丸いカタチは波紋のしるしで、
一滴の雫はダイヤモンド。
そこから指輪全体に波紋が広がってゆくようなイメージで制作を進めています。
新しいエンゲージリングも水にまつわるジュエリーとなりますね。
プラチナの線を丸くしたパーツも、こんなにもたくさん出来上がってきた。
大きさも大小ふた通りあるんです。
これから一つ一つ繋いでゆくことになるのだが、
これがなかなか気の長い話なのだ。
人間の手できちんと丁寧に並べてゆく。
でもどうしてもそこにほんの少しだけ、微妙なズレが出てしまう。
そのズレがとても気持ちが良いのはなぜだろう。
心に響くというか、クセになるというか、
わたしはそこに個性を感じます。
今日の屋久島は雨でした。
毎日つけたくなる婚約指輪を作ろう。
そして自分もそれを贈りたい。
そのような思いつきで始まった今回のジュエリーづくりはこれで3本目となりました。
ちょっとしたズレを修正しながら、まっすぐと並べてゆくように。
それって、今までの時間のようじゃないか!
何回言っても言い足りないことば、
ありがとうの気持ちを伝えたくて、
このエンゲージリングを作ってます。
明日もまたコツコツとやりますよ!
どこまで繋がるんだろう。
皆さまどうぞお楽しみに。
こちらは作業の合間に描いていた指輪のデザイン。
石のバランスが大きくって、なんだかお菓子のような指輪に見えますが、
全くこのまま出来上がるジュエリーがあったら面白そう 笑。
お菓子の国とか、童話の中の世界とか、そんなイメージが大好きです。