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ミカンのブローチ #屋久島 #受け継ぐジュエリー

material: silver, water pearl

Delivery time is within 1 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

思い出いっぱい詰まったパールをお預かりしてオーダーメイドで作りました。“ミカンのブローチ” 2020年、冬の屋久島サウス。

屋久島で出会った海のリズム、プラチナリング。オーダーメイドでお届けする結婚指輪

手前が彼女のリング。

そして奥が彼のリング。

 

緩やかなカーブ、波の模様、お揃いのデザイン、

2本のリングが並ぶと、

そこに心地よいリズムを感じます。

 

屋久島で出会った海のリズム、波のリズム。

プラチナの結婚指輪が出来上がりました。

 

お二人のリング、

全く同じに見えるけど、

実はリング幅やリングの厚みが微妙に違っているのですよ。

 

細身ながらに丈夫に、

繊細でしなやかに、

彼と彼女それぞれのかたちもお気に入り。

 

男子と女子だったり、お仕事によっても、やはり普段の使い勝手が違ってきます。

オーダーメイドでの指輪作りではこの辺りもこだわりました。

 

屋久島旅の思い出、お二人とつくる、オーダーメイドの結婚指輪。しずくギャラリー編

お二人としずくギャラリーでお会いたのは去年の秋のことでした。

 

指輪などは普段あんまりすることがなくて。。

と言っていた彼だったけど、

お話を進めるうちに、サンプルを試すうちに、

むっちゃ指輪に興味が湧いてきて、

テンション上がってくれたのが嬉しかった!

 

静かさの奥に自分らしさをしっかりと持ったお二人だったから、

スッと自分たちのデザインに出会われたのが印象的でした。

まるでずっと前から決まってたリングみたいに。

指輪作りの間はとにかく雨が多く降った屋久島サウス。

海の近くでは菜の花も咲き始めていよいよ春めいてきた。

 

ちょうど雨が上がったので、リングを持って出かけることに。

菜の花畑を抜けて、いつものビーチへ。

ビーチを歩いて、お二人のプラチナリングを手に取る。

うっすらと太陽の光の下で見る雰囲気が優しげだった。

 

見る場所によって印象が変わるデザインが楽しくて、くるりくるりと回してみる。

 

これはきっとお二人の暮らしにピタリと寄り添うリングになりそうだ。

指先からマット仕上げされたプラチナの心地よいフィーリングが伝わってきた。

2.0mm and 2.3mm wave ring in platinum

 

そしてついに晴れ間が広がって!

きらり。きらり。

また新しい表情にも出会いましたよ。

 

きっと、まだまだもっと発見があるだろう。

でもこの先はお二人でのお楽しみ。

 

いつもの暮らしの中で、旅先で、朝も夜も、

これからはお二人の物語とともにこの指輪があるのだ。

そう思うと、希望いっぱいに包まれた。

 

海の向こうに暮らすお二人に。

屋久島よりおめでとうございます!

楽しい指輪作りをありがとうございました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島の雨とともに結婚指輪をつくること。海のリズム、プラチナリング

 

 

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屋久島の雨とともに結婚指輪をつくること。海のリズム、プラチナリング

いよいよあと少しで完成となった、お二人の指輪作り。

プラチナリングの表面をヤスリで削り出して波の模様を施してゆく。

海のリズム、波のリズム。

この工程が終わるとリング裏側に刻印を施すことに。そこでお二人の指輪の出来上がりとなります。

最後に文字の内容をお二人とメールで打ち合わせをしていると、

秋から続いた指輪作りもそろそろ終わるのかあ、と嬉しい達成感ともに、

ほんの少し名残惜しい気持ちを見つけたり笑

終わりの始まりでありますね。

あと少し、屋久島の雨とともに、この時間を楽しもう。

そしてこの長い雨が上がると、スモモの花や桜の花が咲き始めそうだ。

 

制作編

胸の奥にグググっと響いた!彼と彼女と一緒に作ったデザイン、プラチナの結婚指輪!#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

胸の奥にグググっと響いた!彼と彼女と一緒に作ったデザイン、プラチナの結婚指輪!#制作編 #屋久島でつくる結婚指輪

もう少しで彼のリングが出来上がる。

その前に外の光でアウトラインをチェックしようと思い庭に出る。

足元には春の小花もちらほらと咲き始めていた。

 

ピンクに黄色、なんとも心踊る春色ですね!

不意に春の予感に元気をもらってからの、

最後の仕上げ作業を進めてゆきました。

2.3mm wave ring in platinum 

彼のリングは2.3mmのスッキリ幅。

 

色味が落ち着いたシックな色味が好みです!

と言ってくれた彼も喜んでくれるだろう。

わたしも確かな手応えを感じられて嬉し。

角度を変えてみる。フワリ。

リング全体を覆うノビノビとしたカーブと

リング表面にスーッと波模様の切り返し模様が相まって、

独特のリズムを奏でていたプラチナリング。

軽やかだけど、そこにはプラチナの重さがキュッと詰まってた。

胸の奥にグググっと響いたのは金属の魅力だけじゃなくて、彼と彼女と一緒に作り上げたデザインが初めて形になったからだろう。

きっとそうに違いない。

 

作業がひと段落したところで、海へ。

いつものビーチはあいにくの雨だったので、

近くに咲く菜の花をチェックして癒されてからの、アトリエに戻り、

彼女のリング作りを始めることに。

 

鉄鋼ヤスリを片手にリングの表面をガリガリと削り落としてゆく。

大きく、小さく、直線的に、丸くカーブを描いて。。

イメージしているのは彼とお揃いのアウトライン

一回り小さくて華奢なスタイルになれば素敵だなと思ってる。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

ずっと長くつける結婚指輪だから。自分自身に響くところ。大切にしたいつけ心地。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

 

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ずっと長くつける結婚指輪だから。自分自身に響くところ。大切にしたいつけ心地。#屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

雨が降ると暖かくなって、

雨が降るたびに春に近づいてゆく屋久島サウスです。

実際にはもうすでに春のモチベーションに変わってて笑

不思議なものですね。

あんなに美味しかったお餅もまた来年でいいかなあってなってます。

美味しかったこの冬にありがとう。

 

そして今シーズンは冬の波にもたくさん乗りました。

多分あと数回はやってくるだろう。わくわく。

波が訪れる周期や潮の満ち引き、大波小波、

自然に近しくあると、無いようで、実は確かにあるリズムを感じることができるのが面白い。

 

島の暮らしで出会った、重なり合うリズム。

そんなフィーリングを形にすべく、

今お二人の指輪を作っています。

昨日はプラチナの線をくるりと巻いて2本のリングを作りました。

そしてこれから始まる造形作業に向けてのガイドラインを細い罫書き線で描いています。

 

一番内側のラインは指にあたる部分の造形のために。

まずは指あたりの部分に作業を加える。

リングの内側、ほんの少し丸くなってるのがわかりますか?

ソフトに、スムーズに。

平面だったところに手を加えてあげると、とっても柔らかなつけ心地になるんです。

 

ずっと長くつける結婚指輪ですから。

自分自身に響くところ。ここはとても大切にしています。

さらにリングのアウトラインにカーブをつける。

最初の波のリズムだ。

そして次のリズム。

もう一つの波はリングの表面に切り込み模様を与えましたよ!

 

ピンセットで挟んでくるりとアウトラインを眺めていると、

なんだかオレも海が恋しくなってきた笑

 

でももう少し作業を続けてみよう、

そう思って窓の向こうに目をやると、山々の情景が視界にパッと広がった。

うん。

今日も屋久島にありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人の小さなリングが奇跡のように感じられた瞬間。屋久島でつくる結婚指輪、制作編。

お二人の小さなリングが奇跡のように感じられた瞬間。屋久島でつくる結婚指輪、制作編。

朝一番の船で送り出す荷物があったので、

早い時間からアトリエで作業を始めることに。

明るくなり始めた窓の向こうを見ると、

なんとなく空の雰囲気も春めいてきたように感じられた。

これから海を渡るプラチナリング。

 

屋久島からお二人の暮らす鹿児島は日置までは直線距離では約150kmm弱ほど。

でも海を渡ることになるので、実際はフェリーに乗って6時間ほどかかってしまい、

朝の船に乗って、この指輪がお二人のもとに届くのは明日の朝ということになります。

 

ゆっくりとした歩みだったり、回り道だったり、

お二人とのそんな指輪作りの時間もなかなかお気に入りだったなあ。

屋久島から鹿児島にお届けする結婚指輪。キラキラ模様・シンプル・ハッピースマイル、プラチナリングの表情いろいろ。

 

 

さあ、今日もじっくり参りましょう。

この冬によく食べた朝ごはん。

サツマイモと里芋、ジャガイモを茹でておいて、

卵と一緒にフライパンで焼いてコーヒーと一緒にいただいてからの、

ジュエリー作りです。

作業台に素材となるプラチナとお二人と一緒に作ったデザインのサンプルリング、

そして糸鋸、鉄鋼ヤスリ、ルーペ、バーナーと工具のいろいろを準備して、いよいよこれから作業を始めることに。

11月にしずくギャラリーでお会いしたお二人に届ける結婚指輪作りです。

 

ツワブキのつぼみコロコロで、まだシャツ一枚で過ごせるくらいあたたかだった冬の始まり。

ギャラリーでお二人と過ごした時間がもうすでに懐かしくて!

これから造形を始める前に、プラチナを酸素トーチの高温にかけて、柔らかくなるよう焼き鈍しています。

繊細でスッキリとしたデザインを選んでくれたお二人には特別硬い配合のプラチナを用意いたしました。

なのでなかなか硬い!笑

 

その硬いプラチナをコンコンとハンマーを使って丸くするシーンを動画に収めてみたのがこちら。

 

それにしても、金属というのは不思議でもあり、素晴らしい素材でありますね。

こうして端と端をつなぎ合わせると、さらに安定を増してくる。

 

大地から生まれた素材が溶けて新たな配合となり、分配されて、指輪の素材となる。

お二人とわたしが出会って、一つのデザインが生まれる。

実にさまざまな出来事が複雑に重なり合ってここまでやってきた。

手に取ると、今が、この小さなリングが奇跡のようにも感じられた瞬間。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

出会い編

屋久島旅の思い出、お二人とつくる、オーダーメイドの結婚指輪。しずくギャラリー編

屋久島から鹿児島にお届けする結婚指輪。キラキラ模様・シンプル・ハッピースマイル、プラチナリングの表情いろいろ。

happy smile 

 platinum ring with rough and smooth 

 

プラチナリングに施したキラキラ模様とシンプルな表面そしてハッピースマイル。

屋久島から海を渡り、同じ鹿児島県に暮らすお二人に届ける指輪が出来上がりました。

 

同じラウンドシェイプ のプラチナリングを表情を変えて仕上げるとこんなにも個性が際立って!

2.6mm シンプルなラウンドシェイプ は彼のリング。

2.0mm ラウンドシェイプ に凸凹の模様を施した彼女のリング。

2本のリングを前にして、

ここまで長く3人で歩んできたデザイン作りのいろいろが思い出されてグッときた。

 

指輪作りの始まりは、お二人から冬の旬野菜が届いた寒い日のことでした。

そのラインナップは

栗吾郎かぼちゃ
打木かぼちゃ
バターナッツ
紅芯大根
紅くるり大根
からし菜
小松菜

という、それは素晴らしい大地の宝物で、

あれからお二人の育てた野菜をいただいて、結婚指輪を作る日々が続き、

 

途中、冬の終盤を告げる緋寒桜が咲き、

天気雨。緋寒桜の下で。 これから始まる結婚指輪作りの素材プラチナを手にして。

 

そしていよいよ指輪が海を渡るとき、

島では菜の花が咲き始めました。

 

あたたかな屋久島サウスです。

今日はお二人の指輪を持って、海の近くのお気に入りの場所へ。

夕暮れ時、西陽を浴びてキラキラだったプラチナリングと小さな菜の花畑。

畑のヘリに腰を下ろすと春の気配が大地から伝わってくる。

柔らかくて優しいムードが心地よかった。

日々を畑作業をして過ごすお二人も、きっとこのフィーリングを知ってるだろう。

実はこれまでずっとメールと電話でのやり取りで、まだ会ったことのない彼と彼女のことが不思議と近しく感じられた。

いよいよ春ですね!

もうすぐ結婚式を迎えるお二人に

春の訪れとともに指輪をお届けします。

おめでとうございます!

楽しい指輪作りを、

美味しい指輪作りをありがとう!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのご相談はこちらまで、お気軽に声をかけてください。

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制作編

屋久島の季節とプラチナリング作り。シンプルな結婚指輪を特別にしたいから。

 

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思い出いっぱい詰まったパールをお預かりしてオーダーメイドで作りました。“ミカンのブローチ” 2020年、冬の屋久島サウス。

7個のパールを70歳のお誕生日に。

ご夫婦大切な思い出の詰まったパールをお預かりしてオーダーメイドで作りました。

 

ミカンのブローチ。

 

シルバーでかたどった葉っぱがくるり、

大粒のパールが胸元を飾るスタイルです。

 

2月の屋久島サウス。光いっぱいの日。

出来上がったばかりのブローチを持ってモチーフとなったミカンの木に会いに行ってきた。

木漏れ日いっぱいだった葉の下でブローチを手にとってみる。

シルバーで作った葉っぱにミカンの木のグリーンが映り込む。

木にはまだミカンの果実も少し残ってて、オレンジ色の粒々が演出を加えてくれました。

 

それにしても、ミカンの木の下にいると虫の音や鳥たちの声がすごくって!

冬の息吹を感じながらこのブローチをつくることができてよかったなあと、感激。そしてほのぼの。

 

ジュエリー作りのきっかけになった一本の木。

 

まだ冬の始まる前のことだったと思う。

お隣さんとパパイヤの木の前で立ち話をしていた時に、ふとジュエリー作りの話になって

お持ちの淡水パールを見せてもらったのです。

 

“今度に誕生日にと思って”

 

嬉しかった一言。

 

そしてその足で山の麓にある農園に行くととに。

そこでこのミカンの木に出会ってしまった。

いっぱい持って帰ってね、と枝ごと千切ってくれたミカンを手に取る前に木から直接パクリといただく。むっちゃ酸っぱい!

むっちゃ酸っぱい!もう一つ笑

少しひんやりとした空気と酸っぱさが相まって、なんとも爽やかな時間だったなあ。

 

ミカンをほうばるうちに、すっとデザインも浮かんできた。

彼女が大切の育てているミカンの木をモチーフにブローチを作ろう!

これは楽しい制作になりそうな予感。

冬の自由研究だ。

 

屋久島ミカンとパール。育てる果物をモチーフにジュエリーを作ること。[オーダーメイド、ブローチ編]

 

さてさて、もう少しじっくりとブローチを見てゆきましょう。

全体の大きさは約3から4cmほど。

お預かりした淡水パールが大粒で、ランダムな形だったのもよかった。

 

一枚一枚シルバーの板を切り抜いて作った葉っぱをリズムよく繋げてゆき、くるりと一周したところでパールをレイアウトしてゆく作業は、

なんだか子供の頃大好きだった工作のようでもあって、夢中に過ぎていった時間だった。

金具は使いやすく、スタンダードなスタイルを採用いたしました。

使いやすいと登場回数が増えて嬉し。

そしてそして、ワンポイントのとっておき。

一番下のパールは本体と別れたパーツになっておりまして、

手に取ると、つけると、ゆらゆらと揺れるようになっているんです。

 

こちらは僕からのプレゼント(秘密)

いつもありがとうございます。

これからもミカンのように、キュッと爽やかでいてくださいね。

屋久島サウスの山々の麓、素敵だった農園にて。

 

 

思い出の石を使って、大切な想いをデザインに詰め込んで、

お誕生日に、ご出産の記念に、自分へのご褒美に、、、、

あなただけのジュエリーをオーダーメイドでお作りいたします。

オーダーメイドのご相談はこちらまで。お気軽に声をかけてくださいね。

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関連作品:ナノハナのブローチ

 

 

制作編

屋久島、冬の自由研究。[シルバー×パール]ミカンのブローチを作る!

wave ring in silver with glittering texture #屋久島でつくる結婚指輪

material:silver
size: left 2.3mm wide, right 2.6mm-1.6mm 

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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シルバーに星の輝きを散りばめた結婚指輪。屋久島の森で結婚を決めて、次の日にギャラリーに来てくれたお二人に。

屋久島、冬の自由研究。[シルバー×パール]ミカンのブローチを作る!

楽しかった冬の自由研究もあと少しでおわり。

冬の初め、農園で食べた酸っぱいミカン、

酸っぱいけれどやめられなくて食べ続けたミカンのフィーリングがよみがえってきて!

作業机に向かっているとキュッと元気になる。

オレンジ色の粒々と眩しかった太陽の光。

夏休みとはまた違った時間だけども島の冬は爽やかででいいなと思う。

 

シルバーの細い線はハンマーで凸凹に叩いて枝のように。

くるりと巻いて、思い思いに葉っぱをレイアウトしてゆきました。

子供の頃、部屋にこもってずっとずっとプラモデルを作ってたような、

なんだか懐かしい感覚です。

 

制作編

屋久島の冬を暮らしてジュエリーを作る。ミカンの木のブローチ作り、自由研究。

始まり編

屋久島ミカンとパール。育てる果物をモチーフにジュエリーを作ること。[オーダーメイド、ブローチ編]

 

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屋久島の季節とプラチナリング作り。シンプルな結婚指輪を特別にしたいから。

今日はプラチナリングにキラキラ模様を施す日。

作業で使うハンマーの先をキラリと磨き上げていよいよ準備が整った。

 

この光沢を帯びたハンマーの先端でプラチナリングの表面を叩くと、

凸凹模様とともに、その光沢までもがスタンプされることになる。

 

光るもに触れると光沢を帯び、硬いものに触れると硬くなる。金属の面白い特性の一つだ。

仕上げておいた彼女のプラチナリングを鉄の台に当てる。

第1打目。ハンマーでその表面を叩き始める。

一度始めるともう戻れない一度だけの作業に背筋もグッと伸びました。

 

ここから先は集中の続く作業となったので、カメラ固定で動画を撮っておいたのがこちら。

コンコンコン。色々な角度から叩いてます。

作業がひと段落してホッと一息。

 

「リング表面を2列に並ぶような凸凹感が好みです!」

デザイン作りの時に彼女が理想のイメージをイラストに書いてくれた。

叩き模様が側面から中央へ。そして逆サイドの側面からも中央へ。

うん。いい感じに再現できた。

 

同じハンマーワークの模様でもその表情は様々なので、

絵に描いて伝えたり、言葉にして表現しあったり、

じっくりと時間をかけると初めて見えてくるものがあります。

 

結婚指輪はシンプルなスタイルのものが多いですからね。

細部には丁寧な作業のアプローチを。

その辺りはこだわりました。

 

通り雨。

そして雨上がり。

庭に出てみるとツツジが咲いていて驚いた。

2020年の一輪目であります。

プラチナは明るいところ、暗いところのコントラストが大きいのが好き。

 

手の中でくるりと角度を変えてみると、

黒かった部分に光が当たり白く輝いて、きらびやかな明るさはグレーにトーンダウンして、

実に様々な表情を見せてくれた。

雨の雫がリングにポツリ。

なんだかそんなささやかな出来事が幸せに感じた夕暮れ時。

 

ふと力も抜けてお腹がすいてきました。

さて、この辺りでおやつなんてどうでしょうか。

彼と彼女が育てて屋久島まで送ってくれたカボチャ。

朝のうちに、弱火でじっくり蒸しあげておいたのです。

こちらの重たい鉄の鍋を使うと、水を使わなくてもカボチャ自体の水分で調理できてしまうのがお気に入り。むっちゃ甘く出来上がります。

大好きなカボチャはシンプルに。

コーヒーと合わせておやつにいただきました。

実はジュエリーよりも長く料理やってるけど、これ以上の味付けってあるのだろうか?

そう思うほどに美味だったカボチャ自体の味わい。

 

素材を感じること。

ジュエリー作りでの素材使いも、もともとの料理好きから来てるのかも。

季節の花をモチーフにしてみるのも面白いし。。

間違い無いと思う笑

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島サウスに小さな春。彼とお揃い!ラウンドシェイプ ,プラチナリング作り。赤い大根のコンソメスープ

始まり編

天気雨。緋寒桜の下で。 これから始まる結婚指輪作りの素材プラチナを手にして。

 

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