あと一回まとまった雨が降ると梅雨が明けるに違いない。あの山々のずっと奥の方へ、また森歩きにも行きたいなあ。2021年の夏をすぐ近くに感じながら。
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屋久島から楽しい時間をお二人に。ゴールド×プラチナ、コンビネーションの結婚指輪作り。
もうプルメリアが咲き始めているとは!確かに重たい暑さを感じるこの頃の屋久島サウス。
ノマドカフェさんのチーズケーキはお持ち帰りも最高。アトリエで涼しげに頂くと心地い季節になってきた。ビジュアルも美しいし、美味しさはまたグレードアップしてて幸せ。
屋久島の季節や美味しいものに癒されながら、お二人の結婚指輪を作っている。結婚指輪の相談会でお会いした頃はタンカンをお裾分けできた。それからビワが実って、今はスモモ。からの島バナナ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツの流れは毎年嬉しい。
そういえばフルーツモチーフはタンカンのピアスを作っていたけれど、今回は久々のタンカンモチーフがワンポイントで登場することになっていてドキドキ。フルーツのイメージはいつも幸せな気持ちを運んできてくれる。
さて、アトリエです。今日も作っている。
お二人が素材に選んでくれたプラチナとイエローゴールドは波のラインを描きながら隣り合わせになっている。見る場所によって配色の印象が変わったりする。
反対側も。くるくると手の中で遊んで楽しいリングだ。どこを眺めてもいつも新しい。
窓の向こうの景色もまた新しくなったような。夏が近づいてきて色濃くなってきた空と山々がその境界線にグッと力強さを与えている。
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
どこか懐かしい。“プラチナ×ゴールド” 海や空、大地を感じる結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪
屋久島サウスのアトリエです。金属を手にとっていると、たまに大地のフィーリングが伝わってくることがある。プラチナもゴールドも土の中にあったもので、その手触り感や色合いにどこか懐かしいような響きを感じるのだろう。
お二人の結婚指輪は空や海、大地が織りなすラインをイメージしながら作っている。とてもしっくりとくる。大切な思いや情景は印象となって、いつも私たちのすぐ近くにあるのだと思う。
彼のリングと同じデザインの彼女のリングは、ほんの少しだけ微調整を加えながら、変化を持たせて仕上げようと思っている。目には見えない、感じる部分の造形を頑張る。
案外、指輪作りでは数字を使うことが多い。o.1mm単位で寸法をとって、リングにラインを落とし込んでゆく道具たち。
計算機械で完全なデータを作ったり造形したりできるこの頃ではあるけれど、ここは昔ながらの手作業にこだわっていたいところだ。均一性と歪みの出会う場所をいつも求めている。
この辺りで工程も折り返し地点を過ぎたのか。なんとなくお二人にお会いした日のいろいろを思い出しながら。
それにしても、作業中に眺める金属片のキラキラは綺麗。輝きは金属の持つ1番の魅力だとお思う。オレも光り物好きなタイプです笑 お二人の指輪にはさりげなく、輝きを散りばめて仕上げる予定。お二人との結婚指輪作りで初めて生まれたデザインなので、今からとても楽しみ。
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ゴールド、プラチナ、ハイビスカス。屋久島の季節とともに結婚指輪を作ること。#オーダーメイド #マリッジリング
屋久島サウスのアトリエです。お二人の結婚指輪作りが進むにつれて、島に夏が近づいてきている。
季節の移り変わりを感じながら作業を進める結婚指輪作りはいつも楽しい。お二人と屋久島の浜辺でお会いしたのは菜の花咲く頃だったなあ。それからユリが咲いて紫陽花も咲いて、気がつくと庭先にハイビスカスを眺めている。今日も屋久島にありがとう。
前半の大切なところ。ゴールドとプラチナをつなぎ合わせる作業は激しく降る雨の中で。
さて、ここからはリングを丸く、柔らかに。お二人の暮らしに馴染むように、造形作業を進めてゆく。角ばって重たいプラチナとゴールドが軽やかなリングとなるステップを少し眺めてみよう。
鉄鋼ヤスリで思い切りよくリングの表面に角度を重ねてゆくのだけど、プラチナとゴールドで素材感が全然違う!必要な力加減だったり、ヤスリから伝わる手触りも。全く素性の異なる金属がこうして隣り合わせに組み合わさるのだから、歴史が積み重ねる職人技はすごい。
プラチナとイエローゴールドと仲良くなりながら、タッチを進める。
一気に削り出して丸みを帯びたリングを太陽の光の下で眺めている。プラチナとゴールドの融合感。お互いが響き合うフィーリングが好きだ。
リング幅は2.6mm 。シンプルなラウンドシェイプ 。島でお会いしたお二人とはその後、サンプルリングをお届けしたり、LINEで動画を送りあったりしてデザイン作りを進めてきた。今こうして3人で作ったイメージが形になりつつある。その瞬間に立ち会えるのはオーダーメイドならではの幸せだと思う。
次は彼女のリングにバトンを渡そう。同じ素材、同じアウトラインではあるけれど、彼女のリングはより繊細つけ心地と仕上げたい。表には出てこない、見えない部分に微妙な調整を加えながらタッチを加えてゆこうと思っている。
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プラチナとイエローゴールドの水平線。屋久島の雨と共につくる、一つだけの結婚指輪。
まるで水の中のような湿度感。長い梅雨の後半は、水と光にまつわる結婚指輪を作っている。青空を持ち望みながら、そして雨を名残惜しく思いながら。
ここでのジュエリー作りは目に優しい。頭上のしずくを見上げて。
近くも見つめる。
昨日までの作業の余韻と雨音と。
プラチナとイエローゴールドの水平線。お二人の結婚指輪作りは早くも最初のクライマックスへ。ここからは作業だけに集中する。
ホントいろいろあって、ここまでたどり着いた。一つ一つが手作業なので、もう同じものは出来ないけれど、二つの小さなリングには確かに今が詰まっていると思う。
ツナとほうれん草で簡単なサンドウィッチを作って、昼食。バナナとキウイとヨーグルトにハトムギをミックスして、朝食。一緒になってしまってなんだか得した気分。
頑張りすぎてキューっとなった時は、やっぱり食べると安らぐものですね。ふわり。
皆さまも美味しい週末を。素敵なジュエリーライフを。
制作編
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