Blog

水平線の指輪が出来るまで 久しぶりに青空が見えた屋久島 ご結婚おめでとうございます!

屋久島の海

今日は朝一番でいつものビーチまで向かいました。

久しぶりに青空が見えた屋久島。

海に浮かんで水平線を眺めていたら、つい先日結婚式を終えたお二人のことを思い出した。

 

お二人にお作りしたマリッジリングは水平線をイメージして作ったリングで、

打ち合わせから指輪が出来上がるまで、何かと僕にとって新しいことが多く、とても印象に残った制作となりました。

ピントをぼかす プラチナとゴールドのコンビネーションリング 屋久島の海バック 手に取って
プラチナとゴールドのコンビネーションリング 屋久島の海バック 手に取って

お二人から初めてメールを頂いたのは年が明けてすぐのことだっただろうか。

「3月にしずくギャラリーへ行きますので、打ち合わせをお願いできますか?」

「はい、喜んで」

「挙式は5月の連休なのですが間に合いますでしょうか?」

「それは少しタイトですね!間に合うように、お会いするまでにデザインを出来るだけ詰めておきましょう!!」

そのような流れで、たくさんのメールをやり取りして、ほぼほぼデザインも出来上がり、お会いする時にはお互いがもうすでにずっと知り合いだったかのようになっておりました 笑。

屋久島に来られた二人はしずくギャラリーで打ち合わせをして、僕がサンプルリングに微調整を加えている間に白谷雲水峡を歩き、最後に調整を加えた指輪を確認して、その足で高速船に乗って帰ってゆきました。

一泊二日の旅でした。なんと!

 

 

健康や自然、思いやり深い時間を大切にされているお二人とお話を長くさせて頂いて僕が連想したのは水のイメージ。

実際にお会いした時に、そのイメージをスタイリッシュに仕上げてみようと、すぐに僕の中でデザインが決まりました。

 

 

 

 

白バック 屋久島で作る結婚指輪2本 プラチナ、ゴールド

水平線の指輪
pt900,18k yellow gold

 

プラチナとゴールドを半分ずつ使ったコンビの指輪を、

メンズはプラチナがメインと見えるように、レディースはゴールドがメインと見えるように仕上げてあります。

海と空の境界線。

浜と海の境界線。

どこまでも続くラインを遠く眺めていると、なぜかとても穏やかで優しい気持ちになる。

実際にお二人としずくギャラリーでお会いしてお話ししていると、

同じように穏やかで優しい気持ちになったのが不思議です。

 

 

屋久島しずくギャラリー 結婚指輪を選ぶ二人 窓の向こう側から

ご結婚おめでとうございます。

屋久島の小花

今日、海辺で出会ったお花を花束代わりに!

 

 

屋久島で作るマリッジリング http://kei-jewellery.com/?tid=1&mode=f3

 

 

|ご案内

About Me

tumblrさんにインタビューいただきました。

初めてマリッジリングを作った時のこと

 

|過去の記事はこちらから

アーカイブ

 

|マリッジリングについて

屋久島で作るマリッジリング

マリッジリングprice

 

|ツイッターやってます

 

咲き始めたユリの花 素敵なジュエリーライフ しずくギャラリーで結婚指輪の相談会

屋久島の百合 クローズアップ

ここのところ雨が激しく降り続いていて、その雨に刺激されたのだろうか、同じタイミングでユリの花が咲き始めていた。

ついにです。

一度咲き始めると周りもみんな一斉に咲き始めてくるので、当分はユリから目を離せない日々が続きそう。

甘く品のある香りもまた良いのですよね。

 

結婚指輪の相談会風景 しずくギャラリー 

夕方のしずくギャラリー。制作を一段落して今日は遅い時間からマリッジリングの打ち合わせにやってきました。

 

結婚指輪の相談会風景 しずくギャラリー 三人で並んで

結婚されたら岩手で新しい生活を始める予定のお二人。

もう3年ほど前だっただろうか、彼女とは一度お会いしたことがあって、

今回はお二人が屋久島に滞在中に、

「あっ、ケイさんに指輪をお願いしよう。」

そのようなヒラメキを得て僕にメールを届けてくれました。

 

突然の嬉しい知らせで、少しタイトなスケジュールとなりましたが、

お二人にご協力いただいたおかげでとても素敵なアイデアを掴むことが出来て大満足。

新しい試みやヒラメキが散りばめられたデザインをカタチにするのが楽しみでなりません!

激しい雨の中お越し頂きましてありがとうございました。

 

 

結婚指輪の相談会風景 しずくギャラリー サイズゲージを手に

たとえば同じシンプルなスクエアタイプのリングでも、

つける方によって、出来上がるボリュームや素材などのバランスが全く違ってくるのが面白い。

それぞれの個性が少しずつ全て異なるように、必要となる指輪も同じく少しずつ全て異なるのですね。

お二人の時間に寄り添った指輪を一緒に作ってみませんか?

島にいらっしゃる方も、

海の向こうにいらっしゃる方も、

ひらめいたらいつでもメッセージを送ってください!

素敵なジュエリーライフを屋久島よりお届けいたします♪

ヒカリのしずくリング 屋久島でつくる婚約指輪

屋久島で作る婚約指輪 白バック ダイヤモンド プラチナ 正面
屋久島で作る婚約指輪 白バック ダイヤモンド プラチナ 俯瞰

material:pt900,diamond
size:リング幅:約1mm
price:天然石を含まない枠のみの価格¥129.600.-
ダイヤモンドをセットする場合はサイズのことなど、別途ご相談くださいませ。

こちらの作品はサイズを合わせて、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで、約4週間
天然石の大きさや素材などについてもご相談ください

お問い合わせ:hpアットマークkei-jewellery.com

新しいエンゲージリングが出来上がりました!ヒカリのしずくリング。

プラチナの婚約指輪 屋久島の緑バック 手に取って

ヒカリのしずくリング
pt900,diamond

新しいジュエリーが出来上がりました。

プラチナの細い線、丸い粒粒にダイヤモンドを組み合わせたシンプルなエンゲージリング。

 

ちょうど今年の始めにギャラリーに来てくれたお二人と一緒にお話をしながら

ダイヤモンドの大きさやデザインの詳細をかたどってゆきました。

サンプルリングのテストやメールでのやり取りにお付き合いいただきましてありがとうございました!

 

お二人にはこれからマリッジリングも合わせてお作りする予定なのですよ。

屋久島がご縁でご一緒になられたお二人なので、

シズクのイメージや森の緑のイメージがたっぷりと詰まったジュエリーとなるように制作を進めております。

雨が降り、緑が生きる。

森歩きが大好きなお二人のように、活き活きとした指輪になればいいなあ。

 

屋久島で作る婚約指輪 屋久島の緑バック 雨の雫とともに プラチナ、ダイヤモンド

今日降った雨のしずくとしずくの指輪。

おめでとうございます!

ありがとうございます!

屋久島 野に咲く小花

ご結婚が決まって一緒に相談をしながら作るマリッジリングはその工程も楽しいものですね。

素敵な時間をお過ごしのお二人と共にジュエリーを作らせて頂いている僕もまた、幸せな気持ちを分けて頂いています。

今日も素晴らしい制作をありがとう!

今日は土曜日のしずくギャラリーがオープン  屋久島は最高のお天気でした

屋久島しずくギャラリーと青空 コスモスのネックレス 緑バック 手に取って シルバー、ピンクサファイア プルメリアのネックレス 緑バック 手に取って シルバー、イエローサファイア 屋久島しずくギャラリー 絵本みずの森 ディズプレイ 屋久島しずくギャラリー横のバナナ

今日は土曜日のしずくギャラリーがオープン

最高のお天気でした。

若々しい五月の緑の中でジュエリーを見て頂いたり、絵本を読んだりの時間はなかなか気持ちのよいものだったなあ。

水しぶきが綺麗。

裏のバナナが大きくなってきた。

もしかしたら、もう夏が近づいて来ているのなか??

3.5mm wide 20k yellow gold ring and 2.0mm wide platinum ring 屋久島でつくる結婚指輪

ゴールドとプラチナのリング 寝かせて 白バック 屋久島でつくる結婚指輪
ゴールドとプラチナのリング 立てて 白バック 屋久島でつくる結婚指輪

20k yellow gold,platinum
幅3.5mm
幅2.0mm

(価格は素材の相場、質量により変動いたします)

こちらの作品は幅や厚み、サイズなどを全てカスタムにて揃えてお作りいたします。
ご注文よりお届けまで約2ヶ月。

お問い合わせ hpアットマークkei-jewellery.com

プラチナとゴールドの重なるデザイン 波紋の指輪 素材特集ホワイトゴールドとシルバーの違いについて

プラチナとゴールドのコンビリング おもて面 作業台の上 屋久島でつくる結婚指輪
プラチナとゴールドのコンビリング 裏面 作業台の上 屋久島でつくる結婚指輪

今日も朝から雨降る中、アトリエにてここのところ没頭していた新しいマリッジリングのテストピース作り。

シルバー、ゴールド、シルバー、ゴールドと4層に重ね合わせたプレートがリング状となり、それを綺麗に磨き上げていよいよ完成を迎えた。

このデザインは側面に模様が出るようになっていて、つけていると一見シンプルなリングと感じるのがポイント。

シンプルなスタイルが好きだけれど、どこかにハッとするようなアクセントが欲しいという方には最適のデザインだと思います。

元々は、水をテーマとしたマリッジリングを作りましょう。とお話をしたのがこの制作が始まるきっかけ。

お気に入りの“月の指輪”のスタイルを継承しつつも新しいモチーフと選んだのが“波紋”

どこまでも広がる波紋のように。永遠に。

そんな言葉が共に浮かんで来て、なんかバームクーヘンみたいでとても縁起の良いイメージだなあと一人で納得してしまった。

今回は試作品なのでシルバーとゴールドで作ってありますが、

プラチナとゴールドの組み合わせにするともう少し色調にコントラストが現れるので面白そうだ。

このデザインがピンと来られた方、ぜひ声をかけてください。

とてもとても作ってみたい指輪です。

プラチナとゴールドのコンビリング 立てておもて面 作業台の上 屋久島でつくる結婚指輪
プラチナとゴールドのコンビリング 立てて裏面 作業台の上 屋久島でつくる結婚指輪

みなさん、こんにちは。

今日はお問い合わせをたくさん頂くジュエリーの素材特集です。

まずはルリハコベのネックレスをご覧下さい。

白バック お花のネックレス ホワイトゴールド

↑こちらが18金ホワイトゴールド

白バック お花のネックレス シルバー

↑こちらがシルバー。

こうして並べてみると、ずいぶんと色合いが違うものですね。

ホワイトゴールドはホワイト、というよりかグレーに近いような気がします。

ホワイトゴールドはよく眺めていると、その中にイエローゴールドの黄色を感じませんか?

ホワイトゴールドはイエローゴールドにパラジウムという白色系の素材を配合して白っぽく仕上げてあるので、やはりその奥に元々の黄色が存在するのです。

重厚感のある質感とこの落ち着いた色調がとてもシックです。

一方、

シルバーはいわゆる銀色、もしくは白色に近い色合いで、

ホワイトゴールドと比べると明るくカジュアルな印象を得ることが出来ます。

シルバーはホワイトゴールドやプラチナと比べると実際に半分ほどの重さとなりますので、軽やかさを楽しんで頂ける素材だと思います。

近々プラチナも見て頂けるようにいたしますが、白色系の金属の印象は、

ホワイトゴールドがグレー、

プラチナが銀色、

シルバーが白、

そのような段階が感じる印象に近いのではないかと思います。

屋久島の季節を飾るお花のジュエリーのシリーズはその素材をご自由に変えてお選びいただけるようになっています。

また、マリッジリングでもみなさんのライフスタイルやお好みに合わせて素材を選んで頂くとそれは素敵なリングと仕上がりますので、

どんな素材が使えるのだろう、どんな素材がこのデザインに合うのだろう、などなど

お気軽にご相談いただければ嬉しいです。

いつものデザインを少し素材を変えて作ってみる。

そんな楽しみ方も素敵ですね。

この連休はいかがお過ごしでしたか?

明日はしずくギャラリーがオープンいたします。

屋久島にいらっしゃる方はご都合つけていただけるとうれしいです!

どうぞ素敵な週末を!!

今日もありがとう。

happy jewelry 新しい指輪デザインの研究 一年ぶりに出会う屋久島の小花

屋久島の小花

一年ぶりに出会った小花。

一度目に付くと、そこら中に咲いていることに気がつくことってありますよね。

 

一昨日の大雨や、春の陽気、南の海から運ばれる暖かい風。

全ての状況が気持ちのよいポイントを選んで花は咲くのだろうなあ。

 

僕にとって気持ちのよい場所に。

心穏やかでいられる場所でジュエリーを作っていられたらいいなと思います。

新しいデザインの研究、続いております!

作業場 コンビネーションの指輪 クローズアップ シルバー、ゴールド

しずくギャラリーでマリッジリングのご相談 新しい制作 屋久島の新しい季節

屋久島の秋

昨日の激しい雨が夢の中の出来事だったかのように、

すっかりと晴れ渡った屋久島の朝。

 

屋久島のハイビスカス

大雨が降った明くる朝は、植物に会いにゆくのが楽しみの一つとなっています。

というのも、知らないうちに世界がガラリと変化していることがしばしばあるからなのです。

屋久島百合の蕾

もうこんなにも大きくなっているユリのつぼみに出会いましたよ。

もう今にも花が開かんとせんばかりで、しばらく眺めてみましたがさすがに目の前では開いてくれませんでした笑

しずくギャラリー 結婚指輪の相談会風景 サンプルリングとサイズゲージ

朝早い時間に海に入ってから、今日はしずくギャラリーへと向かい、

マリッジリングのご相談会をさせていただいておりました。

連休中ということもあって、何組かの方が指輪の打ち合わせをするために海を渡って来てくれて本当に有り難い限りです。

 

image

緑の中で指輪のお話をするのもいいですね。

素材のことやデザインのこと、サイズのことなどなど、

穏やかな気持ちでじっくりと考えて頂けると思います。

 

しずくギャラリーは毎週土曜日のオープンですので、その日にお越し頂いても大丈夫ですし、

前もってご予約を頂いていましたら、今日のように平日にゆっくりとお話させて頂くことも出来ますので、マリッジリングをお探しの皆様はどうぞお気軽に声をかけてくださいね。

お二人にピッタリの指輪を一緒に作りませんか?

お問い合わせ hpアットマークkei-jewellery.com

 

結婚指輪の制作風景 シルバーとゴールドの指輪 火をかけるところ

さて、アトリエの方ではまた新たな作業が進められておりますよ。

新たな試み、という方が良いだろうか。

こちらもマリッジリングのための制作で、前々から長く温めていたデザインを今初めてこのようにカタチとし始めているところなんです。

どんな風に仕上がるのだろう。ドキドキ。

モノ作りは試行錯誤の連続ですので、うまくいってもラッキー、うまくいかなくてもラッキー、みたいなところが面白いところだと思います。

オーダーいただいている方も僕と同じくモノ作りをされている方で、そのおかげではっきりとしたイメージが頭の中にあるので、このままぐいぐいと制作が進んでゆきそうです。

しずくのしずく 2016新作ジュエリーのご案内です

屋久島のハイビスカス

今日の屋久島は昼前から激しい雨降りとなりました。

外に出ることもハードな状況で、

僕はそんな中、玄関の軒先になんとか出て新しく出来上がったジュエリーの写真を撮ってたら、バチバチと地面を打ち続ける雨音が祝福の拍手のように聞こえてきました。

今日は新しく出来上がったジュエリーのご紹介をさせて頂きますね。

しずく型のネックレス 屋久島の緑バック プラチナ、ゴールド、ダイヤモンド

しずくのしずくネックレス
k18 yellow gold×diamond ,  pt900×diamond

薄い板でかたどられたゴールドとプラチナのしずく。

その中に少し大きめのダイヤモンドのしずくが一粒ずつ。

細いチェーンはしずくを貫通するカタチとし、きわめてシンンプルに出来上がりました。

 

ダイヤモンドの大きさはプラチナの方が約2.2mm、ゴールドの方が2.5mmなので、

ペンダントトップ自体の大きさは5mmとか7mmほどととても小さなサイズとなっていて、

しかもたっぷりと地金を使って作り込んであるので、これがとても気持ちのよい重厚感と仕上がっているのです。

 

一つのジュエリーを長く使い続けることが出来れば素敵だなあ。

そのような思いを巡らせながら作ったジュエリーは

どこまでもシンプルで、そして印象的なものとなりました。

 

このネックレスはエンゲージリング的な使い方にもピッタリだと思うので、セットするダイヤにもこだわって、透明感、純粋度合い、カットの美しさのグレードが高いものを選びました。

いつもの時間にも、

お出かけの時間にも、

皆様の心を満たしてくれて、そして美しさを引き立ててくれる。

そのようなジュエリーだと思います。

しずく型のピアス 屋久島の緑バック プラチナ、ゴールド、ダイヤモンド

しずくのしずくピアス
k18 yellow gold×diamond ,  pt900×diamond

お揃いでピアスも作りました。

こちらはネックレスよりも一回り小さなサイズで、耳たぶにちょうど収まるサイズ感でしょうか。

ちいさな直づけタイプとなっております。

 

やはりピアスの方にセットされたダイヤモンドも大きく、それは美しいもので、こうやって並べて眺めているだけでうっとりとしてしまう。

 

ジュエリーでも洋服でも、“服がかわいいね”と言ってもらえるものと、“服を着たあなたが素敵ですね”と言ってもらえるものがあるように思いますが、

このピアスはその両方を兼ね備えているような気がします。

この小ささが目を惹くのですよね。

 

しずくのしずくネックレスとしずくのしずくピアスは、

しずくギャラリーにて展示される予定となっていますので、

皆様に実物をご覧頂いて、手に取って頂けると嬉しいです。

遠方の皆様には近々こちらのブログとホームペジにて価格やオーダメイドの詳細をお伝えいたしますので、そちらもどうぞお楽しみにしていてくださいね。

 

ぽつりぽつり。

屋久島の時間から生まれたジュエリーです。

この感動が広がってゆきますように。

 

屋久島の山々

あれだけ降り続いた雨が、日暮れ前にピタリと止みました。

明日はまた晴れそうだなあ。

この雨が良い波も運んで来てくれてそうなので、僕は朝一番で海に行こうと思ってます。

皆様も素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいね。

今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。

しずくのエンゲージリング 思い出に残るジュエリー作りをしたい!

屋久島の山々

ゴールデンウィーク前半の屋久島は五月晴れの日が続いていて、

最高の行楽日和となっています。

おそらく今はたくさんの方々が島にやって来ているのだろうけど、

みなさん森に入っているからでしょうか、里はいつものように静まり返っているのが屋久島らしくて面白い。

 

こんにちは。皆様はこの連休をいかがお過ごしですか?

僕の方はいつものようにアトリエで制作の時間を過ごしていて、

ぐいぐいと制作の方も進んでおります。

作業台の上 プラチナリング制作風景

細い線と丸い粒粒を組み合わせて出来ている、いくつかのパーツ。

新しいジュエリー作りが始まっておりますよ。

 

こちらはエンゲージリングとなるもので、とってもとっても繊細なサイズのものなんです。

石枠にセットする予定のダイヤモンドは約3.0mmほどでしょうか。

こうなるとその作業もとてもデリケートなものとなってまいります。

作業風景 婚約指輪の材料 プラチナの線

少し時間を巻き戻すと、

全てはこの細いプラチナの線一本から始まっていて、

その細い線を紙に書いた設計図に沿って、切ったり、曲げたり、火を当ててくっつけたり、丸めたり、

そのような作業を少しずつ進めながらイメージの中にあったカタチを実際のものへと変えてゆきます。

 

屋久島らしい、ということをイメージするとき、

森や花、シダの葉っぱなどと同時に必ず僕は“水”のことを思い浮かべます。

ぽつりぽつり、ざあざあ、ざわざわ、どどどど、、、、

この島で暮らしていると、どこにいてもどこかから水の音が聞こえてくる。

雨が降って川に流れ海へとやって来て雲になる。

常にその姿を変え続ける水が一瞬そのカタチを留めるときが“しずく”の場面で、

小さな粒の輝きを眺めていると僕はいつもそこに大きなチカラというか、今を感じて感動してしまいます。

今、この瞬間が宝物なのですね。

これから新しい時間を過ごされるお二人にピッタリのテーマだと思いました。

作業途中の風景 プラチナのエンゲージリング 

ぐっとカタチになってまいりましたよ。

しずくの指輪はたくさんのバリエーションがあって、ダイヤモンドの大きさやセットの方法、素材やシズクのバランスまでお選びいただいて作ることが出来るので、

出来上がる全てがオリジナルのリングとなるのが魅力ですね。

石の大きさはどうしよう、素材はやっぱりプラチナかな。

一緒に考えてゆく時間もまた思い出に残るようなジュエリーだと思います。