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ハンドメイド、プラチナリング。お二人だけの結婚指輪が生まれる瞬間!#屋久島でつくる結婚指輪

どうしてこんなにも繊細で精巧なのだろう。ジュエリーみたいなレンゲの花。 

 

 

二月もいよいよあと三日となりました!

春の訪れ、始まりの喜び、

移りゆく屋久島の季節と共にお二人の結婚指輪を作っています。

屋久島タンカン。大地から生まれたプラチナの輝き。幸せな結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人はちょうど今年の元旦にアトリエに来てくれたのだけど、

サンプルリングをお試しいただきながら、

「たくさんあって迷ってしまうよね」と言い合いながらも

ゆるやかにカーブするリングのデザインを選んでくれた。

 

お互いのひらめきに導かれるように流れていった時間がとても印象的だったなあ。

屋久島を旅する空気感の中でお選びいいただけたのもよかったなと思う。

 

さて、

プラチナリングに施す緩やかなカーブは

リングを型枠に添えてコンコンと叩きながら、その塩梅を整えていくのである。

リングと比べると、周りの道具たちはとても大きい。

 

ここで精密なヤスリに持ち替えて表面の流れを整えてゆくことにした。

うん、いい具合のカーブかもしれない。

 

こればかりは全く同じものに仕上げるのは難しいのだけど、

そんな手作業が今となってはとても貴重になっている。

 

一つだけの造形が生まれる瞬間に立ち会うことができるのは作家ならではの幸せだと思う。

そして、その喜びをお二人と合える事が何よりもよりも嬉しい。

 

やがてお二人の新しい暮らしが始まって、リングを使ううちに小さな傷もついたりもするだろう。

けれどもそんな時間がお二人のオリジナルを作ってゆく。

結婚指輪は古くなるけれどいつも新しいのだ。

 

この先にわたしからバトンをタッチしてお二人の時間が育んでゆく、少し先の未来を思うと胸が高鳴ってくる。

 

それでもまだもう少し。

指輪作りの時間を楽しみたいと思う。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島タンカン。大地から生まれたプラチナの輝き。幸せな結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

これから造形を始める彼女のプラチナリングとタンカンの果実。

人との出会いに恵まれているし、とても豊かな島だなと思う。

 

 

お二人が過ごした屋久島の時間は、大切なままで永遠にあり続けるのだと思う。

「シンプルなリングに、なにか屋久島らしいワンポイントがあると素敵ですね」とお二人がリクエストしてくれました。

表面も内側も大切に。お二人の結婚指輪作りの特別なところ #屋久島でつくる結婚指輪

 

大好きな屋久島がお二人にとっても大切な場所であってくれて、やっぱりわたしも嬉しい!

たしかに、指輪作りで初めてお会いした仲ではあるけれど、

なんだか繋がりを持つ友人のためにオーダーメイドする気持ちで作業机に向かう日々は何よりも幸せなジュエリー作りだと思う。

 

彼と彼女と、プラチナリング、タンカンもシダの葉も。

全ての巡り合いに感謝をしながら。

今日もできることを。

鉄鋼ヤスリ1本でここまでやってくる。

リングの中にスムーズな流れを生み出すために、ノンストップである。

 

そして削り出したリングの表面に、削りだされた破片に、プラチナ特有の輝きが現れてきた。どきどき。

やっぱり輝くものがとても好きだな、と思う。

 

煌びやかに飾り立てるのは気恥ずかしく思ってしまうけれど、リングの小ささはさりげなくてちょうど良い。

ふとした瞬間にキラリと美しさを感じることができて嬉しくなる。

それは自然の中で出会う体験に近しいフィーリングなのかもしれない。

なんと言っても大地に生まれたプラチナなのだ。

 

造形のひと段落したリングには酸素トーチの炎をかけて緊張をゆるめておく。

そしてアウトラインにさらなる“流れ”を加えてゆこう。

 

昔ながらのリズムで、島の季節に寄り添いながら、ジュエリー作りの時間が静かに流れている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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表面も内側も大切に。お二人の結婚指輪作りの特別なところ #屋久島でつくる結婚指輪

プラチナリングの造形がひと段落したところで、庭先でそのアウトラインを眺めることにした。

ときおり自然の光で眺めると、室内では気が付かない金属の表情や造形の細部を確認できたりする。

 

屋久島サウスは久しぶりに雨降り。

薄曇りの柔らかな光がちょうど良い。

 

2.3mm幅のラウンドシェイプ。

シンプルでつけ心地柔らかなプラチナリングだ。

明暗のコントラストが高く力強い輝きはプラチナ特有の美しさだと思う。

 

嬉しくなって、ガラスの容器の中でそっとリングを転がしてみると、

しずくを纏ったハイビスカスの濃い赤色や屋久島の緑が表面に映り込んでは消えて、

まだまだ仕上がりは先ではあるけれど、心に響く輝きを感じることができた。

 

 

 

いよいよ二月の後半なのですね。

アトリエでは真冬の屋久島に来てくれたお二人の結婚指輪を作り始めている。

プラチナリングに永遠を #屋久島でつくる結婚指輪

 

雨が降るたびに少しずつ暖かになってゆく。

そして春はもうすぐそこまで近づいてきている。

 

数ヶ月ではあるけれど、季節を分かち合いながらお二人と一緒に歩むオーダーメイドの時間もまた、かけがえのない宝物のようだと思う。

島リズムのゆっくりとした指輪作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!

 

アトリエに戻り、紙やすりを荒い番手から細かい番手まで持ち替えながら表面に磨きをかけていかけていくことにした。

こうすると輝きがさらにスムーズになるし、指あたりもグッと優しくなった。

 

そして内側にも緩やかなカーブを与えて同じように磨いてゆく。

その内側に施す予定になっている彫刻模様を今からとても楽しみに思いながら。

 

表面も内側も同じように大切。

お二人の結婚指輪の特別なところだと思った。

 

 

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プラチナリングに永遠を #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

彼のサイズは14号、彼女のサイズは7.5号。サイズはぴたりと合わせてゆく。

 

結婚指輪づくりの最初の第一歩はプラチナの角ばった線をハンマーで叩くところから。

あるいは、本当の始まりはお二人と出会って、お話をして生まれたイメージからなのかもしれません。

お二人と共に歩むオーダーメイド、楽しい結婚指輪づくりが始まりました #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人とは屋久島のアトリエでもお会いできたし、サンプルリングをお送りたりしてデザインやサイズをしっかりと確かめることができたので安心感はある。

「これよりは大きくならないように注意しますね」などと、ほんのりとしたフィーリングを反映させながら、お二人の暮らしに寄り添うご提案ができるのはオーダーメイドならではの素晴らしさだと思う。

 

軽やかで繊細な雰囲気の奥にある丈夫でしっかりとした安定感、というのだろうか。

ずっと長くお使いいただく結婚指輪だ。

快適なつけ心地を大切にしていたい。

 

さて、

サイズを合わせて糸鋸でカットしたプラチナは、その両端を繋ぎ合わせていよいよリングへと。

1000度以上の高温下での作業である。

 

 

溶かしながら接続してゆく作業は、ある意味指輪づくりのクライマックスなのかもしれない。

プラチナに適切な温度を与えておくべき時間はとても短い。

ここからは後戻りできない道のりになるだろう。

相変わらずに背筋の伸びる思いである。

 

金属の声に心を傾けながら、じっくりと。

 

2本のプラチナはうまく繋がって、ほっと一息。

リングになって、強度もグッと高まった。

手の中に確かな重みを感じられる喜びがある。

少しずつではあるけれど、お二人と一緒に作り上げたイメージがリアルな造形になりつつある。

 

夕暮れ時に作業がひと段落したので、アトリエから西へ車を走らせて滝を眺めてきた。

ギリギリまで近づくと、水飛沫と風の勢いがすごくて爽快だったー。

 

ふと思ったのは、この絶え間ない水の流れは小さな小さな水滴に区切られることによって永遠に近づいてゆくのだろうか、ということ。

刹那を積み重ねて永遠に近づくように。

そんなふうにプラチナリングにもお二人の時間を刻み込んでいきたいなと思った。

 

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お二人と共に歩むオーダーメイド、楽しい結婚指輪づくりが始まりました #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪作りを始めるその前に、いつものビーチまで出かけてきた。

雪解けの水が冷たい!

けれども、心も体もスッキリで!

真っ白な気持ちで作業机に向かうことができた。

 

 

何か新しい気持ちにさせてくれるような、始まりのきっかけを与えてくれるような、

屋久島にはそんな不思議があるように思う。

 

島で結婚の約束を交わしたばかりのお二人は元旦にアトリエに来てくれました。

とても縁起の良い一年の始まり。

屋久島で過ごした特別な時間。お二人だけのオリジナルを一生大切にお使いいただく結婚指輪作り

 

一人作業机に向かう日々ではあるけれど、お二人と共に歩むオーダーメイドなのだと思う。

いつもありがとうございます!

さあ、楽しい結婚指輪づくりの始まりです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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