河津桜も渡り鳥も、お帰りなさい屋久島に。
まだまだ寒さは続きますが、幸せなジュエリーと美味しいおやつと、素敵な冬の日々を一緒に歩んでいきましょう。
皆さま、二月もよろしくお願いします!
河津桜も渡り鳥も、お帰りなさい屋久島に。
まだまだ寒さは続きますが、幸せなジュエリーと美味しいおやつと、素敵な冬の日々を一緒に歩んでいきましょう。
皆さま、二月もよろしくお願いします!
まるで春の開花を待ちわびるように、少しずつエタニティーリングが出来上がってきています。
そういえば、寒くて張りつめていた冬がひと段落したような気が。
眩しくて暖かな日差しの中で、リングが纏い始めた小さな輝きを眺めて。
ここからダイヤモンドをセットしてゆくのだけど、出来上がりはもう少し先のお楽しみに。
いくつかのジュエリー作りを挟みつつ、まさに春の訪れとともにお届けさせていただけるかと思います。
こつこつと。
島リズムのジュエリー作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
屋久島サウスのアトリエです。
1ミリほどの小さなゴールドをピンセットで挟んでリングに一つずつ接続してゆく。おそらく数時間くらい?
ただただひたすらに同じ工程を繰り返してゆく、宝飾の作業がとても好きです。
細やかな作業に長く集中できるのは、やっぱり屋久島の癒しによるものが大きいのかもしれない。
窓の向こうに澄み切った冬を眺めながら、作業机に向かっている。
宝飾品の制作はどうしても工程のたくさんある長い時間となってしまうのだけれど、冬休みのジュエリー作りのようで楽しい。
雪も降ったし、緋寒桜も咲いた、スミレの姿もちらほらと。
島の季節がお花のエタニティーリング作りを盛り上げてくれている。
海まで車を走れせている時に道沿いにナノハナもたくさん咲いていて、むっちゃ寒かったけれど、なんだかとても心あたたまった。
そんな何気ない屋久島の空気感も一緒にお届けできればと思う。
さて、今日も作っている。
ゴールドリングの土台が出来上がったので、ここからはプラチナの花を並べてゆく。
一つずつ一つずつ。
寒い日は空がクリアなのでまだ寒くあってほしい。
リングのモチーフになっている紫陽花もそうだけれど、菜の花も集まっている感じがあって好き。
造形の美しさも、スムーズなアイデアも、自然の中に全てがあるのだなと思う。
次にふさわしい形の花を選んで、バランスをとりながら並べていって、ここにきてリングが華やかさを纏い始めてきた!コツコツと長い作業が花開く瞬間である。
まるで冬を越して開花を迎える瞬間みたいだなあと心も躍る。
今から生まれる一つだけのバランスが生まれてくるので、
くるりと花がリングを囲むところもお楽しみに!
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tel: 0997-47-3547
material: platinum
size: 2.0mm and 2.3mm
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
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お二人の結婚指輪が出来上がった朝に、ぽつりぽつり雨の中でリングを眺めていました。
島では緋寒桜が満開です。
お二人が屋久島のアトリエに来てくれた日も雨降りだったのをよく覚えています。
それまでにずっとメールでやりとりをしていたので、お会いできて本当に嬉しかった。
そして季節は秋から冬に。
冷たい空気が心地よくて!爽やかな指輪作りの日々だったなあ。
屋久島時間でのんびりペースになってしまったけれど、
海を越えて長くお付き合いをいただきましてありがとうございました!
シンプルだけど、特別な結婚指輪。
お二人はぴたりとお揃いで、ラウンドシェイプのプラチナリングを選んでくれました。
シンプルな造形は心に響くから素晴らしい。
使ううちに小さな傷も装飾となって、フォルムは常に新しくアップデートされ、お二人だけのリングが育まれてゆく。
つけ心地や内側に向かうフィーリングがとても楽しいのです。
始まりを感じる桜の花とも素敵な出会いでした。
これから海を渡ってお二人の手元に届くと、
いよいよご入籍なのだなあと、
ご一緒した指輪作りのいろいろを思い出して幸せな気持ちに包まれています。
結婚指輪にはお二人だけの彫刻模様を刻み込みたい。
指輪作りが始まって一番最初にお伝えいただいたリクエストがありました。
リング内側に施した印は、
これまでの物語だったり、未来への想いだったり、
まるでお二人だけが共有する約束のよう。
シンプルなスタイルのリングなので、
すっきりとしたラインで記した彫刻模様が浮き上がって見えて、
いっそう特別に感じられました。
お二人の想いから生まれた世界に一つだけの結婚指輪を手にしたときに、
出会うことって本当に素敵だなと思います。
彼の2.3mm幅、彼女の2.0mm幅、
素材もフォルムもぴたりとお揃いの結婚指輪です。
日々の暮らしにやさしく寄り添ってくれますように。
これからお二人の新しい時間が始まって、何十年とプラチナリングと共にある。
離れていても繋がっているような感覚や、
毎朝目を覚ますと手の中に感じる安らかさのようなものが大切だと思います。
視覚的な素敵さも好きだけど、胸のずっと奥の方に響く造形も好き。
お二人とは心に広がる大切な場所で繋がっているのかもしれません。
そろそろアトリエに戻って荷物を梱包しなくっちゃ、と思い立って山々を振り返ると青空が広がっていました。雲の下はシャワーになっているのでしょうか、ふんわり虹も見えたのです。
お二人との出会いも、結婚指輪作りも、島の雨と虹に恵まれた日々だったように思います。
屋久島の祝福をお二人に。
ご結婚おめでとうございます!
楽しい指輪作りをありがとうございました。
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