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屋久島で出会った夜光貝でつくる、月としずくと丸のジュエリー 。海辺でルリハコベが咲き始めた!

いつものビーチで春のきらめきに出会った。

海辺では春の小花、ルリハコベが咲き始めていた。

 

すぐ近くの原っぱまで歩いてみたのは、ピンと閃いたからなのです。

小さくて可憐なのに、濃いブルーが、端正な輪郭が、キュッと強く主張しているのが魅力的で、海風そよぐ中、ついつい原っぱにゴロンしてしまった。

 

ちょっといいことあった昼下がり。

ふわり、3月もよろしくお願いします。

 

さて、春の開花に胸を高揚させてアトリエに戻り、ジュエリー作りを始めることに。

いま、しずくギャラリーの展示のために、夜光貝のジュエリーの制作を進めております。

いよいよ3月の14日からオープンとなりました。

しずくに月に丸。

鉄鋼ヤスリを使って大方のアウトラインを整え終わった。

 

すっきり綺麗にフレームに収まって入るけれど、

いやいや作業中は粉だらけになって大変だったー。

 

すっと削ることができるけど、硬くて強い。水にも強い。

磨けば輝くこともあって、金属との親和性がとても高い夜光貝。

屋久島で出会った大好きな素材をジュエリーにして、みんなと分かち合うことができればいいなと思ったのは、とても自然なことだった。

 

果たして、ここから磨きをかけると、美しい色合いが現れるだろうか?

いつもながらに最後の磨き上げ作業への期待でドキドキしながら、

いよいよラストタッチです。

夕暮れ時、友人が畑で収穫してアトリエに持ってきてくれたバナナを最後に。

今日もありがとう。

明日も正直に。爽やかな一日を。

 

 

制作編

屋久島の桜とフラワーリング 。色とりどり、夜光貝のジュエリー作りにうっとり。

 

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屋久島の桜とフラワーリング 。色とりどり、夜光貝のジュエリー作りにうっとり。

flower ring  silver,18k yellow gold, diamond

 

心を奪われた桜の思い出シリーズ。

今回は指輪と桜。

 

この日、裕子さんがつけていたリングはお花が指を包むスタイルで、

ぐるりと一周ダイヤモンドをセットしたエタニティーリング でした。

 

幅広タイプのデザインではありますが、

ゴールドのリングにシルバーのお花、ダイヤモンドの組み合わせがとても軽やかで、

 

ふわり、どこかにお出かけしたくなるような。

春先にぴったりのフィーリングを見つけました。

 

さて、アトリエです。

 

屋久島サウスは二日連続の雨降り。

もわっと湿度を感じるようになってきた。

 

そういえば、三月が始まったのですね!

いよいよ始まる雨の季節にキュッと気を引き締めて、同時に楽しみな気持ちでもあって、ドキドキ。

月としずく、丸い形、昨日の作業で切り取った夜光貝を手にとって、

さらに造形作業を進めています。

手にした道具は鉄鋼ヤスリを1本。

 

柔らかなカーブをつけて、光が回るように、繊細に、頑丈に、コロリと、すっきりと。

抱いてるイメージを現すように手を動かし続けました。

まずは、丸。

削り進めると、鮮やかな色彩が現れましたよ!

 

角度を変えると色が現れては消えて、濃くなったり薄くなったり。

自然界の万華鏡のようだった色とりどりにしばし魅せられる。

 

このままでも綺麗だなあと思うのですが、

まだまだこれから!

 

夜光貝のジュエリーはつけても素敵だし、自分で眺めても楽しいし、

そして、作るわたしもまた、うっとりなのでありました。

 

制作編

月、丸、しずく。屋久島の夜光貝をかたどってジュエリーを作ろう!

 

おまけ

冬の間、大根にずっとハマってて、

うまい、うまい、そして、もう少し!もう少し!と創作を重ねた煮物料理がついに納得の仕上がりに!

お鍋いっぱいだった大根を二人でさらりと完食するほど美味しすぎた。

 

土を感じて、滋味溢れる、シンプルさ。

 

ひとまずの完成となりましたので、最後にレシピを置いておきます。

鉄の鍋でつくる、大根と鶏肉の無水煮込みです。

 

・大根は乱切りに。鶏肉は一口大に。椎茸は手で裂くように細かくいたしました。

・まずはごま油で鶏肉を、少し火が通ってきたら大根を投入、塩を少しして、ざっと炒めます。ごま油はたっぷりがポイント。

・炒めた大根と鶏肉を鉄の重たい鍋(Staub)に入れて蓋をして、一番弱火にかけて待つこと20分ほどでしょうか。蓋を開けると大根の水分がたっぷり出て火が5割ほど通っているとO.K.

・ここで一旦火を止めて、昆布を投入。蓋をして15分ほどウェイティング。昆布を取り出して、ペーパーフィルターに鰹節を入れて投入。ここで再び火をかけて、沸騰寸前に鰹節を取り出します。

・そして醤油をひと回し。一番弱火で10分ほどじっくりと煮込んで最後にざっと天地を変えて蓋をして少し待ちましょう。

 

ゆっくり時間のかかるお料理でしたね。

粗熱がとれたら、たっぷりよそって召し上がれ。