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癒される、屋久島の貝殻とゴールド、ダイヤモンドでつくる“月と星の指輪” #屋久島でつくる結婚指輪 #制作編

そうだ、夜光貝を削り始めてみよう。月が綺麗だった夕暮れ時に。

たしかに、島に暮らすようになって月をよく眺めるようになったような気がする。サンセットタイムのビーチで、夜のドライブ中に、明け方の庭先で。「あ、今日は素敵な三日月だな」なんて、ふとした瞬間に心に入ってくる感じが好きだ。

ときどきびっくりするくらいに大きく見えたりして、それを追いかけてゆくといつもの小さな月になっていたりして、子供の頃から長い付き合いだけれど、いつも楽しくて安心なのは母性的なのかもしれない。そっとそばにいてくれるような優しさがある。

わたしもまた月や海と同じサイクルの中にいるのだなと、スッと心に落ちてきて救われている。

大きなもの、小さなもの。

 

あるいは、ビルに囲まれた街でも雨の日にも同じようなフィーリングを感じることができたらどうだろう。ふと思い、ジュエリーのイメージが広がってゆく。

屋久島の海からいただいた夜光貝がぴったりの素材じゃないか、と。

 

夜光貝は表面を削り落として小さなプレート状に切り分けた。大人の両手広げたくらいの大きな貝だからだ。平に整ったプレートは糸鋸を通して小さな月をかたどってゆく。表面を丸く造形するとそこに柔らかな色彩が現れた。グリーン、ピンク、オレンジ、ブルー、、素敵なジュエリーが生まれつつある。

 

「ネックレスもブレスレットも作って頂いて素敵だけれど、指輪にするといつでも夜光貝の月を眺めることができて幸せな気がしますよね。」と彼女が声をかけてくれて始まった制作だ。

近しいフィーリングを分かち合いながら進めるジュエリーづくりは楽しい。いつもありがとう!

月のリズム、海のリズム。

ルーペを当てて、月を揺らしてみると色彩がゆらゆらと泳いでいるように見えて素敵だった。優しいけれど、ハッとするようなパッションを与えてくれる。

作業をしているわたし自身も間違いなく癒されているのだろうな、そんな気がしている。ゆっくりと、思いに任せてタッチを重ねてゆこう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com

シダ模様の結婚指輪 #プラチナ #オーダーメイド #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum
size:2.0mm wide

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シダ模様の結婚指輪を持って屋久島の森を旅をしていた #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

シダ模様の結婚指輪を持って屋久島の森を旅をしていた #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

森の中でお二人の結婚指輪を眺めたひと時。シダの葉のシルエットがプラチナリングにすっと落ちてきたような印象。

出来上がったばかりのプラチナリングをお二人に重ね合わせながら屋久島の森を旅をしていた、今日はそんなお話を。

初夏の屋久島ではお二人がアトリエに会いにきてくれた。

雨の日、結婚指輪相談会の日 #屋久島でつくる結婚指輪

2022年の夏を丸ごとかけた結婚指輪作りだったなあ。これまでずっとありがとう!そしてまた新しい始まりですね!

晴れ、ときどきスコール。屋久島の夏を丸ごとかけた結婚指輪作り。

森だったり、庭先だったり、シダの葉は屋久島の暮らしの中でとても馴染み深い。ふわりと軽やかでどこまでも自由なフィーリングが好き。

お二人にとって大切な屋久島、ここで生まれたリングだ。ふとした瞬間に島の風を感じていただけますように。

耳を澄ますとすごくたくさんの音に包まれていることに気がついた。けれどもとても静かなのはなぜだろう。心が平らになってゆく。

仄暗い森の中、木々の合間から差し込む光の中でプラチナリングを眺めてみる。丸いアウトラインが纏う光沢が柔らかい。有機的な手触り感はマット仕上げによるものだろう。島の緑によく似合っている。表面に彫刻したシダ模様もぴたりとお揃いのプラチナリングだ。

時折強い光がスポットライトみたいにリングを照らし、思いがけず強い輝きにどきりとする。森のざわめきを感じる。大地の鼓動がここにある。もしかするとこのプラチナリングもまた、この大地の一部なのではないのだろうか。そう思わせる何かを感じずにはいられなかった。

森に佇んでいると気がつけば鹿も集まってきた。どうやら波長があったようだ。

2.0mm round in platinum with fern pattern 

大きなもの、小さなもの、確かにこの島で生まれたリングだと思う。

森を抜けて、眩しい光に包まれた。おめでとう。新しく始まるお二人の暮らしがキラキラした輝きに溢れますように。

そしてアトリエに。雨が降ったり止んだりの屋久島らしい1日だったな。あれから3ヶ月か、お二人にここでお会いした日が懐かしい。

指輪作りの間には台風も来たし、LINEでやばいです!とか伝え合ったりしたのも良い思い出だ。お互いのタイミングが重なり合って始まった偶然の繋がりだったけけれど、それが不思議と確かなものに感じられる。今だからこそ大切にしたい、そう強く思える出会いだったように思う。

そういえば、お二人はどんなきっかけで屋久島が好きになったのだろう、今度あったら聞いてみたい。

濃密だった指輪作りの日々にありがとう。出会いを紡いでくれた屋久島にありがとう。

ご結婚おめでとう!いつかまた屋久島に!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

屋久島の森で眺める、シダ模様のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪 #動画編

シンプルなラウンドシェイプのプラチナリングなのだけれど、シダの葉模様を彫刻すると、ふわりと緑の香りや風のざわめきを感じてしまう。

出来上がったお二人の結婚指輪を森の中で眺めたひと時。気がつくと鹿も集まってきた。

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

晴れ、ときどきスコール。屋久島の夏を丸ごとかけた結婚指輪作り。

出会い編

雨の日、結婚指輪相談会の日 #屋久島でつくる結婚指輪

動画で振り返る。屋久島の癒しとイエローゴールドの煌めきと #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪作りはじっくりと時間をかけての手作業となるので、デザインから始まって指輪が出来上がるまでの道のりもまた一つの物語のような気がします。森の緑や川のせせらぎも、ふとした瞬間に屋久島の時間を感じられる指輪になると素敵だと思います。

屋久島の癒しとイエローゴールドの煌めきと。

お二人と一緒に季節を通り抜けている、オーダーメイドの作業はとても楽しい。夏の終わり、そして秋の気配、制作の日々もぜひご覧ください。

イエローゴールド、海、花、コーヒーと。屋久島リズムの結婚指輪づくり。

イエローゴールドに透き通るブルーのダイヤモンドをセットすると、どんな表情を見せてくれるのだろうか。

楽しみはもう少し先のお話で。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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