Blog

ワクワクする。最高にシンプルなラウンドシェイプ の結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。シンプルな造形のその先には、何が待っているのだろう。想像するだけでワクワクだ。

造形のひと段落した彼女のリングから、再びバトンをタッチして、彼のリング作りを始めることになった。彼が選んでくれたリングは、最高にシンプルな、ラウンドシェイプ のデザインだ。

屋久島の海や花とともにある12月の情景にインスピレーションをいただきながら、コツコツと結婚指輪作りを進めている。

サーフボードはクラシックなシングルフィンが好きで、中華料理では焼き飯を食べてみたいタイプだし、ケーキ屋さんではショートケーキを選ぶので、シンプルなこととは昔から相性がいいのだと思う。作り手の考え方やデザインのエッセンスをダイレクトにキャッチしたい方だ。

そして、ジュエリーの世界ではきっとこれに違いない。シンプルなラウンドシェイプ のプラチナリングを、彼が選んでくれてとても嬉しかったし、グッとエネルギーがみなぎった。

シンプルなフォルムから、手を加えるたびに息吹を帯びる、プラチナの持つ冷たさや温かみを感じながら作業机に向かっている。

全体的に曲線に包まれながらも、側面にほんの少しだけ平面を残して作るスタイル。そして中心線にはしっかりとボリュームを持たせつつ、内側をラウンドさせて軽やかに仕上げたい。

柔らかさの中にキュッとシャープな印象があったり、ふわり軽やかさの中に確かな重みがあったり、共鳴するイメージが好きだ。振り子のようにバランスを取り合うエッセンスは、大地から生まれた金属そのものの質感を際立たせるのだと思う。世界と一つになるフィーリング。

今日の海サイド。偶然なことに、昔、わたしも彼もが暮らしていた浜辺のビレッジにて。

山にかかる虹は海の中からの方がよく見ることはあまり知られていない。

さあ、ここから最後の磨き仕上げだ。

彼はシックなマット仕上げで、彼女はキラキラの鏡面仕上げを選んでくれたのも、ここにまた新しいバランスが生まれるのだろう。出会うことって、なんだかとても素敵。

二つのリングを並べる時を夢見ながら、出来上がりはもう少し先のお話で。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ツワブキや山茶花、ブーゲンビリア、海も空も♪屋久島の冬の情景とともに進めるお二人の結婚指輪作り。

屋久島サウスのアトリエです。いつも短い時間にまとめている、島の暮らしと結婚指輪作りにまつわる映像はツワブキや山茶花、ブーゲンビリアとともに。屋久島の12月は色鮮やかで楽しい。

冬の情景とともに進めている、お二人の結婚指輪作りもいよいよ後半です。

同じ島の北側に暮らすお二人と、この季節感を分かち合いながら、残りの指輪作りもじっくりと進めていこう。

屋久島の海や花とともにある12月の情景にインスピレーションをいただきながら、コツコツと結婚指輪作りを進めている。

屋久島サウスのアトリエです。トレーニングみたいだけど、山茶花の季節は日々の表情を出来るだけ違った目線で納めるようにしている。ジュエリー作りの合間は庭先に出て光を求めて歩き回る。

イメージをずっと前から抱いているわけではなくて。ジュエリー作りもそうだけど、表現するときがきたら、あ、これだ!と作るべきデザインが浮き上がってくる。ちなみに、料理は冷蔵庫を開けた瞬間にメニューが決まるタイプです 笑。

お二人の結婚指輪作りもこんなペースで。海や花とともにある12月の情景にインスピレーションをいただきながら、コツコツと進めている。

冬の屋久島でつくる。お二人の出会いから生まれる、[オーダーメイド]一つだけの結婚指輪。

アトリエではいよいよ彼女のリングの造形を始めることになり、鉄鋼ヤスリ片手に作業机に座ったが、ここは一気にラインを生み出したいと思い、手を止めることなくプラチナを削り出していった。

そして、丸くて柔らかなアウトラインが浮かび上がった。

手にとって感じ入ったのは7.2号の小さなリングの繊細さだ。

2.0mmと細いリングではあるけれど、プラチナのしっとりとした心地よさを感じられるように、しっかりと金属の重みを取っておきたい。

プラチナの作りやすいところは、つけていて固いけれど、いざ加工する際は柔らかで素直なところ。

鉄の枠にリングを添えて、木を添えて、コンコンコンと叩いてあげると、有機的な表情が生まれて嬉しい。

緩やかな波のようなシルエット。

場所によって表情が変わるので、くるくると指を回るのもまた楽しい。

 

 

すっかりと遅い時間になってしまった。こちらも夜はずいぶんと冷え込みます!皆さまも、どうか暖かくしてお過ごしください!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

冬の屋久島でつくる。お二人の出会いから生まれる、[オーダーメイド]一つだけの結婚指輪。

コンコンコンとプラチナの線を叩く。屋久島サウスのアトリエです。金属から手に伝わるのは案外と柔らかなフィーリング。

島の友人につくる結婚指輪作りは彼のリングから一旦バトンをタッチして、彼女のリングを造形することに。リズム感のある、繊細なリングである。

結婚指輪作りのスタンダードは昔からずっと変わらない。彼のリングは火と木槌とヤスリを使って丸いリングに仕立てた。長い歴史の中で受け継がれたものと、そしてその先に生まれる新しい一歩がある。

屋久島リズム、オーダーメイド。お二人とともに紡ぐ、あたたかな結婚指輪作り。

屋久島でジュエリーを作るようになって新しく加わったエッセンスはもちろん自然にまつわるリズムだろう。彼女のリング作りのテーマにもなっている。

緩やかなカーブだったり、繰り返すリズムだったり、いつもの海で包まれる時間を思いながら、今日も指輪作りを進めている。

1.3mmと2.0mmのリング幅に抑揚を持たせて作り進めていく彼女のリング。しっかりと太い部分があるので、細さもより際立つし、丈夫だから手作業の多い島暮らしでも安心して使えるだろう。

作業の合間、庭先にて。冬の寒い日は決まって光のコントラストが美しい。

彼のリングの中に彼女にリングがピタリと収まると嬉しくなるのはなぜだろう。

海面に光の道が広がっている、冬の情景を眺めるのが好きだ。少しだけ冷たい海で波に乗ってからまた作業へと戻る、今日もまたそんなリズム。

さて、アトリエではコツコツと、彼のリングと彼女のリングが近しくなるように。

同じ素材で同じラウンドシェイプ のデザインを選んでくれたお二人は、そういえば雰囲気なんかも似ていたよなあ。寸法採りを進めながら、お二人と進めてきたデザイン作りについて考えていた。

何と言っても、二人でお揃いのものを身に付けることができるのが、結婚指輪の素敵なところだと思う。

波長が近しいからなのか、巡り合ったから近しくなったのか、このリングもまた、お二人の出会いがあったから生まれたものだと考えると感慨深い。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島リズム、オーダーメイド。お二人とともに紡ぐ、あたたかな結婚指輪作り。

新しいジュエリー作りが始まった!屋久島サウスのアトリエです。火を当てて熱して、ローラーで伸ばして、叩いて、また熱する。昔ながらのプラチナリング作り。

金槌片手にコンコンコンと手作業を進めていると、このモノづくりは、長い歴史の延長線上にあるものだなと実感することがよくある。道具だったり、設備だったりは新しくなっているけれど、基本的には何百年前と変わらないスタイルが継承されている。

この音や手触り感も。屋久島とはるか遠い昔の何処かとの繋がりを思いながら、今日も作業机に向かっている。

歩いた屋久島の森の印象に包まれながら、お二人の結婚指輪を作り始めよう。

お二人の結婚指輪はプラチナを使って、すっきりとシンプルなデザインで。屋久島の長い友人である彼が指輪作りの声をかけてくれたことには、たくさんの嬉しさがある。

お二人とはお家でサンプルリングを広げたり、ツリーハウスに登ったり、コーヒーを飲んだりしながらデザイン作りを進めてきた。屋久島リズムのあたたかい歓迎にありがとう。

屋久島の友人に結婚指輪をつくろう。幸せだった、3人で開催した相談会 #屋久島でつくる結婚指輪

色々あった今年だけれど、幸せがここに溢れていることに感謝しながら。年末に向けての作業をラストスパートしていこう。

山登りをお仕事とする彼とこれからお家での活動も多くなりそうな彼女。お二人それぞれのスタイルに合わせたプラチナの配合を施して。

微妙な素材の配合選びはオーダーメイドの結婚指輪作りならではの特別さだと思う。

作業の合間、海に行く途中で出会った菜の花畑。ああ、もう2020年も終わりなのだなあ。と菜の花に年の瀬を感じる屋久島流。

夕暮れ時、流れる雲のスピードを追いかけている。

工程を経るたびにタッチが多くなっていくので、一つ一つの作業をじっくりと積み重ねていきたい。まずは彼のリングがひと段落だ。もうすでにこの時点で素材の確かさや硬さが際立っている。次は彼女にリングへと、バトンを交換するように造形を進めていこう。

まだまだ楽しい時間は続きます。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

歩いた屋久島の森の印象に包まれながら、お二人の結婚指輪を作り始めよう。

屋久島サウスのアトリエです。きっと今年最後にお届けすることになるジュエリー。これから始まるお二人の結婚指輪作りは、先日歩いた森のイメージに包まれながら、最初の第一歩を踏み出そうと思っています。

そういえば、彼と初めてあったのも、屋久島の森の中だったような。もう10年以上前になる出会いを思い出しながら作業机に向かっている。

同じ屋久島に暮らす友人で、大阪のご近所出身で、今は海に一緒に入っている仲間の彼。彼が島で出会った彼女。

お二人が選んでくれたリングはプラチナのとてもシンプルなデザインのもの。素材のサンプルをコーヒーを囲んで一緒に眺めたときに、綺麗!と言ってくれたプラチナの美しさを、日々の暮らしの中で感じてもらいたい。

最高にシンプルなスタイルをどう作るのか?今の気持ちを現すにはこれ以上の制作はないと思う。彼と初めて出会ってから島で暮らした10年があってからの今を見つめながらのジュエリー作りになりそうだ。

島の自然の中で暮らすお二人のリングは繊細ながらも、しっかりと頑丈に。フィールドワークでついた小さな傷も味わいとなるようなリングを作りたい。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

プラチナリングに浮かび上がる三日月。空と家族にまつわる婚約指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。夕暮れ時、造形のひと段落したプラチナリングを空にかざして。陰影が強くなったアウトラインを眺めている。

島に暮らしていると、空と海は眺めるというよりも、不意にどこかから、匂いや音が聞こえてくる。いつもそこに広がっている感覚がある。まるで家族みたいに。

そんな空にまつわる指輪作りのお話。

 

0.39ctのダイヤモンドに魅せられつつ、プラチナで月をかたどって指輪を作り進めている。婚約指輪となるこのリングの、その向こう側にある物語に思いを馳せながら。

お二人がいて、屋久島があって、わたしがいて、つながりや巡り合いから生まれるオーダーメイドのジュエリーは奇跡のかけらのようだなと思う。

屋久島サウスの12月。フレッシュな季節の中でジュエリーを作っている。

リングはシンプルにプラチナ素材を使って。酸素トーチとピンセット、ヤスリ、こちらもシンプルな道具しかない場所で造形と向かい合う時間は楽しい。

彼と一緒に毎日メールをやりとりしながらデザインしたイメージが少しずつ形になってきた。

今日はその過程を眺めていこう。

彼が頑張って測ってくれた彼女のサイズにピタリと合わせたい。

1000度近くまで熱して。赤く強い炎はいつまでも眺めていられる。

リングに浮かび上がる三日月。細いリング。ダイヤモンドの予感。

婚約指輪は結婚指輪と重ね合わせることが多くなるので、繊細さと確かさが共存するようなバランスを意識していたい。この先お二人でつけることになるだろう、ペアの結婚指輪との相性をイメージして、今からもうワクワクしている。

 

さて、デザインの細部にはあと少し装飾を施していこう。これまでのことやこれからのことが、キュッと詰まっているような指輪になればいいと思う。

オレンジに染まり始めた西の空を眺めながら、お二人の物語を思い描いている。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島サウスの12月。フレッシュな季節の中でジュエリーを作っている。

屋久島サウスのアトリエです。山茶花からツワブキにバトンをタッチする、12月の情景を何度も眺めてきたけれど、いまだに新鮮さは色あせない。

今年は特にあたたかだなと思っているのも毎年のことだったり。

心持ちの変化を、ファインダー越しに眺めるいつもの情景を通して感じているこの頃だ。

 

いつもの何気ないワンシーン。日々の暮らしの中で、きっと誰にも訪れる、きらりと輝く瞬間が大好きです。

こちらも毎年恒例、ノマドカフェさんでりんごのケーキを頂いて。

作り手の心持ちがあって、オレの心持ちもあって、さらにはリンゴ農家さんの心持ちもあって生まれた味わいは、色々ある今年は特にグッとくる甘酸っぱさだったなあ。

そう思うと、巡る季節やそこで生まれる食べ物も、全ての事柄との出会いが奇跡のように感じられる。

そして、彼と一緒にデザインしたジュエリーもそうだろう。今、この瞬間を一つ一つ形に変えていくように、ルーペ片手に作業の手を進めている。

きらり、一粒のダイヤモンド。彼と一緒に秘密で進める婚約指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

きらり、一粒のダイヤモンド。彼と一緒に秘密で進める婚約指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。エンゲージリングに選んだ一粒のダイヤモンド。光の下で、いつまでも眺めていられて、ああ!

o.39ctと大きめのダイヤは動画で見るとよりそのカットの美しさや奥行きに魅了されます。

 

ダイヤモンドは屋久島で運命的に知り合った、ダイヤモンド博士の若旦那から、ブライダルクオリティーの一粒を選んでもらった。

若旦那とラインで話していると、ダイヤモンドの持つ豊かな表情について学ぶことができて楽しい。お忙しいところいつもありがとう!

この一粒をエンゲージリングにして、海の向こうの彼に届けよう。お二人の素敵な瞬間を夢見ながらのジュエリー作りになりそうだ。

彼と一緒に秘密で進めている制作なので、出来上がったジュエリーはお届けした後に、ここでご覧いただこうと思っています。ドキドキ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547