昨日に引き続き、今日はレディースのリングが完成。
しずくギャラリーで見ていただいて、
彼女のお気に入りとなった
シャンパンゴールドという素材を使い、
表面を金槌でコンコンコンと叩いて
仕上げたマリッジリングです。
細く繊細な雰囲気でありながら、確かな存在感があって、
作業台の上に置いて、いろんな角度で
長い時間眺めていた。
角度を変えて きらり。
昨日出来上がったメンズのリングと同じく、
1.8mmというスリムなアウトラインです。
プラチナもかっこよかったけれど、
シャンパンゴールドも、引き込まれるほどに魅力的。
指につけていると、そのキラキラ感を
たびたび眺めてしまいそうです。
もう一度角度を変えて きらり。
実はこの指輪のデザイン、
以前わたしが作った指輪を
彼女の友人がつけてくれていて、
それを見て気に入ってくれた彼女が
同じテイストのものを!ということで
お二人の結婚指輪として
作らせていただくことになったのです。
お二人だけのオリジナルな出来上がりとなるように、
素材やボリューム感にアレンジを加えて仕上げました。
オーダーメイドで生まれたジュエリーが
リレーするように、
フレッシュな化学反応を繰り返しながら
次へ次へと繋がってゆく。
わたしはその真っ只中にいるような、
その時間を眺めているような、
不思議な感覚で、
とにかく素敵な瞬間に関わることができて嬉しい。
ジュエリーを介して、
お二人の幸せを分けていただきながら
この指輪も作ることができた。
そして、
お二人のハッピーがまた次に繋がるのだと思うと、
未来が明るく、希望の光に包まれているように感じられた。
インスタグラムより、今日のキラキラ
明日は2本揃ったところをご紹介いたしますね!
もう少し、楽しみは続きます。
*
そして、こちらは昨日の出来事。
島の友人であり、夜光貝マスターの田上くんが
ジュエリーの加工用に夜光貝を選んで持ってきてくれた。
手に持っているのは夜光貝のプレートで、
その奥に見えるのがプレートの元であった夜光貝の母体。
手にとって角度を変えるとオレンジやピンク、緑にブルー、、、
プレートの表面から、もうすでに多彩な色が浮かび上がっていた。
プレートになってからは糸鋸や鉄鋼ヤスリなどで
作業を進めることになるけれど、
大きくて分厚い夜光貝をここまでの状態にするのが
かなり大変なのですよね。
田上くん、いつもありがとう。
最後におまけの動画をもう一つ。
ジュエリーの素材が一つの大きな貝殻から
生まれてくることがよくわかります。
最初の静止画をスライドさせると動画が始まります。
22秒。2倍速でどうぞ。
海と空の境界線
時刻は18:30。
昼と夜との境界線でもありました。
今日も屋久島にありがとう。
明日は雨が降るようだけれど、
それはそれで
なんとなくワクワクしている自分に気がつきました。
もうすぐ5月も終わりますね。
皆さまもどうぞ素敵な1日を♪