プラチナで作る波リング。
レディースの粒粒セットを終え、2本のアウトラインが出来上がった。
メンズのリングは幅を広いデザインをお好みだったので、しっかりと幅を持たせつつ、軽やかなつけ心地となるように全体的にボリュームを落とし、
一方、レディースは細く繊細な印象に仕上げたく、しっかりと強度を保ちながらスッキリとしたアウトラインとなるような工夫を。
2本ともに緩やかなカーブをつけて波のようなアウトラインとしました。
それにしても、ここ最近は毎朝のように海へと出かけ、
波に乗ってから一日の制作を始める、といった生活のリズムが続いていて、
そんな時に波リングを作るという偶然のような必然の中、作業を続けてまいりました。
自然のリズムというのは本当に不思議なものだけれど同時に普遍的な存在でもあり、
それに自分の時間が共鳴していることを確認すると、なぜかとても安心した気持ちになります。
うん、これでいいのだ。きっとよくなる、と。
台風のウネリがピークを過ぎるとともに、
いよいよこの指輪の制作も終わりを迎えようとしています。
最後の工程は、しずくの粒にダイヤをセットする作業ですよ!
あと少し、楽しんでゆきましょう。
今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。
今週もKEI NAKAMURA JEWELLERYをよろしくお願いいたします。