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ミモザの花をかたどって。オーダーメイド婚約指輪作り、屋久島の日々。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。一日一日、少しずつ、造形が積み重なってゆくのは楽しい。

イエローダイヤモンドの大きさに合わせて作った石枠とゴールドの装飾を散りばめて、お気に入りの形を探して夢中になる感覚は子供の頃からずっと変わっていないような気もする。

思うと、ここまでの時間は手作業だけじゃなくて、彼とデザイン作りをしたり、メールや インスタグラムのメッセージでイメージの交換を続けてきた。彼がリクエストしてくれたミモザのモチーフは、当初葉っぱメインだったりもしたけれど、何度もデザイン画を描いているうちに花を抽象的に表現したくなってきた。お二人だけの指輪のイメージが少しずつ育っていった日々をよく覚えている。

まるで小さな息吹を大切に育ててゆくような、制作の日々。

2月の屋久島いろいろ。大地のリズムと今日の結婚指輪作り。花束を届けるようにジュエリーを贈ること。 #屋久島でつくる結婚指輪

さて、今日も細やかに作業の手を進めている。

小さなゴールドたちはバーナーの火で温度を上昇させてつなぎ合わせていく。始めてのデザインだけど、作るべきスタイルはずっと記憶の中に抱いている。ずっと長く温めてきた(実際には心の中で本当に作っていた)ジュエリーをこうして形にできるのは嬉しい。

ここ最近は婚約指輪を作るフィールドを与えていただいて、不意に心の中にある膨大なデータと繋がったというか。導かれる道に進むことは、時に自分の判断よりもダイナミックに人生を動かしてくれるものなのだと思う。いつも表現に接してくれているみんなの声に注意深くありたい。

作業の合間、昨日とは少し色合いの変わった空を眺めながら、今日もまた春の気配を感じている。

繊細に、でもしっかりと。次に始めるリングとの組み合わせ作業もバランスを整えていきたい。手の中に黄色い光の粒を散りばめるようなイメージを抱きつつ。今日はここまで。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

菜の花のネックレス、菜の花のピアス #reuseddiamond #yellowgold

material: 18k yellow gold, diamond
size: 5mm flower for earrings, 7mm flower for necklace

Delivery time is within 1 month.
Make by custom, One-of-a-kind  .

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

お問い合わせ
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ご家族がお使いのダイヤモンドを受け継ぐように。小さく一輪、菜の花をかたどったリメイクジュエリーが出来上がりました #屋久島

2月の屋久島いろいろ。大地のリズムと今日の結婚指輪作り。花束を届けるようにジュエリーを贈ること。 #屋久島でつくる結婚指輪

それにしても、2月の屋久島ってこんなにも暖かだったかな。海まで出かける途中、思い立ってお気に入りの場所に立ち寄り、咲き始めたスモモの花を眺める。

もう一つ、島ではタンカンの季節も始まっていて、収穫や出荷など、ワイワイと爽やかな賑わいを見せている。

海からの帰り道にカメラバックいっぱいにタンカンをいただいて、さっそく。今年も島の恵みにありがとう。嬉しさのあまり思いがけず、食べきれないほどの数をカットしつつ笑

さて、アトリエです。島で始まった開花のムードとともに、今日も花モチーフの婚約指輪を作っている。

屋久島に春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作る日々 #屋久島でつくる結婚指輪

始まりの印象もあるし、花束を贈るように届けることができる花のリングはエンゲージリングにはぴったりのイメージだと思う。

デザイン作りでは、彼が花のイメージを伝えてくれて、それにいくつかのデザイン画で応えたりしてきた。キャッチボールのように交換してきた想いが、日々形になっていく喜びは何事にも代えがたい。

イエローダイヤモンドとイエローゴールド、色合いは黄色系のグラデーションのイメージだ。石枠は3個ほどにしつつ、あとの2個は埋め込むようにセットしていこうか。思いつくまま自由に作業を進めている。デザインは決まってはいるものの、このあたりの余白は大切にしていたい。

ゴールドの破片にバーナーで火を当てて、小さな丸い粒を作っている。大きさを変えて、10個ほど。一瞬で形を変えてしまう金属と向かい合う時間を、ときおり儚く感じてしまうことがある。と思えば何百年も使うことができる果てしない感覚も同時にあるのが面白い。金属特有の時間軸。大地のリズムの中で、今日も手を動かし続けている。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島に春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作る日々 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。2月は春の始まりを感じながら、イエローゴールドとイエローダイヤを使って婚約指輪を作り進めているこの頃。モチーフになる花も、そろそろこちらで咲き始めるようなのだけど、黄色い花をイメージするだけで気持ちが晴れやかになる。

婚約指輪には彼女が好きなミモザの花をモチーフにして欲しいのです!と彼が伝えてくれた。とっても素敵なジュエリー作りだと思う。お二人のイメージと屋久島の季節が出会って、どんな指輪が生まれるのだろう。ドキドキ。

屋久島サウスに大きな虹。イエローゴールドとイエローダイヤモンド、オーダーメイド婚約指輪作りが始まる日。

大きな変化の中にあるこの頃で、変わったことといえば婚約指輪の制作が多くなってきたこと。なぜかはわからない。でも、今だからこそ、ジュエリーで生まれる繋がりを大切にしたい。ありがとうの気持ちいっぱいで今日も作業机に向かっている。

イエローダイヤモンドは大小大きさを変えて5個ほどセットする。その土台となる石枠を、ここはひたすら精度を高めて造形していきたい。

夕暮れ時の散歩道。冬の名残。オレンジ色の光。

小さな森を抜けて、なんとかこの時間に間に合った。

1.8mmのダイヤを囲む石枠を作っていると、むっちゃ小さいはずなのに、なぜかしっかりと大きく感じてくる。指輪になってつけた時にキラリと印象的な存在を感じさせてくれるのは、金属と天然石ならではのオーラのように感じている。

植物モチーフだし、ダイヤモンドを使うし、結婚指輪との組みわせをもあるし、そう考えると、エンゲージリングの姿は繊細に洗練されていくのだと思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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新しい一週間が始まりました。季節の変わり目で心もとない日もあるかもですが、時には風に任せて、ふわりと過ごしていきましょう。

今日もありがとうございました。

 

 

屋久島サウスに大きな虹。イエローゴールドとイエローダイヤモンド、オーダーメイド婚約指輪作りが始まる日。

屋久島サウスより。大きな虹に出会った朝。そして、始まりの合図とともに、新しいジュエリー作りが始まりました。

彼とこれまでずっとデザイン作りをご一緒してイメージを高めてきた婚約指輪作りです。屋久島の祝福にありがとう。なかなか慣れない作業だったと思うけど、ここまでの道のりをともに歩んでいただいてありがとうございました!

ドキドキでいっぱいになりながら。まずはファーストタッチです。

イエローゴールドを溶かして小さな塊を作って、

イエローダイヤモンドを用意して、ここから始めていこう。

こちら屋久島はここのところぐっと春めいてきて、彼が選んでくれた花のモチーフとも親しみ深い制作になりそうで嬉しい。そういえば、数年前にお二人がしずくギャラリーに来てくれた時もお花のネックレスを選んでくれたなあ。躍動を始めた島の季節とともに、このリングを作りたいと思っている。

屋久島でつくる結婚指輪

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