向けて準備進めてくれてありがとうございます!」
と彼女。(もっともっと長文でした♪)
彼からは後ほどメールで野菜の説明を送ってくれました。
その中でお料理とのマッチングを書いてくれていたのがこちら。
・栗吾郎かぼちゃ(緑、栗系なのでホクホク)
・打木かぼちゃ(赤、粘質でしっとり、煮物向き)
・バターナッツ(キベベ、というブラジル料理が美味しいです!ぜひ作ってみてください。)
・紅芯大根(中身は赤色、生食でもいいですが、炒めても美味しい!)
・紅くるり大根(外見も中身も赤色)
・からし菜(ぜひサラダで、自家採種している中で自慢の逸品です。)
・小松菜
よし、まずは青野菜を使って朝ごはんを作ろう!
と俄然やる気に満ちたのは言うまでもありません笑
芥子菜と小松菜をちぎって食べてみると、それは豊かな甘味を感じたので、
ここは生でそのままいただくことに。
小松菜のrawスムージーと芥子菜のrawサラダ
rawフードは屋久島にメイ先生がお越しになった時に教わってからの大好物で、
その中でもお気に入りは朝一番にいただくスムージー!
鹿児島産の小松菜は屋久島で育ったポンカンとミキサーにかけてシンプルブレンドといたしました。
葉野菜は太陽に向かって手を広げてるようなところがいい。今は天国にいる先生がそう言ってたのをよく覚えてる。
サラダにはアボカド、カシューナッツ、アーモンド、クコの実、レモン、亜麻仁オイル、塩、胡椒、醤油を合わせてみると、それはもう。。
芥子菜なのに甘くって、
これはすごいぞ
抱えきれなかったほどの葉野菜が体の中にキュッと収まって、そこから元気が広がった。
いよいよ始まる結婚指輪作り。
お二人がプラチナを選んでくれました。
まずはプラチナの線をくるりと巻いて、サイズに合わせてカットする。
酸素トーチで約1240度の火をかけてつなぎ合わせる。
昔から変わらない手作業が始まった。
思えば、金属はもともと大地からいただいたものなので、
ジュエリーは全て、100パーセント自然の素材を使って出来上がることになる。
プラチナの指輪をつけていてどことなく心地よさやを感じるのはそのせいだろう。
私たちは土を感じるものに触れると、ほっこりするものですよね。
リング状になった2本のプラチナを窓際の光の下で眺めながら、
あの山々を越えて、海を越えて、鹿児島で日々農作業を営むお二人のことを思った。
この自然と触れ合うような指輪を作りたい。
rawスムージーを食べた時のようなキュッと元気になるようなフィーリングが素敵だなと思う。
屋久島でつくる結婚指輪
始まり編
天気雨。緋寒桜の下で。 これから始まる結婚指輪作りの素材プラチナを手にして。
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