こんにちは！
今年もあと一ヶ月となりましたね。
皆さまはどのような一年でしたか？
オレはどうだったかなあ、そうやって振り返ってみるのは結構楽しくて好きです。
自分を点検してアップデートしていたいものです。
１２月の初日はスゴく嬉しい出来事が。
ここのところ取りかかっていたマリッジリングがついに完成したんです。
夏から始まった打ち合わせなので、喜びでいっぱい。
今日は“月の指輪 星の指輪”のお話です。
“月の指輪 星の指輪” pt900,18k yellow gold,diamond
素材はプラチナとイエローゴールド。
そこにダイヤモンドをセットして、永遠の組み合わせですね。
リング表面はプラチナで覆われてありますので、つけるとシンプルなプラチナリングです。
でも実は、側面から見るとそこに月の模様が入ってるのが素敵。
二人だけが知っている細工と言いましょうか。対象を自分にフューチャーしたデザインでもあります。
彼と彼女のサイズに差があって、包み込むようでした。
確かにそんなお二人だったなあ。
お二人にお会いしたのは８月の頃。しずくギャラリーに大阪より打ち合わせに来て頂いたんです。
ちょうど裕子さんの個展も開催していて暑い暑い日だったのを覚えてます。
「あまり見かけないような、二人だけの指輪にしたいんです。プラチナを使って幅の広いスタイルで。」
最初から好みがはっきりとしていた彼女。彼女の好きなスタイルに合わせてくれる彼。そして僕とでデザインを探す旅が始まりました。
「どんな出会いだったんですか？」とわたし
「ほんと、何気ないきっかけで。全然違ってると思ったけれど、でも、それがスゴく落ち着いて。」
お二人の話を聞いていてあたたかい気持ちになりました。いまここに素敵な物語があるんだ。
違うけれども補い合うような、そんな指輪ってどんなんだろう。
いつも近くに寄り添っている何かのような。
たとえば、月と星のように。
そうか！そういえば彼女も月の指輪を気に入ってくれていたな！！
そのようなヒラメキを得て今回の指輪を作る事となりました。
彼女には月の指輪を。そして彼にはシンプルな指輪に星をイメージしてダイヤモンドをセット。
「それなら私のほうにも星を♪」と彼女
仲良き事は素晴らしいですね！
月と星、お二人のことを想うと、永く果てしない気持ちになりました。
アトリエの近くで咲き始めたツワブキの花をお二人に。
おめでとうございます！
森に海に、屋久島を感じながら作った指輪です。
楽しい制作をありがとうございました！
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