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波紋の指輪あと少しで完成です_屋久島春の一日目!_オーダーメイドジュエリーの手順について

プラチナリング 制作風景 屋久島でつくる婚約指輪

プラチナで作った大きな丸と小さな丸をつなぎ合わせたリングは

波紋をイメージした水にまつわる作品で、

その中央に雨のしずく、ダイヤモンドをセットすることになっているんです。

 

今日は形成が終わったばかりのリングを紙やすりを使って丁寧に磨き上げてゆきました。

ざらりとした有機的な表情が好きなので、

磨きすぎず、荒すぎず丁寧に、というのがポイントで、

手の感覚を頼りに作業を進めます。

 

ちょっとしたフィーリングやイマジネーションでジュエリーの表情が違って仕上がるのが面白いところ。

イマジネーションと手が繋がっているなあと感じる瞬間でもあります。

 

 

 

 

プラチナリング 制作風景 屋久島でつくる婚約指輪 手に持って

綺麗に磨き上がりましたよ!

手のひらに載せると、軽やかでとても繊細に感じた。

 

さあ、これからダイヤモンドのセッティングを、というところですが、

他の制作の段取りがあって、お楽しみはもう少し先となりました。

 

ともあれ、一つの指輪がひと段落してホッと一息を付いていたところに、

honuのかたやんからメッセージが入った。

「風強いけど、いい波来てるよ!」

おお!いいタイミングとばかり、いつものビーチへと車を走らせること10分ほど。

屋久島の海、なみ、空、雲

大きな波。

そしてなんとも水が温かい!

海の中で、今日が春の一日目であることを感じました。

かたやん、今日もありがとう。

 

海の中ではいつもだいたい仲間がいて、

さっきの波、良かったね!と声を掛け合ったり、

来る波を順番に乗り続けたり、

ビーチから歓声を届けたり、

分かち合っているうちに喜びが増えていることに気がつきます。

モノ作りのことや友達のこと、ビジネスのことも、

オレはだいたいここで学んでます。

 

屋久島しずくギャラリー外観 屋久島の山々を背景に

海からの帰り道にしずくギャラリーによって、

芝生の具合を確かめたり、ハイビスカスの開花具合をチェックしたりしてからアトリエに戻り、

最後はサンプルリングのお届け準備を。

結婚指輪のサイズゲージを手に持って その横にマリッジリングのサンプル

オーダーメイドでジュエリーをお作りする場合はこのように、

サンプルリングやサイズゲージをお送りして、サイズ感やデザインのお好みを試していただいております。

 

節が太くて、どんなサイズが良いのだろうか。

インスタグラムで見た指輪を実際に見て見たい。

などなど、

パッキングする内容は皆さまにいただいたメッセージに合わせて色々なんですよ。

 

今回はサイズゲージに、スクエアシェイプのリングを細さを変えて3本、One Drop ringのゴールドを1本、というラインナップでした。

 

お試しいただいて、感想を聞いて、またそれをイメージしてデザインを創り上げてゆく。

今回はどんな指輪が出来上がるんだろうか。

もうこの段階から楽しくなってます。

 

ハッピージュエリー、いいですね!

今日も屋久島にありがとう。

皆様の明日が素敵な時間に包まれますように。

いつもブログにお越しいただきましてありがとうございます!

 

屋久島で作る結婚指輪