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プラチナとゆらめきと。水にまつわる結婚指輪作りの始まり #屋久島でつくる結婚指輪

夜明けの海に出かけたのは島に寒波が訪れて北西の力強い波を運んできた朝のことだった。

空は澄み渡り、キリリと研ぎ澄まされた空気が漂っていた。

 

海水は思いのほか冷たく感じられたけれど、海を泳いで何本か波に乗るうちに体と頭がクリアになってくる。

新しい制作を始めるには最高のタイミングだったように思う。

 

プラチナの輝き。水面のゆらめき。海のある暮らし。

水にまつわる結婚指輪作りである。

 

 

大地や海が織りなす響きのようなものに触れることができると、心癒される。

お隣の島に暮らすお二人とは島のリズムで繋がっているように思う。

屋久島-口永良部 アトリエの庭に咲いた山茶花に包まれて、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

ありがとう。

大切な気持ちを分かち合うことができる喜びに包まれながら、最初の第一歩を。

日々の暮らしの中に出会う何気ない喜びの、その中の一つにこのリングも含まれると素敵だろうと思う。

新しい暮らしを始めてむっちゃ頑張っているお二人にお届けする結婚指輪作りだ。

きらりと輝く時間を生み出すように、一つ一つのタッチを丁寧に重ねていきたい。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島でつくる結婚指輪。お二人にオーダーメイドでお届けする、杉の葉模様のプラチナリング

杉の葉模様を彫刻したプラチナリング。

 

屋久島からお二人にお届けする結婚指輪が

木漏れ日の中で輝いていました。

 

まるで森林浴をしているみたいで、

眺めているだけで爽やかな気持ちに包まれました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

デザイン作りが始まってお届けまでは約3ヶ月ほどでしょうか。

短い間ではありますが、お二人とご一緒できる日々もまた宝物のように思えます。

 

指輪作りに寄り添っていてくれた屋久島の季節もお二人を祝福しているようで。

ありがとう、おめでとうの気持が溢れていて。

わたしも幸せな気持ちに包まれました。

 

リングの表面にお揃いで彫刻した杉の葉模様。

お二人にリクエストをいただいて光沢仕上げにしたのもよかった!

リングは鏡のように屋久島の緑を映していて、思わずうっとり。

 

細やかなリングの表情をお二人のお好みにアレンジしてお作りできるのも、

オーダーメイドの素敵なところだと思います。

 

彫刻模様のベースとなったのは、柔らかなラウンドシェイプのデザインでした。

 

表面の半分は模様にして、あと半分を無地に仕上げてあるので、

場所によって表情が新鮮に感じられるのも嬉しい。

 

お二人の暮らしとともにずっと長くお使いいただけるように、手作業でじっくりと仕上げました。

使ううちに味わい深くなり、体の一部分のように感じていただけると思います。

 

きっとお二人も自然が大好きなのだろうなあ、と遠くを思うひと時。

いつか屋久島でお会いできると嬉しく思います。

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島のひとひらを纏うように、

お二人の想いを彫刻模様に施して。

これまでにたくさんの結婚指輪が生まれてきました。

 

大好きなシダ模様

 

リングの内側には彼女のお名前にちなんで菜の花模様を彫刻しました

 

りんご模様はいかがでしょうか?

 

皆さまと幸せなジュエリー作りのひと時を分かち合うことができれば幸いです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

 

 

結婚指輪のオーダーメイドにつきまして #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

島民にも優しくて愛されているホテル、サンカラさんで季節のフルーツたっぷりのタルト #屋久島日々の暮らしとジュエリー

島民にも優しくて愛されているホテル、サンカラさんで季節のフルーツたっぷりのタルトをお持ち帰りしました。

確定申告中の数字いっぱいの頭でしたが、むっちゃ癒されました。

今まではずっとショートケーキ一筋だったのだけど、これからはタルト一筋に変更あるかも!

屋久島に咲く季節の花をかたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

爽やかな春。

装いも軽やかになって、ジュエリーを纏って出かけたくなるこの頃です。

 

色とりどりの花は眺めるだけでも幸せになりますが、

屋久島に咲く季節の花に憧れて、小さなネックレスを作っています。

 

 

そして今日は、

春の花をモチーフにしたジュエリーを三つ集めてみました。

 

三月の花、ルリハコベ。

四月の花、タンカン。

五月の花、百合。

 

庭先に、散歩道に出会う花をモチーフにネックレスを作ろうと思ったのは

屋久島に暮らしてすぐのことでした。

 

つけぱなしでも大丈夫なサイズ感で、

お花の個性が表現できると嬉しいなと、

長い時間作業机に向かい、

 

1cm弱の小さなペンダントが出来上がりました。

 

3月の花、ルリハコベ。

いつもの散歩道に咲く小さな小花です。

 

このブルーはやっぱり

 

ルリハコベのネックレス platinum, 18k yellow gold, sapphire

 

サファイアがピッタリだったのです。

 

素材は花びらのプラチナとの組み合わせですが、

ルリハコベらしい額の部分をゴールドで細工してアクセントを加えました。

 

シルバーでもお作りできるのですが、

つけっぱなしすることを考えると、

やっぱりプラチナ、ゴールドが変色なくて安心なのですよね。

 

お守りのように、ずっと長くお使いいただけるジュエリーを作りたかった!

 

植物の繊細で精巧なフォルムは肌触り柔らかでした。

 

ミカンのネックレス 18k yellow gold, diamond

 

ミカンのネックレス。

屋久島の名産タンカンの花であります。

 

 

清楚で甘い香り。

ゴールドでもプラチナでお作りしても美しい。

 

ミカンのネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

百合のネックレス platinum, 18k yellow gold, diamond

 

五月になると屋久島の里を華やかに飾る白い百合。

 

毎朝庭先に開花を眺めながら、

じっくりと手作業で仕上げました。

 

もちろん自然の中でも、

とても上品なのでフォーマルなシーンでも、

たくさん活躍してくれる、

わたしもお気に入りのネックレスです。

 

 

屋久島の季節にありがとう。

 

ゴールドだったり、プラチナだったり、

冷たい金属でつくるジュエリーではありますが、

花々の香りに包まれるような、あたたかい幸せを感じています。

 

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

 

紫陽花、梅雨くさ、ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

プルメリア、サキシマフヨウ、コスモス

コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドでお二人だけの結婚指輪をお届けしています。

 

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

イエローゴールド×プラチナ、ラウンドシェイプのコンビネーションリング #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, 18k yellow gold
size: 2.0mm wide and 2.3mm wide 

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島から沖縄にお届けする結婚指輪。イエローゴールドとプラチナのコンビネーションリング #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島から沖縄にお届けする結婚指輪。イエローゴールドとプラチナのコンビネーションリング #屋久島でつくる結婚指輪

イエローゴールドとプラチナのコンビネーションリング。

海辺で眺めたお二人の結婚指輪。

まだ冷たく感じた潮風と波の音。

屋久島と沖縄をつなぐオーダーメイド。

お二人との素敵な出会いにありがとう。

 

 

冬から春へ。沖縄から屋久島へ。

お二人の結婚指輪づくりは季節の巡りを感じながら。

お二人の結婚指輪が完成に近づいて、アトリエには春の知らせが届きました #屋久島でつくる結婚指輪

 

海と緑があって、花や果実がいつも季節を教えてくれる。

星や雨もそうかもしれません。

お二人とは島のリズムで繋がっているように思うのです。

 

とても広いこの世界ではあるけれど、大切な何かを分かち合えると、そこに確かな結びつきのようなものを感じることができる気がします。

 

奇跡のような、けれども必然のような。

沖縄に暮らすお二人にお声がけをいただいて、

幸せな心地に包まれて結婚指輪をお作りしました。

 

 いつも眺めている海からインスピレーションを受けて出来上がった、

イエローゴールドとプラチナのコンビネーションリングです。

 

 波打ち際でリングをそっと手に取ってみる。

イエローゴールドの艶やかな色彩に思わずうっとり。

 

彼の2.3mm、彼女の2.0mm幅

細身のラウンドシェイプのデザインでお作りしたリングが寄り添って、

まるで二つで一つであるように見えました。

 

プラチナサイドは海を通り抜ける風のように爽やかです。

 

リング1週の50%ずつをゴールドとプラチナで分けているので、

角度によっていつも新しい表情を見ることができるのも嬉しいですね。

 

とても軽やかな雰囲気ではあるけれど、太陽の強い光を受けて反射する輝きはとても力強い。

手の中に確かな重みを感じられるのはプラチナとゴールドの素敵なところだと思います。

 

 二つの金属が出会う斜めのラインをリングの向かい合わせに2箇所作ったこと。

彼女のリングに緩やかなカーブをつけたこと。

 

お二人との結婚指輪作りで生まれた新しいデザインがありました。

 

たしかに、わたしがお作りする結婚指輪ではありますが、

いただいたものがたくさんあったオーダーメイドだったように思います。

新しい暮らしを始めるお二人とご一緒する時間はいつも喜びに満ちています。

 

そして、ここで生まれたデザインがまた別の未来へと繋がっていくのかもしれませんね。

そう思うとまた胸がドキドキします。

 

海までの道ではスモモの花が咲いているのに出会って

思わず途中下車をしてしまいました。

スモモの白い花が咲くと屋久島に春が訪れた合図です。

 

ご結婚おめでとうございます。

お二人に屋久島から溢れる祝福を

 

いつの日か屋久島にもいらしてくださいね。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島でつくる結婚指輪 シダのモチーフを分かち合う、お二人だけのプラチナリング

お二人で分かち合うシダの葉のモチーフ。

緑の中に浮かび上がるシルエット。

屋久島から沖縄へお届けする結婚指輪が出来上がりました。

 

プラチナリングの佇まいは

二つで一つであるようでもあるし、

あるいは最初からずっと一つであったようにも見えて、

愛おしい気持ちが溢れてきました。

 

 

冬のジュエリー作りではありましたが、屋久島と沖縄をつなぐ結婚指輪作りはのんびりと南国ムードに包まれていました。

屋久島よりもはるか南に暮らすお二人はおおらかで、メールから届く優しい言葉にいつも癒されていました。

大切な指輪作りのお声がけをいただきましてありがとうございました!

同じモチーフを分かち合う。お二人の繋がりを感じる結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

出会った二人が一緒に暮らして一つのものを選んでいく、結婚指輪づくりはその始まりでもあるかもしれません。

 

お互いがお互いでありながら、お揃いになるように、工夫を重ねるのもオーダーメイドならではの楽しみだと思います。

彼と彼女の好みを大切にしつつ、つながりを持たせるようにと相談したデザインづくりが楽しかった!

 

「形は違ってはいるけれど、同じシダの葉のモチーフを分かち合うようにプラチナリングを作りたい。」

自由で、そして確かな繋がりを感じるお二人のスタイルが、わたしも大好きなのです。

 

素材はシンプルにプラチナでお揃いといたしました。

 

彼女のリングはシダの葉の姿をかたどっています。

彼の丸いリングの表面にはシダの葉模様を彫刻しています。

 

緑の合間から差し込む冬の光がスポットライトのようにリングを包み込み、柔らかな陰影を作り出していました。

 

冷たいずなのに温かくて、

しっかりと重たいはずなのにふわりと軽やかに見えるのは、

手作りならではの温度感だと思うのです。

 

マット仕上げを施したプラチナが静かで優しい輝きを放っていました。

 

見えないところではあるけれど、心に響くところを大切にしました。

細いリングの内側に収めた刻印が見えるでしょうか?

並べられたいくつかの言葉がまるでお二人の間に交わされた約束のように佇んでいます。

 

屋久島で出会う癒しはやっぱり水のイメージなのですよね。

彼女のリングにはプラチナの雫をぽつり、そして一粒のダイヤモンドをセットいたしました。

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

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緑と水の島からお二人に、ご結婚おめでとうございます。

沖縄での暮らしにこのリングが寄り添っていてくれますように。

 

そしてきっとお二人の幸せが周りをもっと幸せにしていくのだろうな、と想像してあたたかな気持ちに包まれています。

 

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

お二人の結婚指輪が完成に近づいて、アトリエには春の知らせが届きました #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

完成前には表に出ない作業が多くなるけれど、見えないところをきちんと頑張る。

 

直接指に触れるリングの内側は緩やかなカーブを描くように丸く作った。

ずっと長くお使いいただく結婚指輪なので、柔らかなつけ心地に仕上げておきたい。

 

 

お二人の結婚指輪を作っている間に屋久島もかなり春めいてきた。

雨が降って新しい花が咲く、島のリズムで。

オーダーメイドで生まれる新しいデザイン、イエローゴールド×プラチナ コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

果てしない宇宙の時間軸を持つのが金属のすごいところだと思う。

プラチナとゴールドが川の流れのように大きく絶え間ない時間を持っているとすると、そこから生まれるリングはあるいは川辺に咲いた小さな花のようなものかもしれない。

作業台に向かい金属と対峙していると、不意にそう感じることがある。

 

お二人の結婚指輪はいよいよ完成に近づいている。

開花をすぐ近くに控えた花を育むように、最後のタッチを大切に重ねていきたい。

 

彼女のリングは彼と同じラウンドシェイプのデザインだけど、そのアウトラインに緩やかなカーブを施した。

大きな作業はここでひと段落をしてほっと一息だ。

庭先に咲き始めたハイビスカスの傍でリングを眺めて癒されている。

 

曇り空からようやく太陽が姿を現した日。

 

庭先でリングを眺めたり写真を撮ったりしていると、お隣さんが畑で採れた蕗の薹を持ってきてくれました。

ちょうど持っていたカメラに収めた春のワンシーン。

島も賑やかになってきました。

きっとお二人が暮らす沖縄から届いた季節なのだろう。

 

 

指輪の完成編も近々お届けできると思います。

お二人との指輪作りで生まれた初めてのデザインをどうぞ楽しみにしていてください!

 

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k20イエローゴールドの響き、屋久島からロサンゼルスにお届けする結婚指輪の物語 #屋久島でつくる結婚指輪

ビーチで眺めたシルエット。

素敵な夕暮れ時でした。

お二人の結婚指輪がオレンジ色の光に、打ち寄せる波の音に溶けていきそうでした。

 

 

ロサンゼルスに住んでいるお二人が屋久島のアトリエまで来てくれました。

初夏の雨に包まれていた相談会の思い出。

アメリカから屋久島に新婚旅行で訪れたお二人と、雨の日の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

指輪が出来上がるまで、お二人とご一緒できた日々も今となっては大切な宝物です。

素敵な出会いに、いつも豊かな色彩で包んでいてくれた屋久島にありがとう!

屋久島-ロサンゼルス、温もり感じる結婚指輪作りの日々 #屋久島でつくる結婚指輪 #k20イエローゴールド

 

お二人の結婚指輪はk20イエローゴールドでお作りしたのですが、

素材選びを大切に、相談に相談を重ねて出来上がりました。

 

屋久島からロサンゼルスにお届けした結婚指輪。

 

どこか古の雅やかさを感じる、k20イエローゴールドの色彩が私もお気に入りなのです。

 

 

リング幅は2.5mmです。

一つの素材をお二人で分かち合うように、ぴたりとお揃いのデザインでお作りしました。

 

k20イエローゴールドというのは?

k24の純金に近しくなるようにゴールド多く配合したものであります。

 

k20イエローゴールドはその趣深い黄金色がオリジナルで、

ビーチでは太陽の光を受けてエレガントな輝きを放っていたのがとても印象的でした。

 

どうしても柔らかくなりがちなk20ゴールドであるけれど、

ずっと長くお使いいただけるように、

丈夫に仕上げる工夫を重ねてきたので喜びもひとしおです。

 

表面に施した流線形のラインが柔らかな陰影を作り出していて、

二つのリングを重ね合わせてみると、寄り添う波のリズムのようにも見えました。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

一つ一つ手作りでお届けをしているため、どうしても詳細を掲載できておりませんが、

価格についての詳しい説明やご予算に合わせたデザインづくりなどもご提案させていただいております。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

オーダーメイドで生まれる新しいデザイン、イエローゴールド×プラチナ コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

雨の日が続いている屋久島だけど、足元には草花の緑色を目にするようになってきています。

作業が始まる前に庭先に出てみると、ついつい夢中になって雨上がりの雫を眺め続けてしまいました。

春は土からやってくるのではないか、と思ってしまうくらいに植物たちはいつも敏感に季節を現してくれています。

 

一歩ずつ。一歩ずつ。

今日も小さきものたちに励まされながら、作業机に向かっています。

 

お二人のリングはぴたりと同じアウトラインに造形をしてきたのですが、

彼女のリングにはここからさらに新たなタッチを加えていくことに。

 

細部にお互いの好きな雰囲気を施すことができるのはオーダーメイドの素敵なところでもありますね。

実際に手を動かしているのは今この瞬間かもしれないけれど、このリングを形作っているのはお二人とご一緒してきた数ヶ月の時間だったりもするのです。

 

表面を綺麗に磨きあげるとゴールドとプラチナの境界線がくっきりと浮かび上がりました。

そのラインはリングの側面からもう片側に向かって伸びています。

 

ゴールドとプラチナが二つの場所で出会う斜めのラインも。

彼女のリングに施す緩やかなカーブも。

 

今回の結婚指輪作りで生まれた新しいデザインです。

お二人とわたし、屋久島の季節と。奇跡のような出会いに感謝の気持ちでいぱいです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

島のリズムから生まれるデザイン。プラチナ×イエローゴールド、コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

島のリズムから生まれるデザイン。プラチナ×イエローゴールド、コンビネーションの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

夜が明けるのもずいぶんと早くなってきた。

一日の始まりを海で過ごすことができるのは島の暮らしで一番気に入っていることかもしれない。

 

 

朝一番の海は冷たっかったけれど癒された!

生まれたての波に乗ると体も心も新しくなる。

 

 

島の暮らしに癒されながらお二人の結婚指輪を作っています。

好きなデザイン、島暮らし、大切な繋がりの中で結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

何もないようでここには全てがある。

沖縄に暮らすお二人とは島のリズムを大切に思う気持ちで繋がっているのかもしれない。

毎日何気なく眺めている情景から生まれた結婚指輪のデザインだと思う。

ありがとう、喜びを分かち合いましょう。

 

さて、アトリエです。

今日も作っている。

リングのアウトラインを造形するために鉄鋼ヤスリを2本と精密ヤスリを1本を用意した。

ヤスリはヘアーカットをするためのハサミのようにジュエリー作りには欠かすことができない道具である。

 

まずは荒い目のヤスリを使って角を落とすように大きく削り出していく。

ぐるりと一周片側を削って、同じタッチを逆サイドで一周。角度を変えながら何度もぐるぐると繰り返す。

 

イエローゴールドはサラサラと刻むような印象で、プラチナはじんわりと粘り強い。

それぞれヤスリから伝わる感触や加えるべき力加減が全く違っているので、リング全体に均一な作用が成されるように最大の注意を払わないといけない。

 

ようやくほっと一息をついたのは数時間をかけて表面をざっと丸く削り落としたところだった。

ずっと手を止めずに最後までやりきったのも良かったのだろう。

作業台の上にリングを置いて眺めると、アウトラインにはつるりと滑らかな繋がりを見てとることができた。

 

それにしても、プラチナもイエローゴールドもわたしたちが暮らす大地から生まれたものだと思うと希望が湧いてくる。

散りばめられた金属片が混じり合い、キラキラと輝いていてとても綺麗だった。

 

数ヶ月ぶりにこんにちは。

 

夕暮れ時には庭先でリングを眺めることができた。

自然の中で静かに輝く佇まいも気持ちよかった。

 

目の荒い紙やすりでざっと磨き上げたリングを手にしながら喜びが込み上げてくる。

いよいよ形が見えてきた。

 

屋久島サウスにも、少しずつはあるけれど春の気配が確かに漂い始めている。

 

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好きなデザイン、島暮らし、大切な繋がりの中で結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

指輪作りの工程が難易度の佳境を迎えたのは、早くも作業が序盤に差し掛かったところだった。

 

ガスバーナーの炎で包んだ高温の中で、断面を斜めにカットしたゴールドとプラチナを繋ぎ合わせていく。

それぞれ熱の伝わり方が全く違っているので、火の巡りを調整してうまく温度を均一にしなくてはならない。

 

プラチナとイエローゴールドが徐々に赤みを帯びてくる。

集中が高まる。

 

あらかじめ計算しておいた寸法にぴたりと合わせたところで、プラチナとゴールドの隙間に流し入れる金属を小さくカットしてピンセットを使って丁寧に添えておいた。

 

そして最後にバーナーの炎を思い切り大きくして温度を上昇させた。

 

 

冬から春へ。沖縄から屋久島へ。

季節の巡りを感じながらお二人の結婚指輪を作っている。

沖縄-屋久島 島の暮らしで繋がる結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

 

2月ってこんなにも暖かだったかな?と出会う友人と話をするのも毎年のことなのかもしれない。

冬が短い島暮らしである。

屋久島では風の強い日が続いていて、窓の向こうに、散歩道に、気がつけば春の兆しを探している。

 

二つ金属がぴたりと合わさったのを確かめるように、その表面と側面、内側を全て薄く削り落として綺麗に整えていった。

手の中で少しずつ変化する様子を眺めることができるのは、作り手ならではの喜びだと思う。

まだまだ荒削りではあるけれど、ゴールドとプラチナの生っぽい質感と輝きが胸に響いてきた。

 

角度を変えて。

 

ゴールドとプラチナが斜めに重なり合うデザインを気に入ってくれて、お二人からメッセージをいただいたのはまだ暑さも残る秋の始まりのことだった。

最初は小さな雫のようなきっかけだったけれど、あれから3ヶ月ほどが経って、今ここにお二人と一緒にイメージたリングが実際の形になりつつある。

そう考えると、一つ一つのささやかな時間がとても貴重なものに思えてきた。

 

素敵な出会いにありがとう。

 

好きなデザインも、お互いに島で暮らしていることも、遠く離れているけれど繋がっている。今だからこそ大切にしたいことがあるように思う。

 

作業がひと段落して庭先に出てみると、片隅に水仙が花を咲かせているのを見つけました。

これからはどんどん春の花々が庭先に咲き始めてくると思います。

小さな躍動を、息吹を感じながら作りたい!

海と花とジュエリーと、楽しい時間はまだまだ続きます。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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