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シャンパンゴールド、波のライン。屋久島の海の情景を思いながらつくる結婚指輪。

屋久島サウスのアトリエです。彼女のリングの造形がいよいよ始まる日。その前に小さな森を歩く。

屋久島の12月は何と言ってもツワブキの季節だ。道沿いにポコポコ、ゆらゆらと佇む鮮やかな黄色を眺めているだけで元気になる。島の季節が織りなす色彩にずっと夢中になっている。

そんな12月の色彩を眺めながらのジュエリー作り。お二人のリング作りはもう後半なのか。

つながりを大切にしたいから。シャンパンゴールドを共有する、お二人だけの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪。

彼女のリングは出来るだけ細く、すっきりと仕上げたい。長く使っていただけるように、耐久性も持たせたいし、艶やかな印象もあると嬉しいし!

繊細なデザインでもキュッと重みや丈夫さを感じることができるところがゴールドの素晴らしいところだと思う。

ここからは軽やかさと確かさのバランスをとりながらの作業になりそうだ。

鉄鋼やすりで削り落とすスピードは案外素早い。

緩やかなカーブ。波の作り出すライン。いつもの海の情景を思いながらつくる。

大地っぽさを感じる金属の素の質感が好きだ。

さて、彼女のリングは抑揚のあるリズムを与えていきたいので、ここからさらにタッチを加えてゆきたいと思っています。

雲の切れ目から覗く太陽を待ちわびては、冷たくなってきた空気の中に、あたたかな光を探している。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

つながりを大切にしたいから。シャンパンゴールドを共有する、お二人だけの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪。

屋久島サウスのアトリエです。夕暮れ時、12月の色彩を眺めながら、黄昏色をゴールドの配合に重ね合わせている。

彼と彼女が揃って選んでくれたk18シャンパンゴールドを使ってつくる結婚指輪の制作記。プラチナとシャンパンゴールドを組み合わせる初めてのアプローチに、ワクワクしながら作業机に向かっているような気がする。作業の合間には空や海を眺めては広がりを求めてまた作業に戻る、静かな日々。

屋久島時間に包まれて。自然のかけらのよう、シャンパンゴールド×プラチナ結婚指輪作り

そしてそして、彼のリングの造形が完了して、3人一緒にずっと頭の中で作り進めてきた指輪が初めて形になった!シルバーのサンプルリングにはなかった色彩がグッと深い表情を与えてくれていて。嬉し涙。

指輪を前にあたたかな気持ちに包まれながら。今日はその詳細を。

18k champagne gold and platinum

シャンパンゴールドとプラチナを重ね合わせたリングが出来上がりました。波のラインのように浮き上がった境界線にうっとりする。

こちらはプラチナサイド。プラチナとゴールドはほぼ1:1の割合。お互いを際立たせるために、境界線から側面にかけて斜面になっている。素材の組み合わせにこだわりたい!と言ってくれた彼にみてもらうのが楽しみ。

ラウンドシェイプ の優しさ。細身ながらもしっかりと存在を感じられる指輪だと思う。

そういえば、デザイン作りでは彼女のリクエストと二人の繋がりをいつも優先して彼が考えてくれていたのが印象的だったなあ。

さあ、いよいよ彼女のリング作りだ。シャンパンゴールドを共有するかたちで、お二人のリングに繋がりを生み出そうと考えている。

 

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屋久島の12月の花とジュエリーと #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。庭先ではマゼンタから黄色へと衣替えをして。流石にこちらも寒く感じる日が多くなってきました。お餅や小豆も少しフライングして楽しみながら。今年をラストスパートしていきたいと思っています。今月はクリスマスもあって、結婚指輪、婚約指輪のハッピージュエリー多めに。皆さま、12月もよろしくお願いします♪

 

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屋久島時間に包まれて。自然のかけらのよう、シャンパンゴールド×プラチナ結婚指輪作り

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナを組み合わせて、2本のリングを紡いでいる。

11月の終わりは、爽やかな海の情景を眺めながら結婚指輪を作っている。その海を越えてお二人とは秋からデザイン作りを続けてきた。新しい発想が生まれると、そこに新しいチャレンジが生まれるので、オーダーメイドの指輪作りではお二人の“好き”だったり大切な想いがデザインに広がりを与えてくれるのだろう。

海の中で目にする、いつもとはまた違った景色が好きだ。波が作るラインはいつも美しいし、夜明けだったり、サンセットタイムだったり、体ごと色彩に包まれる感覚はもう!自然の織りなすリズムはいつも優しく心に響いてくる。

そんな島時間に包まれながらの制作日。波のリズムをテーマとした指輪作りのお話を。

 

プラチナとシャンパンゴールドをバーナーの火にかけて接続したところまで書きました。工程の一番最初にクリマックスがあるパターンで、なかなか緊張する場面!

シャンパンゴールドとプラチナと。屋久島の海を感じながらお二人の結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪 

綺麗にスクエアに整えられた彼のリングは、ここから丸く柔らかに造形することに。鉄鋼ヤスリの削り出しは一度進むと戻ることはできない作業なので、ここからは一気に、休みなく進めたいところ。

組み合わさる素材の見え方にこだわって。指元すっきりとなるように、シンプルに形を整える。彼が書いてくれた手紙を思い出しながら。

プラチナとシャンパンゴールド。重なり合うラインがすっと浮き上がるデザインに出会えた。お二人との指輪作りにありがとう。きっとこれは偶然のような必然なのだと感激。

お二人がいて、屋久島があって、わたしがいて、この巡り会いもまた自然の一部だとすれば、手の中にある小さなリングが自然のかけらのように思えてくる。

ゆっくりといこう。波のリズムに合わせて作っていこう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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シャンパンゴールドとプラチナと。屋久島の海を感じながらお二人の結婚指輪を作ること。#屋久島でつくる結婚指輪 

プラチナとシャンパンゴールド、お二人が選んでくれた素材を組み合わせて、新しいデザインの指輪を作り始めている。海まで続く小さな森を歩いてからの、今日の結婚指輪作り。

波打際だったり、水平線だったり、海のイメージ。色の違う二つの金属が組み合わせると、波のように緩やかなガーブを描く境界線を見ることができる。

これから火を使う前に、小さな森を歩く。

アトリエから海まではこの小さな森をくぐり抜けて3分ほど。

今年はいつもよりもずっと暖かいような気がしているのは毎年のことかも。

屋久島の暮らしで素敵なのはジュエリーのモチーフやテーマを身近に感じながら制作できることだと思う。

海からのアトリエに。

いよいよ二つの金属をピタリと組み合わせる。前半のクライマックスだ。

シャンパンゴールドとプラチナが混ざり散らばって、波のラインを抱いたリングの周りにきらめきを放っている。

 

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