Blog

大切にしたのは、お二人の物語。プラチナ×シャンパンゴールド、 屋久島でつくる結婚指輪

 

昨日の夜にシャンパンゴールドのリングが出来上がり、

日付が変わった翌朝のこと、

2本揃った指輪を屋久島の緑の中で見てみたい!と思い立ち

アトリエの庭に指輪を持ち出してみた。

 

紫陽花の隙間から差し込む光の下で2本の指輪を眺めていると、

お二人としずくギャラリーでお会いしたこと、

初めて彼が電話してきてくれたこと、

指輪を作っている間に屋久島は梅雨入りして紫陽花の花が咲き始めたこと、

この1ヶ月のあれこれが思い浮かんできた。

 

お二人がしずくギャラリーに来てくれたのは

今月初めのことでした。

挙式が6月に控えているということで

お二人とはギャラリーでお会いするまでに

お電話でデザインのお話を進めていたのです。

 

屋久島しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした♪ 旅の間に作る指輪

 

お互いを重ねると、ほら。

ピタリと合わさるとなんだか嬉しい。

 

彼の指輪が22号 

彼女の指輪が10号

お互いが違う何かを持っているからこそ、

補い合えるフィーリングがあるのだろうと感じた瞬間。

 

リング幅は同じ1.8mm。

素材にはシャンパンゴールドとプラチナ選び、

表面を金槌で叩いて有機的な質感を与えると、

出来上がった指輪が

2本で一つの作品のように見えました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

1.8mm platinum900, 18k champagne gold

 

指輪作りで大切にしたのは、お二人の物語。

屋久島のこと、これから始まる生活のこと、

お二人の暮らしに寄り添うように

デザインや素材をじっくりと選びました。

 

代々受け継がれる醤油蔵の若旦那である彼と

屋久島でお仕事をされていた彼女。

出会いってすごいと思う。

偶然の出来事が、

なぜかいつも必然のように感じてしまうのだから!

 

 

素材のこと、デザインのこと、 お二人の暮らしから自然に生まれる結婚指輪作り 

 

最後に、今満開の紫陽花をお二人に。

結婚式の日はそちらでも紫陽花満開になる頃かな?

ご結婚おめでとうございます!!

楽しい制作をありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドで結婚指輪 つながる指輪のストーリー 今日のキラキラ動画 屋久島夜光貝ジュエリーになるステップ!

オーダーメイドマリッジリング ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

昨日に引き続き、今日はレディースのリングが完成。

 

しずくギャラリーで見ていただいて、

彼女のお気に入りとなった

シャンパンゴールドという素材を使い、

表面を金槌でコンコンコンと叩いて

仕上げたマリッジリングです。

 

細く繊細な雰囲気でありながら、確かな存在感があって、

作業台の上に置いて、いろんな角度で

長い時間眺めていた。

 

 

角度2 オーダーメイドマリッジリング ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

角度を変えて きらり。

 

昨日出来上がったメンズのリングと同じく、

1.8mmというスリムなアウトラインです。

プラチナもかっこよかったけれど、

シャンパンゴールドも、引き込まれるほどに魅力的。

 

指につけていると、そのキラキラ感を

たびたび眺めてしまいそうです。

 

角度3 オーダーメイドマリッジリング ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

もう一度角度を変えて きらり。

 

実はこの指輪のデザイン、

以前わたしが作った指輪を

彼女の友人がつけてくれていて、

それを見て気に入ってくれた彼女が

同じテイストのものを!ということで

お二人の結婚指輪として

作らせていただくことになったのです。

お二人だけのオリジナルな出来上がりとなるように、

素材やボリューム感にアレンジを加えて仕上げました。

 

オーダーメイドで生まれたジュエリーが

リレーするように、

フレッシュな化学反応を繰り返しながら

次へ次へと繋がってゆく。

 

わたしはその真っ只中にいるような、

その時間を眺めているような、

不思議な感覚で、

とにかく素敵な瞬間に関わることができて嬉しい。

 

ジュエリーを介して、

お二人の幸せを分けていただきながら

この指輪も作ることができた。

 

そして、

お二人のハッピーがまた次に繋がるのだと思うと、

未来が明るく、希望の光に包まれているように感じられた。

 

 

 

インスタグラムより、今日のキラキラ

明日は2本揃ったところをご紹介いたしますね!

もう少し、楽しみは続きます。

 

1.8mm champagne gold

Kei Nakamuraさん(@keinakamurajewellery)がシェアした投稿 –

 

 

 

そして、こちらは昨日の出来事。

島の友人であり、夜光貝マスターの田上くんが

ジュエリーの加工用に夜光貝を選んで持ってきてくれた。

屋久島の夜光貝 手に持って オーダーメイドジュエリーの素材 屋久島海とジュエリー

手に持っているのは夜光貝のプレートで、

その奥に見えるのがプレートの元であった夜光貝の母体。

手にとって角度を変えるとオレンジやピンク、緑にブルー、、、

プレートの表面から、もうすでに多彩な色が浮かび上がっていた。

 

プレートになってからは糸鋸や鉄鋼ヤスリなどで

作業を進めることになるけれど、

大きくて分厚い夜光貝をここまでの状態にするのが

かなり大変なのですよね。

田上くん、いつもありがとう。

 

最後におまけの動画をもう一つ。

ジュエリーの素材が一つの大きな貝殻から

生まれてくることがよくわかります。

最初の静止画をスライドさせると動画が始まります。

22秒。2倍速でどうぞ。

 

me and seashell master making sure its beauty as material for jewelry

Kei Nakamuraさん(@keinakamurajewellery)がシェアした投稿 –

 

 

屋久島の海、空 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

海と空の境界線

時刻は18:30。

昼と夜との境界線でもありました。

今日も屋久島にありがとう。

明日は雨が降るようだけれど、

それはそれで

なんとなくワクワクしている自分に気がつきました。

もうすぐ5月も終わりますね。

皆さまもどうぞ素敵な1日を♪

素材のこと、デザインのこと、 お二人の暮らしから自然に生まれる結婚指輪作り 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエの指輪 プラチナリング 屋久島で行くる結婚指輪

5月の初めにしずくギャラリーに来てくれたお二人につくる結婚指輪。

今日はメンズリングの仕上げ作業を行う予定だったので

テンションが上がってしまい、

待ちきれなくて朝早い時間から作業机に向かっていた。

 

用意したのはプラチナの細いリング。

リング幅1.8mm、サイズ22号

プラチナは一番硬い配合のものを選びました。

 

というのも、

彼は古くから受け継がれる醤油蔵を営まれている若旦那で、

職人として製造に携わる日々の暮らしにフィットする強度を

指輪にもたせたかったから。

「毎日醤油の瓶が入ったケースを毎日ガンガン運んでます!」

伝えてくれた彼。

素材のこと、デザインのこと、

お二人の暮らしの中から自然に生まれてきたように感じています。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーの工房 手に金槌、指輪 プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

これから金槌を使って、リング表面にテクスチャーをつけてゆくところ。

硬いプラチナなので、

力一杯、ありったけの力を込めて金槌を打ち付けることにした。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーの工房に指輪 プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

何回叩いただろうか。

頭が真っ白になっていて、

どれだけ時間が経ったかもわからない。

気がつけばそこに有機的な質感が生まれていた。

 

幾重にも重なった偶然

偶然が生み出した必然

ふと、そんな言葉が浮かんできた今日の昼下がり。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島の緑バック 手に指輪 プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

外の光に当てると、キラキラ感半端なくて、ああ!

表情が豊かで

くるくるキラキラと、ついつい遊んでしまうこのリング。

彼がつけても、くるくるキラキラしてしまうにちがいない。

 

ちょうどこの作業を動画に収めていたので、

短くまとめてインスタグラムにポストして、

次のレディースリングの作業準備を進めることにいたしました。

 

いよいよ明日は2本のリングが揃うこととなりますよ!

プラチナとゴールドでどんな雰囲気の違いができるかも楽しみ。

 

 

 

making a hammered texture on 1.8mm platinum ring

Kei Nakamuraさん(@keinakamurajewellery)がシェアした投稿 –

 

 

屋久島の紫陽花、雨のしずく 屋久島花とジュエリー ハンドメイドジュエリーのモチーフ

今日の紫陽花レポート。

こちら屋久島は雨降りでした。

晩御飯に食べたもの。

豆ご飯
シャケの切り身
キャベツとアゲの味噌汁

梅雨の雨もそうだし、

豆ご飯を食べると、

ああ一年が経ったのだなあと感じるものですね。

 

めぐる季節にありがとう

屋久島にありがとう

明日もまた、ジュエリーです!

 

 

昨日の制作風景

奇跡のかけらを身につけること。 ゴールドとプラチナを使って、 結婚指輪を作っています。

 

奇跡のかけらを身につけること。 ゴールドとプラチナを使って、 結婚指輪を作っています。

屋久島の山々、青空 屋久島山とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

屋久島、晴れました!

昨日のあの豪雨が夢の中の出来事のようです。。

 

屋久島の紫陽花 木漏れ日 屋久島花とジュエリー ハンドメイドジュエリーのモチーフ

雨が上がると、また花がポコポコと増えていた。

いま、この時期は

里では紫陽花で、

森の中ではシャクナゲが開花を迎えているようだ。

ブルーに白に紫にピンクに。。。

カラフルな季節であります。

 

オーダーメイド結婚指輪の制作風景 ジュエリーのアトリエに指輪 ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

アトリエでは金色と銀白色のリングが並びました。

こう見ると、金属も色があって、光沢があって、

とても艶やかな存在でありますね!

 

花と同じく、金属もまた

この大地から生まれたものだと思うと、

当たり前のことのはずが、美しすぎて、

奇跡のように感じてしまう。

 

奇跡のかけらを身につけること。

 

いま、ゴールドとプラチナを使って、

結婚指輪を作っています。

旅の間に決めたお揃いのデザイン!プラチナとシャンパンゴールドで、新しい結婚指輪作りが始まりました

 

オーダーメイド結婚指輪の制作風景 ジュエリーのアトリエに指輪 手に乗せて ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

top: 18k champagne gold
bottom: pt900

 

シャンパンゴールドとプラチナの線をくるりと巻いて

リング状にすると、

繊細なアウトラインが現れた。

 

2本ともに1.8mmという細いスタイルでありながら、

手に取ると確かさを感じることができたのは

ゴールドとプラチナに、

しっかりとした金属の重みが備わっているからだろう。

 

レディースのリングはメンズのリングの内側にすっぽりと収まるほどの大きさの違いがある。

 

表面はつるりとしていて、

作業机のライトの光を柔らかく反射していた。

 

 

そして、いよいよここから

さらなる造形の作業を加えることになり、

指輪を前にしてドキドキ。

 

シンプルでプレーンなデザインも素敵だけれど

そこのオリジナルな表情を感じられると

それは素晴らしいことだろう。

 

偶然が重なり合って、今が生まれるような。

手作業でのジュエリー作りには

そのようなアプローチがあって、

昔から変わらないスタイルにずっと夢中になってます。

 

そういえば

この指輪をつけてくれる彼も

古くから代々技術を受け継ぐ職人さんなので

この微妙な感覚を分かち合えるような。。

不均一性が味わいをもたらすのですよね。

 

 

はやる気持ちはありますが、今日の作業はここまで。

明日もまた、ジュエリーです!

夕暮れ時 屋久島の空 オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

夕方18;30の空。

今日も一日お疲れ様でした。

 

そして

朝、このブログを見てくれている皆さま。

今日が素敵な時間に包まれますように!

雨のリズム、しずくの指輪! 今日も屋久島にありがとう。

土曜日のしずくギャラリーは

それは激しい雨が振り続け

まるで水の中にいるようでした

 

この雨は一年ぶりだなと感じていたら、

九州南部は今日から梅雨入りしたとのことで

妙に納得!

 

雨の中ギャラリーに来ていただいた皆さま、

ありがとうございました!

 

今日のキラキラ

 

雨の止み間に庭に出てみると

世界がしずくに覆われることを

この島の暮らしの中で覚えた。

しずくの世界が特別なのか、

あるいはそっちが日常なのか。

その境目を取り払ってみると

どこまでもイメージが広がってゆくことに気がついた。

どうせなら胸の中にある世界をカタチにしてしまおう。

毎日、そのようなつもりでジュエリーを作ってきた。

 

 

One Drop Ring
しずくの指輪

今日のギャラリーで綺麗に見えた、しずくの指輪。

デザインはリズムだなと思う。

雨のしずくのをイメージして、細いリングに小さな粒をちりばめる。

デザインの中には、机に向かいながら耳を傾けていた、

ポツリポツリ雨の音が混じっている。

 

夕方になり雨が緩やかになってきた。

このタイミングで

ギャラリー横の川沿いを上流に歩いて

お気に入りの紫陽花をチェックしておこう。

紫陽花のネックレスも、雨のしずくネックレスも、

そろそろ作るタイミングに違いない。

花と雨とジュエリーと

今日も屋久島にありがとう!

 

 

旅の間に決めたお揃いのデザイン!プラチナとシャンパンゴールドで、新しい結婚指輪作りが始まりました

屋久島の紫陽花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

いつもの散歩道で見かける紫陽花も

ずいぶんと色濃くなってきた。

 

道なりに咲く紫陽花を伝っていると、

ついつい遠くまで歩いてしまうのも毎年のこと。

そろそろドスンと雨がやってきそうなのも、

この散歩道の紫陽花のポコポコ具合からよくわかる。

 

天気予報では晴れとなっているけれど、

実際にはもう雨に包まれているくらいの湿度感でもありました。

 

オーダーメイドマリッジリングの素材 プラチナ、ゴールド 屋久島の紫陽花バック 屋久島花とジュエリー 屋久島でつくる結婚指輪

そして、

紫陽花の色づきとともに、

新しい制作が始まりました!

 

五月の初めにしずくギャラリーに来てくれたお二人のために

お作りする結婚指輪。

お二人のために揃えた材料を手に、外の光にかざしてみると

初夏の緑に共鳴して、島の時間に溶け込むようで、

うっとりとした気待ちになって、その様子を眺めた。

オーダーメイドマリッジリングの素材 ジュエリーのアトリエ ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

とても印象的だったのは、

彼女の指輪とお揃いとなるようにしたいです!

と言って、

彼が彼女と同じ太さのデザインを選んだこと。

 

用意したのは約1.8mmのプラチナとシャンパンゴールドの

細い線であります。

 

うむ、最近は彼が彼女に合わせる、というパターンが

多くなってきた。

 

以前屋久島に住んでいた彼女。

彼女にとって大切な場所を

彼と一緒に、そのフィーリングを分かち合うために島を訪れた。

そして、しずくギャラリーに来てくれた。

 

静かに、島を味わうように旅をしているようだったお二人に

祝福がいっぱい詰まっているような

キラキラとした指輪を作りたい。

 

屋久島しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした♪ 旅の間に作る指輪

猫 屋久島日々の暮らし オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

週末がやってきましたね!

こちら屋久島は明日にかけて少し雨が降りそうですが、

そちらのお天気はいかがですか?

 

明日は土曜日なので、

わたしは一日しずくギャラリーに在廊しております!

 

ギャラリーでは、時間があれば、

川沿いのダチュラの木を切ること。

ツユクサの写真を撮ること。

川の上流の紫陽花を見に行くこと。

この辺りを明日の目標としています。

 

みなさまもどうぞ素敵な週末をお過ごしください。

今日もここに来ていただきましてありがとうございました。

 

屋久島 紫陽花レポート NO,1 ジュエリーのメンテナンスと今日のお菓子箱 リメイクジュエリー、オパールの魅惑

屋久島の海、空 夏の予感 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

いい波来てるよ!

海仲間のキンちゃんからsmsにメッセージが入った。

 

来たね!

と短いメッセージを返し、

急いでいつものビーチまでやってくると、

水はあたたかいし、子供達は裸で泳いでいるしで、

知らない間に、そこはもう夏になっていた。

 

たった数日間のうちにこんなにも変わるものか、

と感心していると、

 

紫陽花の群生 ブルー 屋久島花とジュエリー ハンドメイドジュエリーのモチーフ

つい先日歩いた道が突然カラフルになっていて驚いた!

 

自然のすごいところは

少しずつだけれど休まず進み続けること。

 

いつも変わらなくいるためには

変わり続けること、

と言っていたのは誰だったかな。。

なにやら示唆に満ちたアイデアに辿り着いた今日の始まりでありました。

 

箱の中にお菓子 結婚指輪のケース ジュエリーのメンテナンス 屋久島でつくる結婚指輪

アトリエに戻ってくると

海の向こうから届いていた小包。

その箱を開けてみると、お菓子の袋がたくさん入っているではありませんか!

素敵!!

 

海士町の恵みたっぷり、玄米グラノーラ

島のねーさん工房、干し芋

牛乳かけても美味しい、ポン菓子

全て海士町で作られたお菓子でありました。

 

お菓子をチェックしていると、その奥にジュエリーケースらしきものがあり、

ジュエリーのケース手に持って 中に結婚指輪 ゴールド、シルバー 奥に見えるお菓子 屋久島でつくる結婚指輪

その中に入っていた指輪。

 

お使いいただいている指輪をメンテナンスさせていただくために

少しの間お預かりいたします。

 

海を越えてオーダーいただいたジュエリーは

時々、屋久島にお送りいただいて

リフレッシュしてお手元に届ける

という里帰りのようなリズムが

気づけば自然と出来上がっている。

 

イメージ通りの仕上がりで、お二人の元に

指輪をお届けいたしますね!

しばらくの間、屋久島の空気の中でメンテナンスさせていただきます◎

 

ジュエリーの作業台 オパール ゴールドリング 受け継ぐ指輪 リフォームジュエリー

今日はそのほかに、

それは美しいオパールに長い時間 魅入っていたり、

オーダーメイドジュエリーのデザイン風景 ゴールド、夜光貝のブローチ ダイヤモンド 屋久島でオーダーメイドジュエリー
思いついたデザインを描き溜めたり。

これから始まるジュエリー作りに向けて準備を重ねていた。

結婚指輪はもちろん、

ネックレスやブローチのアイデアもあって、

これから始まる雨の季節の影響だからか

しずくや泡みたいに、水にまつわるイメージがたくさん湧き上がってきています。

 

そうか、夏の前に梅雨がやってくるのだ!

忘れていたことを思い出して

なぜかとてもワクワクした気持ちに包まれた。

 

 

 宝探しのように素材を選ぶこと、ジュエリーを選ぶこと プルメリアのネックレス[シルバー素材編]

プルメリアのネックレス

 

先日ゴールドのプルメリアが出来上がって、

ゴールド、

シルバー、

変色防止のコーティングを施したシルバー

種類が揃った3本のネックレス

なかなかこれだけが一堂に揃うことはなかったので、

作業場に並べてその違いを比べていた。

 

左から右へ

シルバー×イエローサファイア

コーティング加工シルバー×イエローサファイア

イエローゴールド×ダイヤモンド

とう組み合わせです。

 

シルバーとコーティングしたシルバー

2種類あるのですか?

そうなんです。

先日はゴールドとシルバーの違いについてお話ししたので、

今日はシルバーについて、

その処理の比較をお伝えいたしますね。

シルバー素材編です!

 

さて

左が無垢のシルバーで作ったプルメリア

対して、右側のプルメリアは、その無垢のシルバーに

ロジウムコーティングを施してあります。

 

ロジウムでコーティングするわけは、

ずばり、変色を防止するため。

 

わたしの場合

無垢のシルバーなら、1〜2ヶ月ほどで磨き直しをするところ、

ロジウム加工を施すと、半年間はそのままにしています。

 

ただ、ロジウム加工をしても、

期間は長くなりますがやはり定期的なメンテナンスは必要ですね!

メンテナンスが大幅に楽になる、という感覚でしょうか。

 

なので、わたしの場合、

どうしても変色しがちな無垢のシルバーの性質を補うために、

作品や皆さまのニーズに合わせ、

その時々でコーティングを施すようにしているのです。

 

じゃあ、

無垢のシルバーとロジウムコーティング

変色以外では何が違うのでしょう。

 

それはやはり、金属自体の色合いだろう。

二つのネックレスを並べると、

無垢のシルバーは軽やかな白色であるのに対して、

ロジウムコーティングのものは薄いグレー系の色調であることがよく分かります。

 

そして

コーティングは0.1~0.3μm(ミクロン)という

極薄の処理となるので

マット感や光沢感、

金属自体の質感は変わらないのがすごい。

調べてみると、1μmは0.001mmと書かれてありました。

技術の進歩に感謝であります。

 

少しまとめると、

コーティング有りと無しの場合で違ってくるのは

その色→無垢は明るい白色、コーティングは落ち着いたグレー系 

変色に対する強さ→無垢は変色大、コーティングは変色小

質感はほとんど変わらない。

このようになりますね。

 

ちょっと長くなって来たので、

ここでちょっと休憩しましょう

そろそろしずくギャラリーでも咲き始めそうなプルメリアの花 

 

屋久島に来た当初は島にこの花が咲いているのが意外で

プルメリアデビューが遅かったからか

南国感溢れるプルメリアを今では特に贔屓にしています。

 

甘い香り

ハッピーな色合い

この南国風味をジュエリーで分かち合いたかったのが

プルメリアのネックレスを作ったきっかけでした。

 

最後に、

外の光でみたらどうだろう。

 

正直、どちらも素敵なのですよね。。

 

金属や石は見る場所によてその表情を変化させるのが

面白い。

 

ちょうど昨日、

金のプルメリアが届きました!とメッセージをいただいて、

そこに印象的な言葉があったのでここに紹介させていただきます。

“ネックレスを窓辺において観ています。
晴れの日、曇りの日、雨
朝、昼、夕
色んな表情?見せてくれ
心穏やかになります。

……jewelry……奥深いですね。”

 

ジュエリーを感じる、ということでしょうか。

確かに深い!

 

そして、わたしが返信したメッセージ。

“ダイヤモンドもゴールドも、

光の加減で表情を変えるので、
引き込まれますね!!

僕も作業をしながら魅入っています笑
実は、石が大好きで、毎日触れるようにこのお仕事をはじめたのです。”

 

金属も、石も、お花も

全て自然の中にあるものなので、

それぞれに個性があって素敵です。

 

どれが優れているか、というよりかは

むしろどれが自分にフィットしているか、

という基準がジュエリー選びでは大切なことなのだろう。

最近はそのように感じています。

 

皆さまの暮らしにフィットする素材を選ぶと

それは素敵なジュエリーとなるでしょう。

 

自分にぴったりの素材選び、ジュエリー選び

探す道のりもまた、楽しいのですよね。

まるで宝探しのようで!

 

関連記事

プルメリアのネックレス、ゴールドとシルバー素材編

金のプルメリア、銀のプルメリア お花のネックレス[素材比較編] 世代をつなぐリメイクジュエリー

 

 

 

 

結婚指輪では実際にその違いをお試しいただけるように

サンプルも準備しています。

素材選びのお手伝いさせていただきますので、

お気軽に相談ください!

 

お問い合わせ

hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

シダの葉っぱを摘んで指に巻くように ゴールド×シルバー 屋久島でつくるシダの指輪

ここ二日ほど、ずっと風が強くて、

アトリエの周りのシダも激しく揺られて

でも、まるでそれを楽しんでいるように、

しっかりと大地に根付いている様がカッコよかった!

 

屋久島に初めて訪れた時、一番印象的に感じたシダの葉っぱ

その感覚は今でもずっと変わらない

 

シダの葉っぱを摘んで指に巻くように

それがずっと続けばいいな、

と思いながらシダの指輪を作ってます。

シダの指輪 sv925, 18k yellow gold