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屋久島の季節とともに作ろう。お揃いデザイン、お二人だけのシルバーリング。

屋久島サウスは雨が降ったり止んだりの1日で、アトリエに籠って深く作業に入り込むことができた。結婚指輪作りの素材となるシルバーは配合が出来上がったので、予定の寸法までぴたりと整える。

島でのジュエリー作りでは、一人ではあるけれど、季節や自然に支えられながら作業をさせてもらっている感がある。お二人の結婚指輪作りはノースの海に入って爽やかな心地に包まれてから始まった。

2022年最初の第一歩は海のリズムで!屋久島の友人に届ける結婚指輪作り

雨降りの日は雨音に包まれて作業机に向かうフィーリングも素敵だし、庭先でしずくを眺めたりして感じたことをダイレクトに表現することが、ずっとやりたかったような気がする。

屋久島にありがとう。お二人にはずっと長く作品作りを観ていただいていて本当にありがとう。

今日もいつもの島リズムで。

雨が降って、また季節が新しくなったような。植物たちのスピード感について行かなくっちゃ。

椿の花に出会うと、なぜだかとても嬉しくなるのはなぜだろう。

作業を始める前に水の印象を心に刻んでおく。

一年ぶりの小花に挨拶をしてからの、アトリエに。

同じ素材でお揃いのデザインを選んでくれたので、お二人のリングはタッチ交代しながら同時進行で作っている。人生のうちでパートナーとお揃いのものをいくつ持つのだろうと、ときどき考える。

そういえば、お二人はいつも一緒にいるところしか見たことがないなあ。

指輪もそうだし、家族だって、仕事もそう。全ての事柄は一緒にいることからクリエイトされるのだから、出会うことって素敵だなと思う。

形を作り出す形の向こう側に確かな手触りを感じながら、細やかなタッチを繰り返している。お二人のイメージが小さなリンングになりつつある。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

2022年最初の第一歩は海のリズムで!屋久島の友人に届ける結婚指輪作り

2022年最初の第一歩は屋久島の友人に届ける結婚指輪作を作っている。お二人には朝の海で「これから指輪作りを始めるよ!」と伝えた。屋久島のサウスだったりノースだったりするけれど、会うのはいつも海と決まっているのは島リズムで楽しい。

指輪の素材となるシルバーは重さを測って配合をするところから。初心を大切に、昔ながらのリズムで作り進めたいと思っている。

純銀95%に銅が5% 、そしてバーナーの炎と。

ノースは雨降りであんなにも冷たかったのに!ノースとサウスでは驚くほどに気候が違っているのは屋久島ならではの豊かさだと思う。

雨だったり虹だったりハイビスカスも、山々も。島の叙情に包まれて育った彼の時間をぼんやりと思い描きながら。

複数が混ざり合うとその強度を増す金属の不思議。人生や出会いと重ね合わせたりもする。

配合されたシルバーは叩いて、伸ばして、また叩いて、お二人と一緒にイメージしたデザインの数値へと近づけてゆこう。

コロリと作業台に置かれたシルバーが雅やかに佇んでいる。

この輝きが私たちが暮らす大地から生まれたのだからすごい。その繋がりを思うと、まばゆい希望のイメージに包まれた。

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屋久島から福岡のお二人にお届けする、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

屋久島から福岡のお二人にお届けする、シャンパンゴールドの結婚指輪。アトリエではツワブキいっぱいに囲まれて作りました。おめでとうございます!

黄色い花だったり、ゴールドだったり、結婚指輪作りは黄色いイメージをテーマに抱きながらお二人とともに歩んできた。作業机に向かっていてもシャンパンゴールドにずっと魅せらていたなあ。あたたかな光のようで、元気になる色彩だと思う。たしかに。

お二人と屋久島とシャンパンゴールド。一期一会の結婚指輪作り。

屋久島に暮らしていたお二人も、島の冬を知っているだろう。ひかりいっぱいでお花いっぱいで、なんだかとても満ち足りた感じ。お二人の指輪にも同じようなあたたかさを感じながら。

2本のリングをツワブキの葉っぱの上にそっと並べてみる。アウトラインはラウンドしているようで、スクエアのような。すっきり細身のリング幅も、シンプルだけど特別に感じるのは、カタチの向こう側にお二人の想いが詰まっているからだろう。リングを細やかに眺めていると、デザイン作りの色々を思い出してまた楽しくなってきた。

そういえば、お二人は3月に屋久島に来ると言っていたなあ。この海を渡ってお届けした指輪をつけてくれているお二人にお会いできると嬉しい。指輪作りのLINEでの会話の延長のように、何気なく話したい。

3月は上旬だったら、島では黄色いタンカンもあるかもですね!

ご結婚おめでとうございます!

楽しい指輪作りをありがとうございました。

 

 

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2022年最初の第一歩、屋久島から大阪のお二人にお届けする結婚指輪のサンプルリング

大阪のお二人にお作りする結婚指輪のサンプルリングが出来上がった。正月早々から続いていたスタートダッシュがひと段落したので、

サンセットタイムにスケボーをしてゆったりと。

フェリーが5日ぶりにやってきて届けてくれたケーキの時間。

ああ、お正月よさらば。また来年。

二日ほどだったけど、良い映像もたくさん鑑賞できたし、屋久島で妻と二人の素敵な時間だったと思う。とても静かだった。

お正月もまた、遠きにありて思ふもの、なのかなあ。

 

 

シンプルだけど特別。彼が選んだ天然石を使って彼女のネックレスをオーダーメイドしたお話。

彼が選んだ天然石を使って彼女へのプレゼントにお作りしたネックレス。シンプルではあるけれど、このジュエリーは世界に一つだけだろう。特別なものってなんだろうと思いを巡らせている。

お二人と出会ったのは去年の10月だったのか。そもそも結婚指輪作りはその数ヶ月前から始まっていたので、なかなかのお付き合いになる。屋久島の森で出来上がったばかりの結婚指輪をお届けした、爽やかなひと時が懐かしい。

屋久島でつくる結婚指輪 #お二人のオーダーメイドの物語

森の中で結婚指輪をお届けして、小さなしずく型のパライバトルマリンをお預かりして、そしてお話は今へと続く。つながりの中で新しい何かが生まれてゆく、手触り感のあるジュエリー作りはいつも楽しい。素敵な出会いにありがとう。

「パライバトルマリンは結婚指輪と同じ素材のプラチナで、シンプルに囲みましょうか」

杉林の木陰に佇んで、スケッチブックを囲んだひと時をよく覚えている。

「はい、お願いします。毎日つけていたいので、できるだけシンプルにスッキリとしたデザインが好みです。」

お二人の結婚指輪とネックレス作りのストーリーがすでにとても特別だと思う。シンプルであればあるほどに浮き上がることがある。

ペンダントトップは7mmほどだろうか。彼が選んでくれたこの小粒感も良かった。

それにしても、パライバトルマリンは屋久島の森のグリーンにも見えるし、永田浜の発酵するブルーにも見える不思議。澄み切った、そしてとても静かな石の呼吸に癒されながら。

お二人の素敵な時間とともにありますように。小さな森の木陰にそっとネックレスを置いて眺めている。

お二人に結婚指輪とネックレスをお作りして、シンプルだけど特別なジュエリーの姿が、ここにきてふわりと見え始めてきた。大切な出会いだったり想いから生まれる造形はその数だけあるのだ。

 

 

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