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じっくりと作業を進める日_ゴールドの指輪作りも中盤へ!_鮮やかだった屋久島の春

屋久島の桜 見上げる

鮮やかな春。

この季節になると、こちら屋久島では植物たちの力がどんどん強力になってきて、

冬の間のんびりとしていたわれわれも心構えをあたらにし、背筋を伸ばして、

これから訪れる自然の勢いと向き合う覚悟を決めるのであります。

 

こちらに暮らすようになって意外だったのは、生活しているだけでホント体力をたくさん使うことなんですね。

80歳になっても木に登ってるおじさんがたくさんいて、オレもインスパイアされてます 笑

 

ジュエリーの制作風景 ゴールドのリング 屋久島でつくる婚約指輪

さて、アトリエです。

先日から始まった指輪作りが少しずつ、少しずつ進んでおります。

たくさん作っておいた丸いゴールドの輪っかをこのように一つずつ、火を当ててくっつけてゆきました。

大きな丸、小さな丸、また大きな丸と、均一に揃える作業が全て感覚的な手作業なので、そのぶん時間もたくさんかかります。

じっくりなのです。とても。

 

小さな練習を積み重ねて積み重ねて、毎日繰り返して、

ある日突然シュートが抜群に上手くなったやつがいたなあ。

じっくり指輪の形成作業を進めていたら、

なぜか中学校のバスケットボール部時代のことを思い出してしまった。

継続して得た何かは揺るぎないものなのであります。

 

時が経つにつれて、やらなくなったことがたくさんありますが、

おかげさまでジュエリー作りだけはずっと長い間続けることができてます。

おそらく歳をとって木に登れなくなっても、まだまだ作り続けてゆくでしょう 笑

 

ひと作品ずつ、ひと作業づつ、

進んでいこうとトライできることに感謝です。

 

たった一度の経験を、みんなと交差したり、並んで歩いたり、

時には共に進んだりできるのがとても貴重で、かけがえのなく思えた。

 

 

屋久島の海、空

海と空と船と、仲間。

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